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大丈夫…
ネリー、ネリーよ。ネリー・ウィティア。
知ってるかもしれないけど…ミスター・ダンソックの所にいつもいます。
[少し血行はよくなかったが、気丈を振る舞い、立ち上がる。]
──雑貨屋──
[最初に店内に足を踏み入れたのはシャーロットだった。
…人気が無い。勝手知ったる従兄妹の家をリック達の姿を求めて歩き回る。ニーナの部屋はノックをしても応答は無い。]
──…リック、ウェンディ。
何処かへ遊びにでかけてしまったの?
それともまさか──、
[シャーロットが青ざめ、口唇に片手を当てたその時──。
倉庫の方から、ガキッ!と鋭い大きな音が響いて来た。]
リック、そこに居るの?
[シャーロットは倉庫へ向かう。]
ネリーさんね。
酒場でボブさんと一緒に居る所を見た事があります。
[同意を表すように頷いて]
それじゃあ、行きましょう。
一先ずブランダーさんのお店へ。
[ネリーのペースに合わせ、ゆっくりと地上へと向かった。]
──地下倉庫→雑貨屋──
[生身の女性の肌が最初に視界に入り、意味が分からず硬直した。]
…ソフィさん。
それにネリー!!
[階段の日の当たる場所まであがって来たネリーは見るも無惨な姿をしていた。ソフィの言葉に慌てて駆け寄る。]
一体、何が……。あのリックやウェンディは無事なのかしら。
あっ…シャ……ロティ……
[ネリーはシャーロットの姿を認め、少し困惑した。
彼女は人の、人間の性的な神秘さと言う部分には聡いと言うには程遠いとネリーは思うからだ。
自らの痴態を推測されるのではないか。
きまりの悪い笑顔をシャーロットに向ける。]
シャーロット、どうして此処に──…。
──いえ、今はそんな事より、
ネリーさんに何か着る物をあげたいのだけど……。
[言いながら、後ろをついて来るネリーを支えようと
手を差し伸べる。]
[リック、ウェンディとネリーにとって敏感な単語が連続して飛び出し、ネリーは肩が一瞬震えた。ソフィー、シャーロットには寒いからかと思われただろうか。]
ごめん…分からない…私、お父さん、ノーマンに襲われて、気がついたらここにいて…
[何故かリックを庇ってしまうネリー。ノーマンへは同情の欠片も持ち合わせていなかったので咄嗟にノーマンと言葉をつく。]
―雑貨店―
リックー
ディー
いるかい?
[雑貨店を覗き込んでいた私は、倉庫から出てくる三人の姿に目を丸くさせた。若草色のお下げを揺らしながらソフィーに寄りかかり、なんとか歩みをすすめるその女性は下着姿だった。]
ネリー、君……
その、どうしたんだ。
[今更女性の下着姿に戸惑う年ではないが、あまり正視してよいものではない。ネイビーのブレザーを脱ぐと、肩からかけた。]
>>76
私が来た時、ウェンディはもういなかったわ。電話も通じないのに、雨も降っていたのに飛び出した、と言うことは近くにいるかもしれないけれど…リックは、ごめんなさい、全然分からないの。
[ネリーはシャーロットに語った。]
[明るい場所では、ネリーの露出した素肌に刻まれた傷跡が細い筋のように幾つも赤く浮かび上がっていた。それらは傷口であるにも関わらず、ネリーの肌を上気させてみせる。下着は、剥ぎ取られた後無理矢理着直したのがすぐに見て取れるような具合だった。
何故そこでネリーは笑顔を向けるのか…。シャーロットには不可解だった。慌ててソフィを助け、ネリーを支えるために近付き、ふとネリーの胸元に視線が行く。
(結構おおきいのね…)
一瞬そんなことを考え、ソフィについ今しがた自分達が目撃した出来事を話した。暴漢が心配で雑貨屋を見に来たのだと。]
着るものは…。
ニーナさんの部屋は鍵が閉まっていたのだけど、ウェンディの服がある場所なら多分分かるわ。
[ネリーに、]
…ノーマン?
叔父さん、帰って来てるの?
ヒューバートさん。
その…
どうしたも、こうしたも…ないです…
[男性の目の前では恥ずかしいのか、若干的を得ていない言葉を発してしまう。ネイビーのブレザーをかけられて、少し嬉しくなる。]
──ノーマン叔父さん。
災害以後、ずっと連絡が無くて……。
ネリーを襲うって一体……。
ネリーは、確かつい最近、この近所で暴漢に襲われたって聞いたわ。……まさか、それもノーマン叔父さんだって言うの…?
ノーマン?
……参ったな。
彼もいい年なんだから、落ち着いてくれりゃいいのに。
[髪をかき上げながら、横を向いた。煙草を吸う習慣があったなら、吸いたくなるのはこういう時だっただろう。
リックやウェンディの姿がそのあたりにないものか視線を宙に彷徨わせながら、ソフィーとシャーロットの対処を見守っている。]
[今のネリーはボディラインがくっきり浮かび上がっており、地下でつけられた細かい傷も明るい所ゆえ多少目立つようになっていた。
それを心配してくれるシャーロット。全身を、特に乱れた下着を診られているようでこそばゆい。]
ノーマン!? あ、え、ええ。ええと…
[自業自得とは言え、シャーロットの『ノーマン』とい言葉に過剰に反応してしまう。]
[シャーロットから話を聞くと一歩ふらりとよろめいた。]
なんて事──…。
[ルーサーという人の話は噂には聞いた事があった。
少し胡散臭げな宗教家、といった程度だったが。
それでも、同じ町に住む人が惨殺されたという事実は、
ソフィーの顔を蒼褪めさせるに十分なものだった。]
それで、その暴漢は今もまだ町に……?
[不安げに尋ねる。]
[実際、ノーマンに襲われた回数は数知れない。使えていた年数、頻度を考えれば、0が2つ後ろにつくぐらいはくだらない。
だが本当のそれを知っている人は極めて限られている。本人か、或いはそう、あのフォトアルバムを見たことのある――]
ノーマンは…
あっ…
[そこでネリーは思い出した。カウンター周辺にフォトアルバムがなかったか。
あんなものを誰かに見られては堪らない。あれだけは周囲の人々に見られる前に処分しなければならない。そう思った。]
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