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[不協和音が階下から聞こえる。
わたしはその音を一時的に遮断するように耳を塞いで目を閉じる。
瞼に思い描く姿は――]
ねぇバート…。もしわたしが…あしたを生きて迎えることが出来たなら…真っ先にあなたに会いたいわ――
[左手にだけ嵌めた白いレースの手袋越しに、左薬指にそっと口付けを。
そしてわたしは部屋のドアを開ける――]
[わたしは階下へ進みながら、まだ見ぬ姿へと声を掛ける。]
まぁ、随分派手な訪問ね…。素直にドアをノックしてくれたなら…ちゃんと玄関から招き入れたのに――
[吐き出すため息は呆れた色合い。そこに恐怖なんて…ない]
[静寂を帯びる室内。わたしは気にも留めず階段を下りた場所で口を開く。]
所で訪問者さん、一体わたしに何の用があってここへきたのかしら…。
まさか敵討ちとか…言わないでしょうねぇ…アハハっ!
[そのまさかの姿を想像して、わたしは一人口嗤う。もし好色そうなあの男がそんな真似をしに来たというのなら。わたしは素直に尊敬して差し上げようかとまで思う。]
[静を保ったままの室内。何処からかドアの開く音が聞こえる。]
誘われているのかしら…。
[わたしは一人呟く。
そして罠だと解っていながらも、歩みを進める。
一歩
二歩
三歩――]
冒険家 ナサニエルは、修道女 ステラ を投票先に選びました。
[背後から首に巻きつく感触。
その冷たさにわたしはびくりと身を震わせた。
身の危険を察知した身体と、伸びてきた手がわたしの身体を引寄せようとしたのとではどちらが早かったか――]
…っ――
[わたしはくるりと身体を回転させ、目の前にいるであろう人影に小さな鉄の塊を向けた。]
流れ者 ギルバートは、修道女 ステラ を投票先に選びました。
[首に絡む腕と摑まれた右手の痛みに、わたしは顔を歪める。
と、同時に口許に笑みが込上げてきた。]
[ゴトリ――]
[重々しい金属の音が床に叩きつけられる。それでも尚右手の痛みは治まる気配は無い。]
…もしかして…あなたがわたしを…殺してくれるというの?
――神が我が身の許へと…導きたくは無いと願う、穢れたわたしに…安らぎを…与えてくれると…言うのかしら…
[呼吸が苦しくなる。じわじわと體を蝕む死の予感に、それでも尚嗤いが止まらない。]
ギル…
ギル…バ−…
[バンクロフト邸の客間のベッドの上、眠るでも起きるでもなく、虚ろな目でただ天井を見つめている。まるで起きながら夢を見ているような。
寝言のような弱々しい「声」は無意識に彼に届いただろうか]
いつまで…いつ…まで…こんな……
[殺さなければ気が済まない自分がいる。
しかしそれを嫌悪する自分もいる。
また渦巻く矛盾は自分をどこまで導くのだろうか…*]
流れ者 ギルバートは、書生 ハーヴェイ を投票先に選びました。
「殺してくれる」、ねえ……。
確かにお前を殺しに来た。だから、死んでもらう。
だが、それはお前を楽にしてやる為じゃない。
[冷厳な声音が耳に吹き込まれた。]
[と、ふと緩んだ首許。體は生きる為に呼吸を繰り返す。その自分の行動と醜いと思っていると、耳許で囁かれたテノールが空気を緩く振るわせる。]
随分遅い挨拶ではなくて…?ギルバートさん…?
それとも…あなたにはもっと相応しい名前があるのかしら?
[くすり――]
[零れた笑みから聖水の甘い香りが零れる。宗教観で清めた躰が弛緩する。]
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