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[ステラが涙を拭おうとした手に気づき]
ああ、ありがとう。みっともないところを見せたね。昔から、泣き虫なんだ。
[ルーサーは冗談めかして静かに笑った。そして、ステラを見つめなおして真剣な表情で続けた。]
そして許して欲しい。キミの苦しみに報いる言葉を私は知らない…… キミの心に平穏が与えることは私には出来ない…… それは主にのみ成しうる御業で、そのときが「いつ」訪れるのか、私に時を告げることは出来ない。
そうなんだ。先ほどキミは私のことを「聖職者」と言っただろう? しかし、何が出来るわけではないんだ。出来ることと言えば、ただただ、馬鹿みたいに神を信じ、祈ることだけなんだよ。
そして、キミは私のことを愚かな罪人ではないとか、卑下していると言ったね…… 私はそんな上等な人間ではないんだよ……
[ルーサーは憂鬱そうな表情で何かを語りだそうかと逡巡している。]
よいしょ…っと
[ソフィーを下ろし、寝かせる。何があったのかは分からないが状況だけでもとローズマリーから聞き出す]
ソフィーさん、熱あるみたいだし…風邪ですかね?
とりあえず、毛布と乾いた衣類とタオルと氷水用意してもらった方がいいかもしれないです。
濡れた服も取り替えないと。
[ローズマリーは濡れたソフィー身体をタオルでよく拭いて]
ハーヴェイさん、申し訳ないんだけど、もう一度ソフィーを運んでくれないかしら?
二階のわたしの部屋まで。
ここに寝かせておくわけにはいかないもの。
階段を登るのは大変だと思うのだけれど、お願いできるかしら?
分かりました。途中でコケたら面倒見て下さいね。
あと運んだあと、服の換えとかはどうかお願いします。
それは流石にできないですからね。
[もう一度ソフィーを背負う。背中から感じる体温は熱く、高熱を出していると想像させる。
小柄なソフィーを運ぶにしてもやはり階段はきつかったようで。自分の非力さに隠れて苦笑した]
ここでいいですか?
[辿り着いたのは二階のローズマリーの部屋の前]
…あ、ぁ……あっ、う、んっ……ぁ…っ
[肌を幾度も幾度も"兄"の手のひらや、唇が通り過ぎればそのたびに細やかな喘ぎが空気に溶けて消える]
…兄、さん…っ
兄さんが、すき、大好き…っ
[太股に"兄"そのものを感じれば瞳は更に熱に揺れる。
ゆるりと経その下を指先がなぞっていけば、既にその終着の泉は既に溢れて卑猥な音とともにその指を飲み込む]
う。あ、あ、…っ
やあ、ネリー。
店に来てたのか。
[店の奥から顔をのぞかせた彼女は、かつてノーマンの使用人だった女性だろうか。彼女の姿をこの店で見かけたことは今までほとんどなかった気がする。
私が彼女に挨拶をすれば、その奥からリックが顔を出した。]
リック、くつろいでたところだったらすまないね。
[そう言って詫びると、今は故人となってしまったレベッカに出していた発注書の受け取りを指し示した。]
随分預かってもらってたみたいで――
[そのように来訪の事情を説明した]
ハーヴェイさん、ありがとう。
[自室のドアを開け、ベッドを指し示して]
あそこにもう一度寝かせてあげてくれるかしら?
[ソフィーをそっと寝かせるハーヴェイに感謝しつつ]
ありがとう。あとはわたしがやるから大丈夫。
今度、お食事でもおごるわ。
そうだわ、玄関先にガラスのかけらが落ちているかもしれないから気をつけて。
私は、……
[ルーサーは何かを言いかけてその続きをためらい、黙った。]
ステラ、私はこれから少しの間2階の執務室でやらなければいけないことがあるんだ。すまない。
この家はキミの家だと思って、ゆっくりしていってくれて構わない。もし、何かあれば、私を呼びなさい。2階にいるから。
さあ、そしてキミのために祈らせてくれ……
[ルーサーはステラの前で黙祷を捧げると2階に上がって*行った*。]
――居間→店内――
[ヒューバートとシャーロットに挨拶をし、先日来預かっていたという荷物の内容を確かめた]
……ふむふむ。これなら、裏の倉庫にもう届いているみたいだね。積み込んで帰るなら、車まで運ぶよ。
[そう言って鍵を取り、勝手口に足を向けた]
ううん、泣き虫だなんてとんでもない…。
人前で泣ける事はそれだけで強い人間だと…わたしは思うのです。
[差し出した指は、しかしせんせいを穢す事になると思え。結局静かに引き戻して。]
構いません。わたしはせんせいに胸の内こそは打ち明けても、それに対して何かをして頂きたいとは思っては居ないのです…。
ただ――異国の地、人目も気にせずに何もかも全て曝け出せる人が欲しいんです。身体ではなく、心を…。
時を告げる事が出来なくてもいい。主の救いなんていらない…。わたしはただっ…。人としてわたしの存在を赦して…いえ、認めてくれる存在が欲しい。ただそれだけなんです。
それに…上等な人間ではないと仰いますが、この宗教を毛嫌う町で人を憎む事無く祈りを捧げ、人々に慈愛を捧げるせんせいの、どこを取ったら上等ではないと言えるのでしょうか?
[憂鬱そうな表情は窺い知れた。
せんせいだって人間。だから綺麗事だけでは済まされない過去をお持ちであろう事は解ったけれど…。
でも走り出した感情は止まらず、発熱も手伝ってか思いの丈を全てを吐き出してしまう。]
[ソフィーを再び寝かせると、ローズの返答にいちいちうなづく]
いえ…それはいいんですが…ソフィーさんのお父様が心配ですね…。
誰か様子見れる人っているんですか?
[ローズマリーがどれだけソフィーの生活を知っているかは想像も付かないが]
──雑貨屋・店内──
[居間の方から明るい表情で顔をだすネリー。彼女が居ることに何を思ったのか、一瞬目を大きく見開き静止してから瞬きをした。薄く口唇を開いたまま固まった瞬間の表情は人形のようだったかもしれない。]
…やっぱり、ネリー。
お久しぶりね。今の勤め先はボブさんのお家だったっけ。
[表情を元に戻す。
ボブの家。…エリザが決して近付かないように、とシャーロットに何度も言い含めている「あのボブ」だ。ヒューバートよりもシャーロットの記憶が確かなのは、リックの家に居た頃からネリーの事が奇妙に気になる存在だからだった。]
『なんだろう…。何時もネリーを見た時に感じるこのモヤモヤは。』
ああ、リック。ありがとう。
ママがもし、人手が足りないならうちの使用人──マーティンじゃない方ね──をこちらに通わせるから遠慮しないでって言ってたわ。事務所が片付いたらママも顔を出すって。
ノーマン叔父さんはまだ戻らないのよね……。
随分、ほったらかしなのねって、これもママが怒ってたわ。
あまり、帰って来ないようなら、うちに来てくれてもいいからとも。
[ウェンディが顔を出したので、先刻の不可解なウェンディを知らないシャーロットは普通に手を振った。]
[途切れ途切れの嬌声を放つ“妹”の唇に、“兄”はわざと音を立てて軽いキスをした。
ほてった自分の「熱」の代わりに、“兄”は自分の指を何度も何度も出し入れする。“妹”の奥に潜む小さな泉は、柔らかな熱泉と化し、時折しなやかに身を捩らせながら“兄”の指を包み込む。]
ねぇ………
[“兄”はふと顔を上げて、“妹”の奥から指を引き抜く。彼の指の間には、きらきらと光る滑らかな“妹”の愛液。]
……………挿れて、いい?
[“妹”の耳元で囁くと、ベッドサイドの棚からゴム製の避妊具を取り出した。]
そうなのよね。
ひとまず、ソフィーの調子がよくならないようだったら、ステラに頼んでみようかしら。
彼女も仕事はあるはずだけれど、今はたぶん、休校なはず。
――倉庫――
うわ、結構あるな……。
[思った以上に品物の梱包は大きく、一人では多少手間がかかりそうに思えた。勝手口から顔を出し、店内へと呼びかける]
ネリー。すまないけど、ちょっと手伝ってくれないか? すぐ終わる筈だから!
さあ、ソフィーの着替えをさせるから。
[ローズマリーはハーヴェイをちらりと見て]
それとも、ソフィーの着替えを見守っていたいのかしら?
―店内―
[発注書にある通りの代金のドル札と貨幣をキャッシャー脇の受け皿に揃えた。
リックの親切な申し出に、軽く笑って答える]
いや、ここまで出してくれたら、あとは私が運んでおくよ。雨も降ってるし、そこまでしてくれなくてもいいさ。
[少年の黄金の髪は柔らかく、儚くゆるやかな曲線を描いてそのおもてを彩っていた。時に繊細さを感じる面差しに、彼がいつも力仕事をしていると言ってもいい大人が手伝わせてしまうことには後ろめたさを感じずにはいられなかった]
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