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村長の娘 シャーロット は、見習い看護婦 ニーナ を占った。
次の日の朝、自警団長 アーヴァイン が無残な姿で発見された。
……そして、その日、村には新たなルールが付け加えられた。
見分けの付かない人狼を排するため、1日1人ずつ疑わしい者を処刑する。誰を処刑するかは全員の投票によって決める……
無辜の者も犠牲になるが、やむを得ない……
そして、人間と人狼の暗く静かな戦いが始まった。
現在の生存者は、流れ者 ギルバート、修道女 ステラ、酒場の看板娘 ローズマリー、旅芸人 ボブ、冒険家 ナサニエル、書生 ハーヴェイ、牧師 ルーサー、美術商 ヒューバート、見習いメイド ネリー、新米記者 ソフィー、見習い看護婦 ニーナ、村長の娘 シャーロット、双子 リックの13名。
[ソフィーが気がついたこととに安堵し、ローズマリーは階下からピアノが聞こえてきたことに気がついた]
あら? ボブかしら?
[ステラ、ソフィー、ちょっと店に行ってくるわ]
[ボブがピアノを弾くのを、一瞬怪訝そうな目で見たが、ボブの言葉を聞いて了解したような顔付きになった。]
あぁ…あの方ですか。
ええ。ここにご厄介になってます。
あー。構わんと思いますけど、上に病人が居るので出来ればお静かに願います。
ギルバート──?
[ステラを見上げるソフィーの顔が強張った。]
『ああ、もっと、きて、ギルバート』
[瞬間、昨夜のローズマリーの声が甦って、消えた。]
………。
[続くステラの声は耳に届かなかったのか。
強張った表情のまま、ステラの瞳を見つめている。]
―作業場―
[シャーロットは帰ってきて着替えたようだった。入浴したばかりなのか、その白い肌は微かに桜色に色づいている。]
実は、さっきの荷物は、また別の制作のためのものだったんだ。ロティにモデルになってもらう作品とは別ベクトルのものかな。
まったく違う方向に意味があるものを作る。
対になっているからこその意味が出てくると思ってるんだ。
[私は、簡単に制作物について説明した。]
今日のロティからどんなものを創るかは……これから答えを見つけていこう
[そう言って微笑んだ。シャーロットと向かいあうこの時間は貴重で、一瞬一瞬が示唆に富んだものなのだ。
作業場の壁面には、以前制作した機械仕掛けの砂時計が置かれていた。中央の少女は、体の前に差し出した両掌から黄金の欠片を零し続けている。まるで、際限なく黄金をもたらすかのように、或いは――
私にとって、それはまさに黄金の時だった。]
O'er the ramparts we watched
were so gallantly streaming?
[ここまで弾き、そして歌うと演奏をやめる。]
ああ…病人がいらっしゃいますか。
たいていの人は、この曲を聴くとなぜだか
元気になるものなのですけれどもねえ。
[心配と笑顔が、入り混じった表情をする。]
まあ、私はこの曲は世界で一番嫌いなのですけどね。
[じっと手を見る。いつもの通りの手。
筆や彫刻刀を思い通りに動かす手だった。
何故美術を専攻したのだっけ。
よく美術書を見ていたから興味を持ったのもある。
美しい西洋画や神秘的な東洋画に憧れたのもある。
いや違う。何よりもこの道に駆り立てたのは…]
違う…俺は純粋に美術が好きだったから…
だから…だから…違う…筈…。
[瞼を震わせて何かをかみ締めるように息を飲み込んだ]
[客が来たと立ち去るローズを見送り、わたしは再びソフィーに向かい合う。その表情が先程より幾分強張っているのに気づき、わたしはどうしたのかと尋ねる。]
どうしたの?ソフィー。ギルバートさんに心当たりでもあって?
[ローズマリーは階段を降り、店にはいった]
ボブ、こんにちは。
ギルバートが応対していてくれたのね。
いいわよ、ボブのピアノだったら病人の邪魔になったりはしないでしょ。
好きなだけ弾いていってちょうだいな、ボブ。
[ゆっくりと眠りの縁から意識が現在へと帰ってくる。
身体はひどく疲れていて、それが眠りにつく前の自分の行動を思い出させて、零れたのは気だるげなためいきひとつ]
…起きなきゃ。
[現実へと帰らなくてはいけない。
従弟達が店で待っている。
ゆっくりと体を起こして辺りを見回す]
[不思議そうに見つめ返して来るステラの瞳と言葉に、
我に返ったように視線を逸らした。]
───あ、い、いえ…。
ただ、以前ブランダーさんのお店の前で見た事がある気がして…。
[ローズマリーが現れたのを見て、笑顔を向ける。]
やあ、病人かい?大変だねえ…。
また飲み過ぎとか、悪酔いとかそんなクチ?
[手元で、ピアノをポロンポロンといじっている。]
寝てるとか、そんなんだったら遠慮するけどさあ。
この国の人が、元気になるような曲ならいくつか知ってるよ。
まあ、私の嫌いな曲ワースト2なんだけれどもね。
[“妹”の濡れた服と燭台を手にした“兄”は、“妹”が眠る寝室へと戻ってきた。]
……おはよう、ニーナ。
[その顔に浮かぶのは、穏やかな笑み。]
[作業場の中央、彼女が立つ場所近くに照明器具を近づけた。
今日は雨が降っている。光量が足りない。
眩い光が彼女を照らし出す。私は足下の照明の光量や位置を調整し、影を打ち消した。]
じゃあ、始めよう。
[そう言うと、彼女の前に置かれたソファに腰を降ろし――そういえば制作に入るのにやや休止期を挟んでいたことを思い出した。]
その前に……
スカートを上げてくれるかい?
[期待を込めて、シャーロットの瞳を見つめた]
[視線を逸らしたステラに、わたしはそれ以上の意味を追求する気もなく]
そうなの。
もしかしたらローズに買出しを頼まれていたのかもしれないわね。彼、わたしがここに訪れた際外で空き瓶を拾っていたもの。
[気だるい体をどうにか起こせば、ちょうどナサニエルが入ってきたタイミングで。
まだ『契約』が続いているのか捉えかねてただ小さくうなずけば、支えるもののない乳房が微かに揺れた]
The Star-Spangled Bannerなんぞ聴いて、しゃっちょこばってベッドから飛び出してきたらそれこそ一大事ですよ。
[と苦笑した後に、何気ない態で問い掛ける。]
何故嫌いなんですか?
・・・ワースト1は何か聞いてもいいですかね?
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