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[一通り2階を見てまわり。
特に他に目新しいものがないと分かるとゆっくりと1階へと降りる。]
……罪人ばかり集めた割には静かというか。
そもそも男が少ないから、か……
[刑務所にいたころよりはいくらか。
特に揉め事も少ないな、とホールを見渡して。]
[閑散としたそこへと辿り着けば、何となくソファに座るのはよして厨房へとまっすぐ入る。おなかが減っていたわけでもないけれど、水道をひねり、ぼんやりと佇む。]
――丸二日も経ってるけれど、イマイチ進展もないわね。
[自ら必死に捜査しているわけでもないので当然と言えば当然のことだが。]
情報を持って居そうなのは誰かな。
ルーサーさんかしら?
[漠然とそんなことを考える。]
正直館内の全てを見て回れるほど細かくないのよね。
面白い事実でも見つかるのなら話は別だけど。
[単なる貴族の道楽ならば面白みなど全くない。]
[会釈をされれば笑みを返し]
こんばんわ。
今日はまだ誰にも会ってないわね。
[そこまで言うと、ああ、と思い出したように]
昼頃にどこかからピアノが聞こえてきたくらいかしら?
[小首を傾げ、そのままストレートに質問を。]
――何か面白いものは見つかった?
どこへ行っても違和感があるものだから、逆に飽きちゃって。
……ああ。
シスターがピアノを弾いていたのですよ。
2階にちょっとした娯楽施設がありまして。
[それが聞こえたんでしょうね、と頷いて。
面白いもの、と聞かれればはて、と首を捻り]
……面白い、の定義にもよりますがね。
まぁ見て楽しいものは特には。
お酒好まれるなら2階にも結構取り揃えてありましたよ、とだけ。
[ピアノの話には へぇ……と反応を返し]
ああ、ビリヤードがあった部屋かしら。
あそこは扉を開けて閉めただけだからよく見てなかったわ。
[首をひねる様に食えぬ男だと笑みをもらし]
お酒、2階にもあるのね。覚えておくわ。
面白い……まぁ、真新しい発見はあったかしら?ってことね。
ないならないで構わないけど。
[そこまで言うと、ソファまで歩んでそっと腰を下ろす。]
ああ、その部屋ですね。
バーカウンターとピアノがあるんですよ。
それも結構立派な。
[だからといってそんなもので暇が潰れるわけでもない、とは思ったが。]
まぁ……貴方の興を動かしそうなものはありませんでしたね。
死体の1つでも見つかれば少しは退屈が紛れるかもしれませんが。
こんなところでミステリーはご免ですけど。
[――歌が聞こえる。
『われをもすくいし くしきめぐみ
まよいし身もいま立ちかえりぬ』
子どもの頃のオレは、狭い教会の固い椅子に座っている。
小さな弟が覚えたばかりの拙いピアノで、賛美歌を歌うのを見てる。
『おそれを信仰にかえたまいし
わが主のみめぐみ げにとうとし』
優秀な弟だった。
粗野で不器用、何も続かないオレとは違う。
『くるししみなやみも くしきめぐみ
きょうまで守りし主にぞまかせん』
優しく勉強熱心で我慢強く、こんなふうに何でも覚えてしまう。
そんな弟が、オレに褒めて欲しくて賛美歌を弾き歌って見せるのだ
『わが主のみちかい とわにかたし
主こそはわが盾わがいのちぞ』
悔しくないわけじゃない。
でもそれ以上に誇らしく、可愛いナイジェル。
『この身はおとろえ世を去るとき
よろこびあふるる みくにに生きん』
弟は歌い終わると鍵盤から手を離し、こちらを向きにっこり笑った。
もちろん、オレも笑い返して――]
うまいうまい!
おまえならそのうちピアノ係も任せてもらえるさ――…
[声は虚しく個室に響く。
目が覚めれば自分は一人、大き過ぎる個室の柔らかなベッドの上]
……寒い、な。ここ。
[耳を澄ませてももう、ピアノの音は聞こえなかった。
夢の中だけのものだったのだろうか。
見上げた天井は高く、染み一つない]
ナイジェル…。
壊れたから…、悪いのは全部セシリア…、
セシリアが壊しちゃったから…、
…殺された。
[名を呟くと、昨夜の今のナイジェルの言葉が蘇る。
自分には意味を理解することのできない言葉の羅列自体ではなく、それを口にした時の冷たく艶やかな表情を思い出して、身震い。
肩を抱き身体を起こしても壁は遠い。
一人で居るには広すぎる。
...は部屋を出て、階段を下りた]
バーカウンター……。
お酒を作ってくれる人もいないと言うのに、
宝の持ち腐れだわ、この屋敷。
[――いや、それは今の自分達か、と改めて。]
三流小説のようなベタな展開なら、私もお断り。
何も死体を求めてるわけじゃなくてよ。
[くすくすと哂って妖艶な笑みを浮かべる。]
振り回される側にいるのは好きじゃないだけよ。
[深くもたれかかっていつものように足を組む。]
よう、何の話?
そういやよく二人で居るね。
…邪魔したかな?
[軽薄に口の端を持ち上げながら、邪魔したとは思っていない様子で空いているソファーに腰掛ける]
ま、何につけてもセルフサービスが基本みたいですからね。
[食事も、お茶の用意も。
囚人にそこまでのサービスは無い、ということだろう。]
じゃあフロイラインはどのような刺激をお求めですか?
色恋沙汰に関する刺激は生憎と――無理みたいですけど。
……振り回されるのは私もご免ですがね。
振り回してる本人が不在では如何とも。
[ナサニエルの姿が見えると、あげられた手に同じように手をあげる。]
皆がお寝坊さんだから、自然と二人になっちゃうのよ。
[邪魔したか、という言葉には いーえ?と微笑んで。
ルーサーの方を向けば]
今日も自分達で何か作らないといけないわね。
昨日もカナッペだけだったし、私は平気だけどそうでもない人も
そろそろ出てくるんじゃないかしら。
[どのような刺激かと問われれば――]
さぁ?それすらも、わからないわ。
言ったでしょう?執着出来るものが何もないの。
強いて言うなら、刺激とは執着出来そうなものかしら?
色恋沙汰も他者への執着とするなら、なかなかに難しいわ。
……ああ、そうですね。
とはいっても……私も言うほど料理が出来るわけでは。
[ナサニエルに視線を向けるも、当然のように無理だろうな、とすぐ逸らして]
……どうでしょうね。
刺激を求めてそれに拘る人もいますが。
一時だけで満足する人もいますし。
あなたの紅茶は美味しかったけどね。
今度は是非お料理もご馳走してくださると嬉しいわ。
[本気とも嘘ともわからぬトーンでそう告げる。]
刺激……なければないでいいのよ。
もし執着出来そうなものが出来てしまったら、それはそれで
――――縛られてしまいそうで怖いわ。
>>146
お寝坊か。柔らかいベッドも、寝すぎると背中が痛いよ。
[作った拳骨で、届かない自分の背中を叩こうと苦心しながら]
やれやれ、飯は自炊か。
オレはまたてっきり、ご立派な屋敷のついでに可愛らしいメイドさんでも付いてて、手ずから出来上がった料理を運んでくれるとばかり。
でも昨日のカナッペだってなかなかだった…
今日も期待できるのかな?
[持ち上げて、また何かせしめようとする魂胆の見え隠れする顔でそんな事を言う]
…執着できるものが何もない?
[ローズマリーの言葉に信じられないとでも言う様子で目を見開き]
信じられないな。執着なんて簡単だろ?
オレならその気になりゃ、零したパン屑奪ったスズメ一匹でも呪えるよ。
色恋沙汰もねぇ…
あんたがその気になりゃ、誰でもひっかけられるだろうに。
美人に生まれといて、もったいないね。
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