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ん……っ、
[不意に舌で首筋をなぞられ、“兄”の目はふっと細くなる。]
ニナ。……今日は大胆だね。
どうしたの?
[鎖骨に舌が触れ、一瞬だけ目を閉じる。再び目を開けて“妹”の髪を撫でると、]
………可愛い。ニナ。
[唇の緊張がふと緩む。髪を撫でていた手がそっと降り、頬から首筋、鎖骨を横になぞり、胸の谷間へと降りる。]
ニナ………ねぇ、声を……聴かせて。
甘い、甘い、ニナの声を。
[そのまま手を横に動かし、“妹”の胸を手で包んだ。]
──シボレー・車内──
[ハーヴェイの車が背後に遠ざかって行く。雨が窓を覆う。
車の中は、心地良く慣れ親しんだ二人の密室だ。
図書館のある町の中心部へ向かって行く車の中で、窓の外へ視線を投げかける。]
…もう、パパ。
はずかしい事言っちゃ嫌よ……。
[呟いたのは心の中でだけ。]
―車内・路上:図書館→―
[図書館で借りていた本を返し、資料用に制作したホーンブックを託した。
車に乗り込むと、今度は雑貨屋へと向かう。]
どうせドライブするなら、晴れた日にどこかへ遊びに行ければいいね。
[そう言って微笑んだが、気持ちはどこか憂鬱だった。
少しでも気持ちが高揚するよう、なにか楽しい音楽がかからないかとカーラジオのスイッチを入れた。
狭い町のことだ。雑談という雑談をするほどの間もなく、雑貨屋についていた]
[わたしは込上げてくる思いを制御出来ず、吐き出すかのように言葉を紡ぎ――]
えぇ、わたしは6年前まで…本国でシスターとして主と共に暮らし、主に純潔を捧げていました。
―雑貨店―
[シャーロットの心の中の呟きは知るよしもなかったが、車を降りる頃には私の表情も常とはさして変わってはいなかったことだろう。]
開いてるかな。
[雑貨店の扉を開いた]
[ステラが辛そうに言葉を吐き出すたび、ルーサーの胸は締め付けられた。無力感が彼を苛む。]
[ルーサーはうまく言葉を継げない。涙が、彼の頬を伝う。]
大丈夫、大丈夫、大丈夫だから……
[彼はまるで自分に言い聞かせるように呟きながら、彼女の告白に耳を傾けた。]
[ソフィーが倒れる数分前。シャロとヒューバートを見送った後、自分も戻ろうとエンジンをかける。先程の頬の赤みは綺麗に消えていた]
雨、結局止むのかな。
また災害なんてことにはならないでほしいけど…
[恩師とその愛娘に会えたことは嬉しかったが、この雨だけがどうしても憂鬱だった。何かの前触れのようで。
体の不調も風邪だと信じられるのが今のうちだけな気がした*]
[雨の所為か、ラジオの音に雑音がわずかに混じる。]
──そうね、パパ。
この前の暴風雨で町の人はみんな雨が嫌いになってしまったかも。
今度出掛けるなら、晴れた日に馬に乗りに行きたいな。
…その時は、私がお弁当を作るわ。
大丈夫、ケーキだけがおかずなんて事は無いから。
[不吉な予兆の様なものは、シャーロットの胸にもわだかまっていたようだ。雑貨屋についたので車を降りる。差し出された傘に自然にエスコートされるように。]
──車→雑貨屋──
…いつも、兄さんがしてくれることを、真似しただけ。
早く、あったまりたいの。
…嫌、だった?
[少し不安そうな瞳で"兄"を見上げる。
神を撫でる手のひらも肌に触れる指も、全てが兄のものではないとわかっていてもそれでも焦がれずにはいられなくて]
…ん、ぁ
[手のひらの中に胸が包まれれば、微かに鼻にかかったような高めの声がこぼれるだろうか]
どうして…?
どうしてせんせいが泣くの?
わたし…行けないことでも言ったの…?
[静かに頬を伝う涙。穢れないその雫はきっと聖水のようだとわたしは思った。
そんな彼の頬に触れてもいいかと戸惑いながらも、思わず右指を伸ばしてしまう。拒まれてもいい。でも何かして差し上げたかった。]
泣かないで…せんせ…なかないで…――
[まるで涙の枯れた私の代わりに泣いてくれているように思えた。ううん、そう思いたかった。]
―雑貨店前―
乗馬もいいね。ロティが弁当を作ってくれるなんて、楽しみだ。
[不吉な予感も未来への憂鬱も娘の言葉にわずかに遠のいていた。]
リック。いるかい?
[店の中を覗き込むと、奥へと声をかけた]
[車が走り出した途端、後ろからかすかに聞こえた悲鳴。窓を開けていなければ気が付かなかっただろう。
後ろを見てみれば倒れた金髪の女性と駆け寄るローズマリー]
あれ?…ソフィーさん?
倒れてる…のか?
[ローズの表情が尋常ではない。戻った方がよさそうか、でも確かあそこにはギルバートがいたはず。
戸惑いながらも結局車をアンゼリカへ戻す]
ローズマリーさん、どうしました?
ソフィーさん?なんで倒れて…
とりあえず店の中に。
[ソフィーを背負い、アンゼリカの中へ運ぼうとする]
──雑貨屋・店内──
[ヒューバートと共に慣れた様子で店内に足を踏み入れる。
店頭にリックの姿は見えない。]
この雨だものね。
お客さんなんて来そうに無いから奥に居るのかな?
[首を傾けると、聞き慣れたリックの声ともう一人女性の声が聞こえた。]
この声は、…まさかネリー?
[自分が進んだ後ろから自動車の音が聞こえた。その自動車が止まったように感じてから、聞いたことのある声がひとつふたつ。]
ヒューバート…それにシャーロット…?
[ハーヴェイが駆け寄ってくるのに気がついて]
ああ、ハーヴェイさん、ソフィーが、ソフィーが…。
[ローズマリーはいくらか動転し、うまく状況が説明できない]
俺の……真似?
[“妹”の言葉を聴き、“兄”は戸惑うように小さく笑った。
ふわりとした感触、細く掠れた“妹”の声。“兄”は目を細めて、何度も、何度も、“妹”の甘く切ない声を引き出そうと身体をなぞる。]
ニナ……
俺、ニナの肌、好き……。声も、瞳も、全部……。
[“妹”の白い肌の上に唇を押し当て、左腕に色づいた花びらと同じ紅色を刻む。ひとつ、ふたつ、みっつ………]
ニナ……ニナ……誰にも渡さない。俺だけのものになって。俺だけの……
ニナ……
[“妹”の身体の上で、“兄”の肌が湿った摩擦を起こす。“妹”の太股に膨張した“兄”の熱いぬくもりが乗ると、小さく深い溜め息をついた。]
[片手をさらに下ろし、“兄”は“妹”の下腹部へと、指を――…]
[店内にソフィーを運び込もうとするハーヴェイのためにドアを大きく開け、隅のソファーの上をあける]
ハーヴェイさん、ありがとう。助かったわ。
ソフィーさんはここに寝かせて…。
ああ、びしょ濡れだわ…。
[バンクロフト家の父娘。会うのはいつ以来だろうか。
挨拶を交わす程度ではあるが、4〜5年ぐらい前から知ってはいる。芸術に聡いヒューバート。そして美しく成長しつつあるシャーロット。
ネリーは一瞬シャーロットに見とれた。ジェラシーを感じる程、美人になっているかもしれない。
そしてその感情を必死に隠す。]
ヒューバートさんこんにちは。シャーロットも…どうしたのですか?
[ネリーは父娘に明るい*笑顔を向けた*]
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