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年齢以前に…人として解るでしょうっ…あんっ。
[リックがさらに被せてくる論理に戸惑う。論破も出きるかもしれないが本題はそれでは無い。
足か、どこかで本気で抵抗すれば糸口はあるかもしれない。しかしリックは傷つけたくない、という心がまた仇になった。
乱暴に衣服を引き裂かれ、リックに無理に引っ張られる。]
――雑貨屋・店内→倉庫――
[下着だけを身体に残した獲物を小突き、僕は勝手口を指し示した]
……さ、そこから出て?
店の中じゃ、いつお客さんが来るか分からないからね。
ほら、歩けよ、ネリー。
[ボブがムッとしている様子なのに、硬直したまま瞬きを繰り返す。
のん気にしっぽを振る犬が自分に噛み付いたらどうしよう…と考えながら。ハーヴェイは平気でああ言う風に言い返せるものだ。結構、度胸があるのでは──とシャーロットは思った。
ヒューバートがさりげなく間にはいってくれたことに、心臓の鼓動はやや落ち着く。無意識に父の影に隠れ、その父の言葉ではじめてニーナが泥だらけで立っていることに気付いた。]
いいえ、お気になさらず。
私は──家へと帰る途中だっただけですから。
大して遠くもありませんし、気持ちだけ頂きます。
[雨ですっかりぼさついた紙を手櫛で直してからようやく肩の荷が下りたとばかりにゆるゆると雨の中で息を吐く。
スカートもシャツも外套も、背面やら袖口やら裾やらは既に茶色く染まり]
[露わになっていくネリーの素肌。ノーマンが踏みにじったと同様に、リックもまたその優越感を、ノーマンと同じ快感をトレースするか。]
ハーヴ、無事で良かったっていうのはこっちのセリフだよ。
[思わず苦笑いする。]
娘をデートに連れ出すなら、もう少し安全運転してくれよ?
気が気じゃない。
[冗談まじりに微笑みながらも、声色に混じっていたのは心の底からの安堵だった。娘の咄嗟の危険に、エリザの遭難を確かめに行って垂れ籠めていた鬱然とした気持ちが刹那に遠のいたことに無自覚でいた。
「伯母様は?」とのニーナの問いかけに、エリザのことが意識にのぼる。
曇った表情で微かに首を振った。]
実は……地滑りに呑み込まれたのか行方不明のままなんだ。
[ぐんにゃりとした男の身体を支えて立たせようとしながら、眉を顰める。]
アスピリンだぁ?酒と一緒に飲んだってか?
幾ら頭痛いからってムチャクチャだな……。
…何てこと…!
[ヒューバートから告げられたエリザの現在に息を呑んで]
…そんな、この間レベッカ叔母様が亡くなったばかりなのに…!
[ああ、と小さく泣きそうな呟きだけこぼして両の手で顔を覆ってしまう。
間違いなく、自分の家族が事故にあったときのことを思い出していて、肩は雨の中小刻みに揺れて]
とりあえず…ローズの店へ…行ってみて…それからソフィーのお店に…。
多分そこで…無くしたと思うから――
[真っ先にリックの店と言葉が出なかったのは、やはり今戻るとあの行為の続き――今度はもっと激しいもの――を目の当たりにしなければならないという危惧からかも知れなかった。]
そうと決まったら…戻らなきゃ…。ローズのお店に…戻らなきゃ――
[まだ戻しそうになる胃を宥めるように擦り。わたしは再び泥濘へと足を進める。縺れる足許に苛立ちを隠せないように荒々しく*泥を蹴飛ばしながら*――]
いたいッ!
[白い下着だけになったネリーはリックに引っ立てられておぼつかない足取りで移動する。]
お…お店に人がいなくなっても、あそこに私の服があるわよ…あれを見て何も思わない人はいないと思うけどっ!
[実際は黙殺される――いやされたようだがネリーには知る由もない。]
『ボブ──、あの人が怖いと思ってるのは、私だけ?
でも、ママは近付いちゃいけませんってずっと…──。
もっと怒っても良さそうなのに…謝罪も丁寧だし、「良ければ、乗せていってあげるけど?」……なんて良い人みたい。
でも……。』
[ヘイヴンにただ一人しかいない黒い肌と、年は取っているもののアメリカンアフリカン特有のたくましい身体つきに、不穏そうにチラリチラリと視線を投げる…──。
シャーロットは、店で何度か遭遇しているニーナや、ボブがローズマリーのお店に定着している事がすでに自然となっている大人達とは違うのだ。]
[ニーナが、申し出を断ると残念そうな顔をする。
何か別の狙いが、背後にあったようである。]
え、ダンナの奥さんが?
[自分より10歳以上年下なのに、ダンナと呼んでしまう。
50過ぎて、こんな自分とは大違いと見ているのだ。]
それ俺の心配は入ってるんですか?
こんな名誉の負傷までしてるのに。
まぁ安全運転すればデートOKってことですよね、それ。
[恩師の笑顔にま肩をすくめ言い返す。
そしてヒューバートの曇り顔をみやり]
…奥様は…やはり…
[朦朧とした様子から、或いは酩酊してこちらが町民ではないと気付いていないのかも知れないと思われた。
この町の住民は概して部外者に対してかなりの警戒心を抱いている。この男は無防備過ぎた。]
あんた、家何処だ。
送ってくから教えてくれ。
>>315
[ネリーはリックの指す『人』が誰か見当がつかなかった。ギルバート?ノーマン?リック?と僅かの間考える。
しかしネリーにとってはその様な事はどうでもよかった。あまりの羞恥心に涙が零れそうだった。]
あー……………
[ギルバートの為すがままに起こされた時、ぐらぐらと強烈な眩暈が男を襲う。そして――]
おぐぅえぇえっ………
[その場で、嘔吐。]
[ああ、ともう一つ小さく呟けばボブのほうを向き直り]
ごめんなさいミスター、やはりご自慢の車に乗せていただいてもいいかしら。
一刻も早く家へ帰りたいの…リックたちが心配で…。
[正直いろいろあって自宅までの体力が持ちそうにないというのも理由ではあったのだけれど、それ以前に気が急いていて]
―町へと続く道―
[ルーサーは車をゆっくりと走らせながら、周囲の様子を見て周った。]
どうも、災害や事故も起きているようだな…… アーヴァインは大変だろう。何か力になれることは……
[エリザは私にとって妻だったばかりでなく、ニーナにとって血の繋がった叔母だったことを改めて思い出す。
私は雨に打たれる彼女の上に傘をさしかけた。]
ニーナ。酷い有様だな、君も。
[泥水で汚れた姿に、力なく笑う。]
よかったらうちでシャワーでも使うかい?
服はロティの服でまだ下ろしてないのがあるから着替えればいい。
ロティも少しの間でも君が居たら安心するんじゃないかと思うし。
[ヘイヴンではただでさえ子供達の数がそう多くはない。私は、やや年上の同年代で同性の彼女に、シャーロットのよき相談相手になってくれればと願っていたのだった。]
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