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……私?
[自分の後方に向けられる視線に僅かにいぶかしみながら]
…ええ、伝えておきます。
[そういえば二人ともどこにいったのだろうと小さく頭の端で考えながら頷いた]
この男は――この羽根に、「何」を見るのか。
その割に、余裕ってモンがなくなってんな……ワインのせいか?クスリのせいか?
いや………
さっきの幻覚といい……何かおかしい……!「アレ」は「ルーシー」じゃねぇ……絶対に。
天使の羽根みたいだなと思ってさ。
[ニィと嗤うと、手にした鍵をナサニエルに向かって放り投げた。]
──悪かったな。アンタがあんまり必死なんでつい揶揄いたくなったのさ。
―車内→アンゼリカ―
ネリー、悪いな。
ソフィーが熱が出ているものだから、先にアンゼリカに寄らせてもらっていいか?
[彼女に断りを入れて、アンゼリカへと車を巡らせる。ハーヴェイの両脇にはソフィーとネリー。両手に花だな、と私は笑いかけたが彼は眠ったままのようだ。
やれやれ、と私は思う。みんな満身創痍じゃないか。
理不尽にもルーサーを恨めしく思った頃、アンゼリカについていた。
だが、そこで見たものは、雑貨店で見たもの以上に私にとって*衝撃的なものだった*]
[私の何かの部分で、何かが、私を突き抜けて行く。
近い。かなり近い。]
何かが…隆起していくような…
[私は誰にも悟られないように、首は動かさず、目だけで探る。]
私の身体が震えている。きっと車の揺れなんかじゃない。
こう――渦巻いているものの中心が――私の――すぐ側に――
[私は顔を伏せ、周囲の空気の流れを感じ取ろうとする。]
[ギルバートから鍵を投げ返され、男はそれを手で受け止める。鍵が手元に戻った安堵で、男はふと溜息をついた。]
[そして、背中に刻まれた羽根のタトゥーの話に及ぶと、唇を歪めて言葉を放った。]
「天使みたい」じゃなくて、本当に「天使」だ……と言ったら?
……天使?
[おどけてわざとらしく目を丸くして見せる。笑いが止まらないというように]
アンタはどう見たってせいぜい草臥れた堕天使ってところだろ。
──誰?
分からないのか?
[それは音を伴わないのに、何故か笑い声に似た感触を持って響く。……ますます肉声の「声」に近いイメージとなってきた。]
[隣にする気配に、瞼が震える。
違う。自分に話かけてくる気配とは。
だけれども自分に近い、ナニカ。
そして、「知らないのか?」と言う、ハッキリと響く声]
……まさ…か……ギ…ル…バート
[その名前をつむぐのは自分が何かに変わってしまう瞬間だっただろうか]
………まあな。
[ポケットに鍵を押し込み、煙草を手に取る。火のついていない煙草を口に咥え、さらに言葉を続けた。]
ま、俺は別にキリストやらブッダやらの使い走りじゃねぇし。そういうお偉方の元で働くのは、性に合わねぇしなァ……。そういうんじゃなくて……だ。
[さらに、テーブルの上に置いてあったライターで火を付け…]
っと。ここから先はちぃとばかし込み入った話だ。アンタが心寂しくないなり、俺に興味を持ってないってんなら、この先を話す必要は無いんだが……どうする?
―車内―
はい、ヒューバートさん。
私がお世話になってるんですもの。
[ネリーは促されてヒューバートの自動車に体を滑りこませた。隣ではハーヴェイが、そのまた隣は私を助けてくれたソフィーが静かに息をしている。
それにしてもニーナの執拗とも言える私への視線はなんだったのだろう。]
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