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流れ者 ギルバートは、修道女 ステラ を能力(襲う)の対象に選びました。
流れ者 ギルバートは、新米記者 ソフィー を投票先に選びました。
[ソフィーは物陰で息を潜めて二人の様子を見ながら、
罪悪感に胸が締め付けられるのを感じた。]
『嗚呼──、如何して私は、
こんな場面にばかり遭遇してしまうのかしら。』
[綺麗なものを、いつまでも綺麗なままだと信じたいだけのに。
たったそれだけの事が侭ならない。]
[二人の女性が意味深に抱き合う姿を見ながら
ソフィーは浅い呼吸を繰り返した。
収縮を繰り返す左胸の器官に急かされたように、
耳元を音を立てて血流が流れて行く。]
『駄目。とにかく一旦此処を離れなければ──。』
[床に杭打たれたかのように張り付いた足を引き剥がし、
物音を立てないよう慎重にその場を離れた。]
[玄関扉の前に立ち、ドアノブを回す。案の定鍵が掛かっている。
男を支えて自力で立たせようとし、]
鍵出してくれ。無いと開けられないだろ。
──車内──
もう、ホントにだめよ──パパ。
[運転席のヒューバートを軽くぽんと叩く。]
あれ、同性愛の印って右だっけ、左だっけ…。
外の学校に通ってたときの先輩に、教えてもらったはずなのに忘れちゃった。
[何かを思い出すように瞬き。そして、ホッとしたように小声で。]
教えてくれた人が言ってたのだけど。
ゲイの人って相手が<男性だからこそ>好き、なんでしょう。相手がどんなに美形でも<女の代償>なんかでは絶対にありえなくって、ソフィア・ローレンのバストより自分と同じ平らな胸板、同じ構造の身体を持っていて、髭がはえることも分かってるからこそ、それがいいんだって、その人は……。
もし、ハーヴがそうだったらどうしようかなって少し思ってしまった。だって、それだと私とは友達以上にはなれないから。
[「教えてくれた相手の事がその学校で最初に好きになった人だったの。」ともっと小さな声で呟いた。]
[2階に戻ったソフィーは、すぐに部屋に戻る事はせず、
物干し場から淡いブルーのワンピースを発見すると、
バスローブを脱ぎ、まだ乾き切らぬそれに袖を通した。
ローズマリーの部屋を覗くと、イアンは穏やかな寝息を立て、
ロッキングチェアーの上で眠っていた。]
ひとまず薬を買いに行こう──…。
[目の当たりにした聖女の痴態から逃げるように、
それが正常な思考でない事にも気付かぬまま、
ソフィーはまろぶように酒場の裏口から外へとよろめき出た。]
―車内―
ええっ! そうなのかっ
[シャーロットの言葉に、思わず運転操作を誤りそうにさえなる。
シャーロットがハーヴェイを気にかけていることも、初恋の相手というのも初耳だった]
誰なんだ。
パパに紹介しなさい。
[つい声が上擦る。
ヘイヴンの町の家々の存在する範囲はそれほど広くはない。ラング牧師の家が町外れとは言っても、さほど時間はかからなかった。
彼の家が目に入る。
(あーあ)
シャーロットを問い詰める間もなく、目的地についていた。]
[シャロのつぶやきは聞いていたのか聞こえていなかったのか、はては聞いていなかったのか。
なのに突然ヒューバートが大声で驚くものだからそちらにこちらも大いに驚く]
な、なんですか先生!驚くなら車止めて驚いてくださいよ!
[急ブレーキで頭をぶつけた身としては少し寿命が縮む思い]
─ナサニエルの家─
[鍵が開いたのを確認し、ドアを開けて家に入る。
雑然とした家の中を見回し、]
……とりあえず、寝かす場所。
何処連れてけばいい?
[と、相変わらずしゃっきりしない男を引っ張って*奥に入って行った。*]
[玄関の鍵を開け、かなり不安定な足取りで家の中へと入る。]
……………すまねぇ。
[殺風景な廊下と階段。キルトとピンク色のレースが掛かった電話。鍵が掛けられた書斎と冷蔵庫の中以外に、この家における生活感らしきものは見当たらない。]
[ソフィーの身体はまだ重く、立っているだけで汗が滲んで来る。
しかしそれにも構わず、懸命に両の足を前へと進め──。]
──着い、た…。
[しっとりと足に絡みつくワンピースの裾を払い除けるように、
視界に映るブランダーの店への道のりを消化した。]
―雑貨屋、地下室―
[ネリーは意図的に身体をかがめ、息を小さくしている。これまで幾度となく受けた仕打ちを少しでも和らげるために、自然に身についたものか。]
[ギルバートに引き摺られるまま、男は階段を指差した。]
………2階。
廊下の奥に寝室あるから、そこ………
[酩酊状態でありながら、彼は書斎の鍵を開けるという選択はせず(単純に、書斎鍵を開けるのが面倒だったからかもしれないが)、2階の寝室――先ほどまでニーナとの「契約」を遂行していた真っ白な部屋へと、男を*案内した*]
―ラング牧師自宅前―
[ラング牧師の自宅には、どこか違和感があった。以前見た時とは異なる点がある。窓の下に火箸が転がっており、窓ガラスは割れていた。
車が近づいた刹那、暗がりから突然無灯火の乗用車が鉄の獣のように躍り出てきた。]
あぶない!
[私は咄嗟にハンドルを切る。対向車のフロントガラスは泥に汚れ−それは不自然に汚されたものだっただろうか−ナンバープレートも目に入らなかった。
荒れた路面にかけたブレーキの制動は著しく問題があり左右に激しくシボレーはブレる。軽く路肩の楡にバンパーをめり込ませ、停車した。]
[普段は軽く開く雑貨屋の扉が、今日はやけに重く感じた。
半ば肩で押し開けるようにして店の中へ進むと]
御免下さい──…。
[人気のない店の奥へと、遠慮がちに声を掛けた。]
すまない!
怪我はないか?
[ブレーキによって充分減速した後の衝突だったためむちうちになるような衝撃はなかったのだが、私は二人を振り返り安否を確かめた]
それにしても運転トラブルの多い日だな。
今日は厄日のようだ……
[一言なりと、対向車に文句を言いたかったがその姿は掻き消えている。路肩に乗り上げたこの車で追いかけるつもりも当然のようになかった。]
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