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―自宅―
[ネリーは自宅へ戻り、ニーナからもらった服を着替え、シャワーを浴びようと思った。あの時以来、いい汗は流していなかった。ネリーはボブに伝えるとシャワールームに入り、コックを捻った。]
[聞いてから>>300馬鹿な質問をしたものだと思う。ハーヴェイには意味がわからないだろう。]
…でも、あのニーナが。
いつもきちんとした服装で、図書館で手堅く働いているニーナが…昔、お兄さんと。
ううん、昔の事だもの。
何かの間違いだったのかもしれないし、叔母さんの勘違いかも。
────なのに、ママ。
どうして私とパパが………なんて。
[困惑したようにヒューバートの背中を見つめる。心臓の鼓動がはやくなった。]
―アトリエ―
[アトリエに入ると、話をする二人から少し離れて家庭用の医療辞書をめくりながら持ってきた抗生剤の種類と投与方法を確認した。
シャーロットに投与を済ませると、やっと一大事を解決した安らぎが訪れた。
言われてみれば確かに、色んなことがあった日だった。私自身も様々な出来事を前に心に重い倦怠がまとわりついているのを感じる。
ひどく、酒が呑みたくなった]
ハーヴ、君はもう呑めるよな。
できたらつきあってくれよ。
なにがいい?
[リビング脇の小型のバーカウンターにある冷蔵庫を覗き込む]
そうよね、ニーナはニーナ。
ヘンな事聞いてごめんなさい。
──非現実は。
……何もかもよ。
地下倉庫にネリーが閉じ込められていた事も、ルーサーさんやママの死も、山崩れも、……何もかも。
何時ものように遠慮なく客室を使ってね、ハーヴ。
ロティはあまり強くないものなら……っと、傷にさわりそうだな。
[シャーロットには、彼女のマグカップにミルクティを注いだ]
[ネリーが?
彼女のことについては預かり知らなかったことだが、よもやそんなことが]
…大丈夫だよ。
少なくともこの家の今は現実。
君の一番大事な場所はちゃんと現実どおりだよ。
[不安と疲れが入り混じった表情をするシャーロットの頬に触れ]
俺は何もできないけど…そばにいてあげることならできるから。
君のお父さんじゃないけど、頼ってくれてもいいよ。
[勿論ヒューバートには見えない角度…いや、見えていてもかまわない。額に優しいキスを落とすと、そのまま荷物を部屋へ入れに行く。
リビングに戻り、ヒューバートの自棄酒にこれからどれだけ飲まされるか分からないが、とりあえず死んでも良い様、付いたばかりの部屋で身辺整理をしなければならないのは勘弁だったが]
え〜っと…俺はビールくらいでいいですよ。
あんまり飲めないし。
──アトリエ──
[抗生剤の投与を受けるシャーロットの頬は赤く、態度はいつもより少しだけ、ぎこちなかったかもしれない。
日記の続きが気になる──と思いながらも、同時に読みたく無い、これ以上何か現実が変質してしまうのが怖い──と言う相反する気持ちもあり、その場を立ち去り難く、頬笑んでお気に入りのマグを受けとった。]
パパったら、怪我が無くてもお酒なんてママがなんていうか──。
[いや、母親は事故で死んだのだ。
目を伏せて言葉を止め、ソファに並んで座った父親に一瞬だけそっと首をもたせかけた。]
[シャーロットが客室の扉を開けた時に、ハーヴェイが額にキスをしてくれた。それは別の意味──で、シャーロットには夢のように感じられた。荷物を入れるため、部屋へ入って行くハーヴェイの腕を軽く引いて、頬にキスを返したのだった。]
──ありがとう、ハーヴ。
[今は、ちょうどヒューバートの隣りがシャーロット、彼女の向かいがハーヴェイと言った構図でソファに座っている。車の移動であまり意識はしなかったが、また、軽く雨が降ったのか、外は濡れていた。]
[妻のことはただ、考えたくなかった。居なくなってしまったことに、ひどく現実感がなかった。いつものようにその扉を開き――
グラスにアイラ・ウイスキーを注ぎ、煽る。
先程はぎこちない表情だったシャーロットが、そばに来てくれることがただ嬉しかった。誰かがそばにいなければ過ごすことのできない夜だっただろう。そっと彼女の肩を抱く。
今は、ただウイスキーが言葉であればと思いながら、ガラスの向こうに広がる茫漠とした闇の中を*見つめていた*。]
──シャワールーム──
[ネリーは全身でその汚れを洗い流そうとした。それは無理かもしれないけれど、ただそうしたかったのだ。緑の髪がゆるやかに流れ、翡翠の瞳は何を映すのだろうか。
瞳──いろいろな視線が私を貫いた。
シャーロットのあの複雑な瞳。
リックの狩りを楽しむかのような瞳。
ニーナの気だるそうな瞳。
ソフィーの優しい瞳。
ボブの隠された瞳。]
[短い間にヒューバートに起きたことを思えば慰めの言葉も何も見当たらない。
この優しい恩師に対してできることがこんな酒の付き合いだけだとはとても情けないように思えたが、それでも付き合って相当量を飲んだ。
そう、ギルバートから貰った頭痛を始め今回の災害、あのルーサーの死体、ユーインのこと等頭にこびりついて離れないどす黒い何かがあるのだ。
酒で洗い流せるならいくらでも飲んでやる、と自身も半ば自棄であったのかもしれない。
どれだけ飲んだのか分からないが、確実にヒューバートより先に潰れたことだろう。
昨日ではなく、明日を忘れたいと願いながら─*]
見習いメイド ネリーは、見習い看護婦 ニーナ を投票先に選びました。
[シャーロットにあって私にはないもの。
私にあってシャーロットにはないもの。
どちらも挙げようと思えば幾らでも積み上がっていく。だが――
私に2度着替えを促し、手伝ってくれた時の無言の感想。私の胸回りへの視線、手首を初めとする傷口への賞翫。私の声。指の動き。
自分から見せる事は殆どなかったのに、彼女には少し垣間見せてしまった。
否定しようのない何かが私の中である。そして何故、飢(かつ)えるのだろう。]
[リックにあって私にはないもの。
私にあってリックにはあるもの。
こちらはもっと明確だ――
認めたくない。歯軋りがする。
しかし何故見抜かれるのだろう。隠し通していたかったのに――]
[自分が性急になっていると感じる。
男の身体から受ける快い刺激をもっとじっくりと味わいたくて、なるべく手を緩めようとするのに、頭の芯が熱くなっていく。
それは、血の聖餐の齎す陶酔を味わった直後だからか、それとも唾液に混じるナサニエルの血の甘さの所為か。
舌先に感じるそれは、強力な媚薬となって作用した。]
……天使サマは、もう、音を上げた、の、か?
し、てくれよ。もっと、気持ちよく。
[零れた唾液でぬれぬれと濡れた自分の唇を舐め、熱い吐息と共に*囁いた。*]
──アトリエ・リビング──
[杯を傾けている二人に少々酔いが回って来た頃に、シャーロットはぽつりとこんな事を尋ねた。]
──…ねえ、もし。<もしも>の話よ。
身近な人や、よく知ってる人が……想像も出来ないタブーを犯していたり、もしかして…もしかして殺人者だったら。どうする?
例えば、……本当に例えばだけど、ソフィさんに酷い噂があったじゃない。実のお父さんと…関係があるって。あれが本当だとか。
ネリーは自分を襲った暴漢はヘイヴンの人じゃないって言ってたけど、ネリーは怖がらせまいとしてそういう事、嘘を付く方が良いって考えたりしそうだし。ルーサーさんを殺した人って…町の人の可能性が高い…んでしょう。
もしも、他の人がどうにかなってしまっても、パパやハーヴは変わらない…わよね?
ヘンな事言ってごめんなさい。
さっきの薬が効いて来たみたいな感じがする。
私、先に眠るわ──。
[そう言ってシャーロットは先に自室へ*引き上げていった*。]
音を上げるだと……?
そんな簡単にヘタレるわけねぇだろ、おい。
[ククッ…とひとつ笑いギルバートの目を見る。]
そっちこそ、即終了なんてブザマな真似はやめてくれよ?なぁ……お仲間サン。
[ナサニエルの両手はゆっくりと降り、ギルバートのベルトに掛かた。カチャリ……というベルトが外れる音でさえ、ナサニエルの鼓膜には大きな刺激となって響く。]
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