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迷惑だなんてそんな…。
食事介助と清拭、それと…排泄は自立しているのかしら?
これでも子供達の世話もしているし、汚物には抵抗無いから大丈夫よ?安心して?
それに――
お父様を車まで連れて来たのはわたしだし…。少しでも手伝わせて欲しいの。勿論あなたの熱が下がるまでで良いの。
――手伝わせて…くれないかしら?
[彼女の自宅で行った行為は、何一つ口にせず。わたしは再度彼女に願い出る。]
ルーサーさんは、非常に良い葬儀屋の後援者だよ。
私の目だって、彼に診てもらっているわけだし。
[サングラスをいじる。絶対に取りはしない。]
彼とその共犯の薬剤師によって、私も彼の広めたい
…なんだっけか、よく思い出せないけど。
[神を意味する単語を、わざと逆から口にする。]
彼とデボラの婆さんがいるから、ユージーンは、
商売繁盛でほっくほくてえとこじゃあないかな。
……わかった。
[燭台で揺らめく炎の向こう――――
穏やかに微笑んだ“兄”はベッドサイドに座り、“妹”を引き寄せてその額に軽くくちづけた。]
[ヒューバートと視線が合う。
シャーロットの微笑みが困った様に固まる。スカートの裾は持ち上げたまま。
どうしよう、やっぱり先に全部落としてしまえば良かった、とシャーロットは心の中で僅かに羞恥心を感じながら呟く。]
──…下着、着た方がいい?
少し前はずっとヌードが多かったから、この方が良いかと思ったのだけど。
[続けて、「それじゃあ、バスルームに戻って来るから──処理して来る少し時間籠るけど待っていて」と言いかけ、準備に作家が関わるのは当然のことだろうと思い直す。
浮きかけた腰をソファに沈め、遠慮がちに脚を開いた。「恥ずかしいか?」と聞かれた事で逆に頬に血が登るのを感じながら。]
──水着にはちょうど良いくらいにはしてみたの。
でも、必要なら、パパが剃ってくれても構わないわ。
[最後の方は何故か掠れて囁くような声になっていた。視線を避けるように再び目を伏せる。]
いいんです──。
シャンパンは同じ銘柄でさえあれば、拘りませんから。
ただ……、父がキープしていたボトルだけは……。
[もう、同じものは戻っては来ない。
いくら銘柄を揃えた所で、
そこには父がこの店で過ごした思い出が──、ない。]
えぇ……その翌日が、母の命日です。
だからこそ、大事なものだったんですが──。
[辛そうに俯いたモノトーンに包まれた女性の様子に、他人事であるのに我が事のように悲しんでくれるステラの優しさを垣間見、ソフィーは父の思い出を喪った悲しみが癒されるような気がした。
──しかし。]
いいえ、幾ら何でもそこまでして頂くわけにはいきません。
[それ程信頼を寄せている相手でも、これだけは譲れなかった。
気弱なソフィーにしては珍しくきっぱりと言い切る。]
[――話は遡る。
ナサニエルがニーナと出会ったのは、町の図書館。
まだ彼らが“兄”と“妹”としての関係を重ねる前の話――]
[ナサニエルの書斎の本棚に無い資料など、この世にはごまんと存在する。
ヘイヴンにある図書館は、都会の図書館と比べるとどうしようもなく乏しい蔵書量ではあるが、それでも個人が所有するそれよりははるかに豊かな量である。
それ故、時折ナサニエルは図書館へと足を運ぶことがあった。白いワイシャツと、黒い細身のズボン。そうでない時も、だいたい似たような服装。
彼は文学史――主にアメリカやイギリスの文学史の本を好んで読んでいた。それ故、それらの貸し出しカードには、彼の名が何度も記されていた(そのような本を他に借りる人間が居なかったからかもしれないが)。]
そうだね……
[下着をつけるべきかというシャーロットの問いに、少し考えて口にした]
モデルをしてくれている時は裸が多いから、下着をつけていない方がスムーズではあるんだ。
でも、ここに来るまでは普段のままでいいかな。少しずつ、服を脱ぐ時間が気持ちが切り替わるのによかったりもするから。
ロティが、いつも身構えてて気疲れしたらいけないからね。
[話し終え、ソファーに身を委ねるシャーロットにそっと近づく。このように私が直接触れて身支度を行うことはこれまでなかった。それが必要な時は女性の美容師を呼び、依頼するものだったからだ。
僅かな緊張を感じながら、彼女の足下に跪く。左手を彼女の滑らかな内腿に添えた。
一瞬息を止め、鼠蹊部の淡い翳りにそっと刃先を当てた]
[ソフィーの話を聞けば聞くほど、わたしは胸が締め付けられていく。もう戻れない過去。戻る術も失ってしまった。しかもそのきっかけは自分の手で――
似たような経験を自分の過去から見つけてしまい、わたしは苦く唇を噛んだ。もっとも、わたしの場合は失われた方にも大きな代償があったのだけれども]
そう…誕生日の次の日に…。
[二の句が告げずに暫しお父様とソフィーを交互に見つめていると、彼女から語気の強い断りの返事が返ってくる。
その迷いの無さにわたしはぱちりと一度だけ瞬きすると、しょうがないと言うようにため息を吐き出し]
ん…、じゃぁ倒れない程度に…ね。お父様が大切なのは解るけど、あなたがこれ以上具合が悪くなったらそれこそ二人揃って途方に暮れることになるわ。
わたしは席を外すから…。何かあったら声を掛けてね。
[普段物静かな人間こそ、一度決めたらてこでも動かない強さがあることは、わたし自身知り得た事実でもあり。これ以上押し問答を繰り返しても無意味だと悟り、彼女を残してわたしは部屋を出る。]
[ボブのジョーク交じりの核心をぼかした会話は、部外者のギルバートには不可解なものだったようだ。
時折相槌を打ってはいるが、ちょっと注意してみれば全然理解して無さそうなのが傍目にも分かるだろう。]
[──実際のところは、彼は会話に出てくる人名とその関係を推測して頭に入れていたのだが。]
[息を止めていなければ、息がかかりそうな近さだった。
内腿に沿えた左手の親指が微かに彼女の神秘の入り口のすぐ側に触れている。刃先を動かすため右手に僅かに力を入れると、無意識のうちに左手の親指は内側へと彎曲する。
シャーロットの柔肌は指の動きに手繰り寄せられ、ぴったりあわさっていた花片が綻びるように幽かに開いた。]
まあ…婆さんよりは、なかなかイイ腕していると思うよ。
冗談抜きにさ。じゃなきゃあ、私だって、
ポケットに突っ込まれた手そのままにしてないって。
[こんな状況にも関わらず、悪趣味な言葉を続ける。]
でも、リューマチになったら彼のところには行かないけどな。
多分、痛風だって診断してくるぜ。
何もしないよりはマシだろ。ヤバそうなら、
いつでも言ってくれや。車飛ばすからさ。
[内股に触れるヒューバートの左手。その乾いた掌から体温を感じて、一瞬シャーロットは爪先を緊張させる。目を閉じかけて、やっぱり開けて見届けなくてはと思い直し睫毛を揺らす。けれども、また目を伏せる。 目を伏せたまま、]
…パパ。
私、パパのモデルでいることにプライドを持っているの。
だから、身構えて疲れたりはしないわ。
[肌を上をヒヤリとした刃が滑る感触に、またぴくりと爪先がわずかに跳ねた。
緊張なんてしたくないのに、とシャーロットは思う。
シャーロットはソファに付いた指を、軽く0の字に開いたままの口唇にあてて零れそうになる息をこらえる。]
…少し、恥ずかしい。
でも、良いモデルでいたいの……。
あ──…。
[溜め息混じりに部屋を出て行ってしまったステラの後ろ姿に、何か声を掛けるべきかと口を開きかけるが、結局言うべき言葉が見つからず、微かな溜め息のような声が漏れただけだった。]
ごめんなさい、ステラさん、
せっかく気に掛けて下さったのに──。
[独り言のように、ステラが消えた後の扉に向けて呟く。
父の世話を人に委ねずに済んだ事に、大きな安堵を覚えながら。]
…あ。
──ゆ び。
[動いたのは口唇だけ。
自分で触れるのとは明らかに感触が違う。背筋を這い上がってくる得体の知れない浮遊感にシャーロットは戸惑う。口唇に添えていた手を、おもわずヒューバートの髪に触れるか触れないかの距離まで伸ばす。]
[短大を出て、この街の図書館で司書職に着いたのがちょうど春。
その頃になれば、ずっと兄のことを思い出している余裕もなくて覚えることだらけの仕事に追われ、家へと戻れば疲れゆえに眠ってしまう、そんな日々。
そんな日々の中では、彼──ナサニエルも最初はただ本を借りに来る利用者、それだけの存在。
それに変化が起きたのはちょうど、今日ほど激しくはなかったけれど雨の強い日だった。
閉館間際、過去の新聞の整理の作業をしていた日で。
翌日話を聞けば、閉館ぎりぎりで彼は図書館に姿を現したのだという。
追い返すわけには行かなくて、自分がいるから貸し出し処理も問題ないと判断した家庭のある先輩司書は先に帰っていったということだった。
新聞処理自体その先輩が用事があって残れないとの事だったので、閉館作業と一緒に自分が彼女から請け負ったことで、自分しかいないというそのほんの少しの気楽さから時々気になる内容の記事があれば読んだりしながら作業を進めていた。
館内にある、もうひとつの気配など知らず。
誰かが来たときのために軽く扉を開けていたことも忘れて]
[「良いモデルでいたい」
シャーロットの言葉に、熱い思いが胸一杯に溢れた。]
ありがとう。ロティ。
愛してるよ。
[思わず口吻したくなる。
だが、その場所は父親が口づけるべき場所ではなかった。
彼女の指先が髪のすぐ側をそよ風のようになぞった。
娘への愛しさと、弾け飛びそうになる理性。
思いがけず踏み込んだこれまでとは異なった支度に、私の鼓動は自分の耳に響くほど大きくなっている。
霞のような翳りはさほど力を入れるまでもなく綺麗に掻き消えた。それ以上このような間近で正視するには理性が絶えられそうもない。私はスカートをそっと引き下ろした。]
最近ヘンな頭痛が・・・
どうにかして、私一人の手で解き明かさないといけないのかもしれない。誰にも相談する訳にはいかないのかもしれない。
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