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先生はソフィーさんを抱えていったわ。
ソフィーさん、ここで暮らしてるのかしら…あの雨の後だものね。帰れなくなっているかもしれないし。
[ネリーはアンゼリカの2階を見上げた。]
―酒場・玄関―
[ソフィーを抱いたままローズの部屋に入る。そこにイアンの姿があると思ったのだが、誰も居なかった。椅子が静かに揺れている]
あれ…… この部屋でいいのか?
[ソフィーをベッドに横たえ、どこかにイアンが居ないか二階をしばし探し求めた]
ここはね、ステラ、昔、アンゼリカおばさまが使っていた隠し部屋なの。
隱していたけれど、おばさまは自分の身体を売っていたのよ。
それに使っていたのがこの部屋なの。
今は誰も使っていないけれど…。
ここで「ダメです、はいさようなら」ってな具合であんたを追い出したら、俺は「天使」の称号を返上しなけりゃいけねぇだろ?……返却場所は天上だかゴミ箱だか、或いは図書館だから知らねぇけど。
[ククッ…とひとつ笑い、ベッドサイドにある小さな棚を親指で示す。]
あそこの棚にはコンドームもローションも入ってる。必要なら好きに使って構わねぇよ。
[おどけたような表情を浮かべる男に近付き、息がかかるほどの至近距離で黄金色の瞳を見つめる。]
[何故だろう。私はそうせずにはいられなかった。
私は自動車へすぐ戻ったかと思うと、右手でハーヴェイの手を掴んだ。そしてそのまま、肩の高さあたりまで持ち上げ、彼の瞳を覗く。 瞳というよりも、瞳のさらに奥底を見ようというべきか。
やがて不意に手を下ろし、背を向け、アンゼリカへ向けて2歩3歩、歩き出した。言葉は一切出さなかった。]
[でも、そんなことはどうでもいいと言うように、ローズマリーはステラを引き寄せ、口づけをした]
ステラ、かわいいわ…。
コンドームねえ…俺は生が好きなんだけど。
[息の掛かるほど近付いた顔に、軽く唇を合わせて離す。]
一応ご同業の誼で天使のアンタに忠告しとくと、俺が払うのは金じゃない。ま、払えって言われても金がないんで払えないが。
もっともっと──スゴい、「取り返しのつかないモノ」だ。それでも良いか?
[笑んでいる筈の琥珀の瞳に浮かぶのは、誘惑のいろ。
だがそれは、むしろ血の契約に誘う悪魔の笑みだっただろうか。]
あなたの…おば様が?
[身体を売っていた。その言葉にわたしは僅かに眉を動かす。
今彼女がどういう理由でその事実をわたしに打ち明けたのか。そして何故この場所に連れて来られたのか。
わたしには正しい答えが見つからない――]
―酒場近くの道―
アイツ、誰かに言いはしないだろうか…。
[金という負い目によって、心に枷を付けるのが
彼のいつものやり口であった。
しかし、ニーナは受け取らなかった。
しばらく思案したが、犯されたなんて経験談を
好き好んで人にすることもあるまい。]
あわや、命を落としていたかもしれない直後に、
おバカな子猫ちゃんが舞い込んでくることもあるもんだ。
オウ、これはグッドなラックが舞い込んできたのかな。
[助手席の、愛犬ゴライアスを撫でながらご満悦。]
―酒場・二階→玄関―
妙だな……
[ソフィーを横たえたベッドサイドにダッシュボードに常備してあった小さな薬箱の中の解熱剤を置き、グラスを探すと水を汲み置いた。
少し迷ったが、「イアンを別の場所へ運んだか?:Bert」とローズ宛のメモをカウンターに残し、玄関から出た]
…っ!
[いきなり腕を掴み上げられ、瞳を覗き込まれる。
一瞬背筋がゾッとした。ネリーは何かを見つけたように、俺を放す。
だが──
アンゼリカへ歩くネリーの肩を掴み、無理やりにこちらを向かせた]
[僅かに混乱を来たしながら、わたしはローズを見つめた。きっと子犬のような縋るような目で見つめていただろう。
そんなわたしに彼女は唇を寄せる。からかうような言葉を乗せて]
可愛いだなんて…そんなことっ――
[やわらかい感触を素直に受けながら、戸惑いを隠せないままわたしは視線を伏せる。]
ヒューバートさんだけ先に行っちゃったけど…どうしようハーヴェイさん。
ソフィーさん軽そうだから任せちゃった。
待ったほうがいいのかな…
[ネリーはハーヴェイのほうを見た。]
「もっとすごいモノ」……ねぇ。
もちろん。言うまでもねぇよ。
俺は金よりかは、もっと観念的なモノを好むタチでね。常日頃から「人間を超越した何か」を追い求めるのが仕事みたいなモンだ。……あんたがそれをいとも簡単にくれるってンなら、むしろ好都合。
[琥珀色が、ゆれる。
男はそれをじぃっと見つめたまま、ギルバートの唇に舌を当て、その表面を湿った感触でなぞった。]
改めて………いや。これで正式に、「契約成立」だな。
『痛っ、何するのっ』
[心の中で叫んだ。もしかしたら聞かれたかもしれない。
彼に向き直される私。力では叶いそうにないことを一瞬で悟った。]
[同じように至近距離に顔を近づけ、ニヤリと笑ってみせる]
お前も…俺と同じだろう?
[人が変わったような口調、歪む目。
そのまま、ネリーに口付けた。
いつかシャーロットにしたような羽のようなそれではなく、深いけれども…何もこもらない冷たいキス。
くくっと喉を鳴らし、また体を離した]
いいえ、あなたはかわいいわ。他の誰よりも…
[ローズマリーはステラをベッドに誘いよこたわらせ、その上におおいかぶさろうとした]
―酒場・外―
やあ、ハーヴ。もう起きれるか?
しっかりしろよ、男の子。
[意識が戻っているハーヴェイに声をかける。そして、中の様子を簡単に話した]
誰か、イアンをどこかで見かけたか?
行きたいのなら行けばいいし…
何かあればとにかく叫ぶ人だから、大丈夫じゃないんですか?
[我関せずといわんばかりに突き放すが]
…戻ってきてるし。
[ヒューバートの呼び掛けに、図らずともため息]
……っ!!
[私はまた襲われるのか、と一瞬覚悟を決めざるを得ないのかと思い始めた時、
心まで凍り付くような接吻。
私はドキリとした。]
同じって…何が…
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