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[全て誰にも見えないような角度で周到に。
唇に噛み付いたのも皆がヒューバートの話に集中している隙を狙ったもの。我慢する様子には嘲笑うようなかすかな笑い声を立てた]
…この声聞こえるんだろう?なら今は何もしない。
今は女の体に特別興味ないんでね。
但し、次邪魔するのなら
[ピアスは真赤に光っている。太陽の光も当たらないのに]
殺してやる。
[それだけを呟くと、体を離す]
[次に私が目を醒ますと、今度は焼きすぎてwell-doneを通り越してし消し炭になる寸前の焦げた肉の臭いがかすかに室内に漂っていた…──。
一種類の肉では無く、複数の種類の肉だ。
ポークとビーフとチキンを同じ調理法で料理したとしても、料理人にはその匂いの差がわかるように、私にはその違いが分かった。嗅覚がいつのまにか鋭敏になっているのかもしれない。]
これはもしかして、人間と私の苦手な犬……?
それにしても、よく焼けた遺体だわ。
また火事があったのかしら。アーヴァインさんと同じ、放火?
[部屋の隅に白い箱が増えている。
臭いはその箱から漂って来ている。きっと中に臭いの元、つまり新しい遺体が入っているに違いない。リックのようにプレートに乗せていては、散らばってしまうような状態の遺体なのだろうか。
私はその焼死体を作ったのが、私の父であるとは露ほども考える事はなかった。私はかすかであってもその──…犬の臭いが不快だった。
目を凝らすと箱の上にもルーサー牧師と同様に青白い光が揺らめいている。
「狩人がいるのなら、狩人を狩る者もいるんだ!」]
[天井にある小さな小窓に、犬の臭いは昇って薄らいでいく。
少なくとも、通常の人間ならばどんなに愛犬家あるいは犬を食す習慣がある民族だったとしても、*気が付かない程度に*。]
[少し見下された視線と口調。私は彼を見上げて呟いた。]
あなたは…人を殺す事でしか自分を証明できない人なのね…
可哀想な人…
[この白い箱の上に仄かに光を放つ青白く透き通るほのおもまた、ルーサーさんの其れのように何かを語る事があるのだろうかと、半ば目蓋を閉じたまま、ぼんやりと考えた。]
証明?
[くっくっ、と笑い声が響く]
違うね。
消したいんだよ。
[どうとでも取れるような曖昧な言葉を発し
「声」を閉じた──]
ボブ………?
あいつまで行方不明なのかよ。
………なんだそりゃ。
そういや、イアン爺さんとは違って、ボブには車あンだろ。車は家にあったのか?
普段なら「どこかに遊びに行ってるんだろ」でハイおしまい、で済むんだがなァ……。
[届く届かないなんてどうでもいい。
私も自分に言い聞かせるように彼に曖昧な言葉を残す。]
いくら拒否してもあなたは逃げられない。
あなたの求めているものはそんなちっぽけなものじゃない。もっともっと遠くに。
そして、その答えも。
でも…でも、旦那様の大事になさっているわんちゃん…犬達もいないんです。散歩とかじゃなくて、そう、誰かに荒らされた跡も…
私心配で…
姿がみえない……
そうなのか?
[オーウェンとダスティがボブの家へたどり着いた頃には、既にボブの遺体は炎によって原型が判らぬほど焼き尽くされてしまった後なのだろうか、と思いを巡らせながら。
それは私にとっては好都合なことだったが、朴直に主を案じるネリーを前にするといささか胸の痛むことだった。]
災害が起きてからいろんな事件が起きてるから心配だね……
[やっとそれだけぽそりと口にした]
そうだ。できたら……なんだが。
身の安全を守れる自信がある人は別だが、なるべく一つの建物に集まって寝泊まりした方がいいかもしれないよ。
うちに来るのに抵抗のない人は、遠慮なく来てくれてもかまわないから。
アトリエの方の客間はあまり空きがないんだが、母屋には大勢泊まることもできるだろう。
特に、ニーナ、ハーヴェイ。君たちが一人で寝起きするのは心配だ。
もっとも、私自身は多少外に出ることもあるだろうからあまり役には立てないかもしれないが……。
それでも使用人がいる分、まだしも多少は安心できると思う。
[皆は口々にイアンの行方は知らないと答えた。
しかしそれは当然予想出来た事だった。
始めのうちはショックに取り乱しもしたが、冷静になり、町で起きた様々な事件を聞くにつけ、父の失踪も町を取り巻く不可解な事件の一つに過ぎないと感じるようになっていた。]
───……ぁ、…さぁ、どうでしょうか。
私が手を引けば短い距離なら歩く事は出来ましたけど…。
[ヒューバートが父の行方を尋ねているのをぼんやりと見ながら軽く思考を飛ばしていたが、ステラに問われ慌てて答える。]
ただ……、遠くまで一人で行ける程の力は──。
[自分でも微妙な回答だと思いながら、語尾を濁した。]
[ナサニエルの言葉にネリーは頷く。年は少し離れているので詳しくは知らないが、苗字が昔とは違うような…]
はい、少し家を空けていたら、犬小屋が目茶目茶にされていて…旦那様は犬が人一倍大好きですから、そんなことをするはずがありません。
[その間ネリーは何をしていたのかは言葉を濁す。]
ボブさんまで行方不明…一体…何が…?
俺も…手伝えることは…。
…でも…なんでこんな…。
やっぱり…何か…何かおかしくないですか?
災害でならまだ分かりますけど…
[言葉の端々は何かのせいにしたいという人間の心理を表しているようだった]
この感情の起伏…ギルバートの言うとおり…かしら。
どこで、どこからどこまでなのかしら…
これこそが、ギルバートの持つ狂気と衝動…?
[私はハーヴェイには勿論、ギルバートにも悟られないように呟いた。
既にその「音」に長けているギルバートには聞かれているかもしれないが。]
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