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[ニーナをからかう間にも、リックとハーヴェイの会話も聞いていたようで]
……あの子病気なのか。昨日見た時は元気そうだったのに。
[小さく呟いた。]
[ギルバートの続けた言葉にあからさまに眉を寄せ、無言で請求書をつきつける。
リックには早くハーヴェイをバスルームに連れていけとばかりに視線を向けた]
[不機嫌丸出しの表情で領収書を差し出し、そして別会計でマルボロを。
タバコの箱を僅かに見て静かにため息をついたけれど、それは何かに発展することはなく]
…何で男の人って煙草好きなのかしらね。
[静かな静かな呟き]
――居間――
[ハーヴェイを浴室に案内した後、僕は居間へ戻る事にした。理由はどうあれニーナは苛立っているようだったし、そんな時の彼女にあまり構うのは得策ではない。下手に手を出すと噛みついてくる猫みたいな印象が、普段無口な従姉にはあった]
ん……ウェンディ。
目が醒めた? 気分はどう?
[ソファで小さく寝返りを打つ妹の姿に僕はほっとした。薄く瞼が開かれて榛色の瞳を覗かせ、また閉じる。ウェンディはいつもこうだ。寝起きが悪い。僕は静かに、彼女が横たわるソファへと*近寄った*]
―自宅―
よし、出来上がり。けれどもあれは私らしくなかったな。
[少し強めの雨が降る。ここへ戻って来る前の雑貨店前でのやりとり。
ネリーには揺らめくものが多々あった。それを振り払うか、あるいは逃げんかの如く少しばかり豪勢な料理をボブのために作る。
ジェノバソース基調のグリルチキン、もやし、人参、ローズマリー、パプリカ。]
旦那様は・・・私は・・・
[ボブは抑圧されて生きてきた人だ。私も経験の差は比べるまでもない差だが、抑圧され続けてきた。
だからこそ、私はボブの気概が誰よりも理解しやすい。そんな自負が自分の中にある。]
[ボブも私も境遇は似ているかもしれない。だが決定的に違う部分がある。
ボブはそれは全く望んでいない事。それを払いのけてでも生きていかなければならず、そして火の粉は払ってきた。対して私は抑圧され続けっぱなしだ。
もっとも、かつての主に対して最後の最後で暴発はしたが。]
ウェンディは心配だけど大丈夫、きっとね。
[ウェンディが体調を急に崩した。あの時の目の映り方。胸の動き。
初めて見たものではなかった。取引先の為、遠方へ出かけた時のあの時のノーマンと一緒だ。
私は慌てたが両親からさりげなく聞かされていた事やノーマンが直接私に言ってきた対処法を基にその場はなんとか乗り切った。リックがウェンディに対して施していたものと同じだ。]
あと気になるのは・・・あの人。私に優しくしてくれたあの人だけど、あの人は気になるわ。普通はお金とか何かしらお返し見返りを求めるのが普通だもの。
[ネリーは唇や顎をなぞりながら*考える*]
――昨晩 ルーサー宅前――
[雨垂れの音を聞きながら、いつ帰宅するか判らない相手を待つ時間ほど苦痛に満ちることは無いと、底冷えする寒さに体温を奪われていく様に成す術も無く身を硬くして、わたしは呆れた様に苦笑を漏らした。]
――ふっ…これも道徳に背いた罰というのですか?神よ…。
[だるさだけが急速に増していく身体。冷たさで震える唇は、きっと動いても醜く歪んだだけだろう。
そう、恋焦がれてやっとで再会した相手は、過去の蜜月など当に忘れてしまい、今は愛娘に入れ込む傍から見たら子煩悩な父親という、すっかり毒気が抜け切ってしまった一見模範的に見えるふざけた男に成り下がった彼を、目の当たりにしてしまった馬鹿な女を嘲笑うかのように。]
―アンジェリカ―
ふぁ〜 ひどい雨だ。
[私は裏手に車を停めると、軒先で雨を払い落とす。扉の前にいたローズはclosedの札をちょうどopenにするところだった。]
グッドタイミングだ。
[私は彼女に微笑みかけ、扉の中へ入った。]
なんかないか? 喰えるもん。
ハラペコなんだ。
テイクアウトでいい。二人分な。
[肩からは革紐でつり下げられた革張りした羽子板状の文房具-ホーンブックだ-を揺らし、小脇に本を抱えている。カウンターに本を起き、早速注文を告げる。空腹からかいかにも余裕のないせわしなさだった]
[ヒューバートに気がつき、微笑みかける]
テイクアウト?
これからどこかにでかけるの?
じゃあ、サンドイッチがいいわね。
[手早くトマトをスライスし、レタスをちぎる。クロワッサンにナイフを入れ、トマトとレタス、生ハムを挟む。
これを二つ。
スクランブルエッグを作り、それもクロワッサンに挟む。
サンドイッチを作りながら紅茶を淹れ、ポットの準備をする]
紅茶もいるでしょう?
そうなんだよ。
[カウンターに置いた本を指し示す。ヘイヴンの地理や地誌、郷土史の本が積み重ねられていた。]
長い間かりっぱになってた本を返しに行かないといけないんだ。
いやさ、さっき車を停める前はclosedってかかってたもんだから。ダメもとでなにか作ってもらえないかってちょっと降りたんだ。
[待たせてるの?との問いかけにそう答えた]
[クロワッサンサンドを包み、ポットに紅茶をいれたものと一緒にヒューバートに渡す]
ポットは帰りがけにでも届けてくれればいいわ。
誰とどこにおでかけなのかしら?
[ローズマリーはヒューバートをからかい気味に尋ねた]
サンキューサンキュー♪
エクセレント!
[私はテイクアウトと頼んだことを忘れ、早速サンドイッチにかぶりついていた。一切れを飲み干すように食べるのに2、3秒ほどもかからなかっただろう]
むぐむぐ。
もちろん! 紅茶もくれ。
[ポットは帰りでいい、という彼女の心配りに感謝した]
いつも悪いな。サンキュ
誰と出かけるかって?
絶世の美人とさ。
[そう言って、あははと笑う]
……いや
[一旦言葉を句切り、悪戯っぽい笑みを向けた]
ローズも美人だが、ローズは女神だからな。
[ポットに淹れた分とは別にマグカップになみなみと紅茶を注いでヒューバートに渡した]
いい食べっぷりね。
欠食児童のようだわ。
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