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ええ、そうよ。
知ってるの? ああ、昨日散歩したときに寄ったのかしら?
かわいい娘でしょ、ウェンディちゃんっていうのよ。
ギルバートが車の運転できるんだったらお願いしようかしら。
[ギルバートがたべ終わるのを見届け、コーヒーをだして]
小さい車だから、あなたには窮屈かもしれないけど。
ちょっとした荷物ぐらいは積めるわ。
ブランダーの店までのおつかい、お願いしてもいいかしら?
ログ、ざっと見て。
ネリーさんは絡むことを気にしすぎてる気がしますね。
相手に絡みを求めるのではなく、自分から相手がそう反応するような状況にもっていくべきではと思うのです。
[ローズマリーはギルバートに車のキーと買い物用のお金を手渡した]
何か他にも必要そうなものがあったら買ってきてちょうだいね。
ああ。まあ適当に見てくるよ。
[自動車のキーと買物代金を受け取り、ローズマリーの唇に短いキスを送る。
教えられた通りに店の裏手に回ると、丸っこいボディの小型車が駐車していた。
ローズマリーは窮屈かもと言っていたが、乗ってしまえば案外とそうでもない。
エンジンを掛け、強雨のなかブランダーの店を目指して走り出した。]
[別にローズマリーが誰に抱かれても実際自分には全く関係ないし卑下する気もない。人間である以上、誰かを求めるのは当然のことなのだし知らない振りをしていればいい。
それでもあの声は自分に思い出させたくないことを思い出させた。
ようやっと蓋が閉じかけていたのに。缶切りがあけたのは缶詰ではなく自分の記憶の蓋だったらしい。
恨むべくは、こんな記憶を植えつけたユーインに他ならないのだが。
ナイトキャップにと、偶にほんの少しだけ手をつけていたブランデーをグラスに乱暴に注ぎ、それをあおる。焼け付くような感触は苦しかったがそれでも手は止まらない。
『忘れろ忘れろ忘れろ、夢だ夢だ夢だ』
普段飲み慣れぬ癖にこれだけ強いものを呷れば結果は明白で。
数杯重ね、ボトルの中身が大分減った様に見えた頃、前後不覚となり、上半身だけベッドに突っ伏した自分が居た]
兄さん…いつまで…いつまで俺を苦しめるんだよ…!
どうしたら…気が済むんだよ…!
[頬を伝うものは苦しさからか、悔しさからか。
シーツを握り締めた手には薄っすらと血が滲んでいた*]
[まるで恋人のように振る舞うギルバートに微笑んで、短い間なのだからと自らを戒める]
[ギルバートを一人で送り出したのは、二人でいるとまた求めてしまいそうになるから]
どうかしているわ、わたし。
[ローズマリーは受話器をとるとブランダーの店に電話をかけ、品物をギルバートが取りにいくことを告げた]
[ワイパーが忙しなく動いているのに、あっという間にフロントガラスは雨滴で曇っていく。
田舎の鄙びた景色が雨で煙って見える。]
『自動車の運転を教えてくれたのは、あれは誰だったか』
[ふっと過去の断片が浮かんだが、思い出す間もなくそれは切れ切れに消えた。
それほど多くのことは憶えては居られない。時はあっという間に過ぎていくのだから。
今だけが全てなのだ。]
[夢を見ることもなく夜が明けた。
酷い二日酔いだったが、自業自得、仕方ない。
目覚めた途端、またトイレに駆け込む羽目にはなったが。
冷蔵庫の中にこの間雑貨屋から買った食料品はまだあったけれども、外の雨が今後を不安にさせる]
買いに行った方がいいか…?
[車ならまだ外に出られる程度の雨、家に閉じ込められる前に買っておくものは買っておいた方がいいか。
ぐらぐらする頭を何とか持ち直し、身支度をする]
悪いな、こんな雨の中ばかり走らせて。もう少し、我慢してくれな
[ガレージの中で不満を醸し出しているだろう愛車に声をかけ、雑貨屋に向かって走らせる。
向かう先に何か妙な胸騒ぎがするのは、きっと二日酔いのせいだろうか]
─雑貨屋の前─
[どれほど視力が優れていても、雨で滲むガラス越しの景色から看板の文字を読み取るのは骨だ。それでも何とか教えられた通りに、“ブレンダーズ”の看板を掲げた、見覚えのある店先に自動車を停めることができた。]
[車を降りると、出る時に持たされた傘を開き、急いで店の入口に走る。]
[大降りになってきたが勝手知ったるヘイヴンの町、そう迷うこともなくブレンダーの店へと辿り着く。
傘を入れておくのを忘れた為雨に出来るだけぬれないよう、入り口との最短距離を狙って車を止め、店の中へ。
自分のほかに先客がいたようだったが気にとめず]
こんちわ…って…
[店番をしているブレンダーの人とはもちろん顔見知り、挨拶と一緒に店内に入ると先客の後ろ姿がある。
見覚えのあるその姿、一瞬顔が曇った]
[ウェンディにずっと付き添いながら雨の一晩を過ごす。
やがて店の扉が開く音で顔をあげるとちらりとウェンディが眠る様子を確認してから店へと出てこようか]
いらっしゃいませー…。
[不眠の一夜を過ごしたために少しだけ気だるそうな面持ちで店内に現れた]
─雑貨屋店内─
[出てきたのは昨日この店の前で会った、瞳が印象的な若い女性だった。]
やあ。ローズが頼んでた食料品受け取りに来たんだけど。
[人懐っこい笑顔で笑いかける。]
[図書館で働いているはずのニーナが何故ここに?
ギルバートを見て少し顔は青ざめたが、とりあえず目的は買い物なので用件だけはすまさないといけない]
あれ、ニーナさん。図書館は今日はいいんですか?
[傘を差さなかったせいで濡れて店内を汚していたがやはり気にしていない]
[車が店の前に停まる音がしてすぐに入口の扉が開いて、ほっそりとした人影が飛び込んでくる。
振り返って見ると、それはこの町に来て最初の日に、ローズの店に居た少年と分かった。
何故か青ざめているその顔にも構わずに笑顔を向ける。]
―ブランダーの店・店内―
[店へと出れば昨日扉の向こう側であった男とハーヴェイ。
ギルバートの用件に、やはりローズの身内らしいという認識をしながら]
…そう。
伝票はお持ちかしら?
[リックではないから、何の発注をうけているかまではしらず、少し自らの髪を指先でなおしながら]
あ、あぁ、どうも。
[向けられた笑顔にぎこちなく挨拶を返す。
二度も顔を合わせれば無視するわけにもいかないか]
ローズマリーさんとこにいらっしゃる方…ですよね。
買出しですか?
[挨拶は最低限に留めようとする。
下手に時間を延ばしてしまえばまた例の記憶が蘇るから]
[ニーナに伝票と言われ思案するように]
ンン…伝票は貰ってこなかったなあ。実を言うと何を頼んだのか知らないんだ。ローズに聞いてもらえば分かると思うけど。
[そこで丁度「図書館」と言う言葉が耳に入り]
……図書館に勤めてるの?
[さりげない態で身を少し乗り出した。]
何故って…自分の家の手伝いよ?
全部リックたちに任せておくわけには行かないわ。
だから暫く司書は休業よ。
[ハーヴェイから落ちる雨水で濡れる床に僅かに眉を潜めるけれど、この天候では仕方ないとばかりに肩をすくめただけ]
[ニーナの方に身を乗り出したまま、顔だけをハーヴェイを向ける。]
ローズに頼まれてね。
そういう君はローズの店に来てた人だよね。名前は……ええと…
[琥珀色の瞳が問い掛けるようにハーヴェイの中性的な貌に据えられる。]
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