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「じんろう」…?
人狼の…「同族」?
俺が…血族…だって?
[益々訳が分からないというように声に歪みが入り始める]
お前は…人間じゃないのか…?
──!
[「人間ではない」そんな告白がこともなげに伝わり、言葉を失う。
以前雑貨屋で一度だけ彼に会った時、頭痛を覚え、先程も同じく雑貨屋で衝動が抑えきれなくなった。
ナサニエルの家では彼の残したモノに酷い眩暈を覚えた
それは全て彼が人ならざる故のものだったのか]
俺は…?まさか…俺も…お前と同じ…?
いや、俺は…ずっと…人として生きていた…!
ありえない、ありえない…!
[最後はまるで自分に言い聞かせるような]
werewolfと言っても別に、映画に出て来る狼男みたいに毛むくじゃらのケダモノになる訳じゃあないさ。
人間よりちょっとばかり死ににくくて、体が丈夫なだけだ。
[それは彼に関しては正確な事実を告げてはいなかったが、
あえて伏せておいた。]
[出て来たナサニエルに、薄い笑みを浮かべる。]
ちょっと聞きたいことがあってな。
さっきは聞き損ねたんで…入ってもいいか?
[淡々と語るギルバートとは対照的に頭は次第に混乱してくる]
…だけ?
いや…以前と…違う…
俺の中で…ナニカが変わった…
時々…俺は…自分が抑えられなくなる…
どうしようもない…どうしようも…!
お前に…会ったからなのか…?
それとも…俺が…「人狼」だから…か?
[咥えた煙草を上下させるように、言葉を口にした。]
……別に構わねぇけど、何だ?
人に聞かれても平気な話か?
それとも、聞かれたくない類の話か?
人狼の血が目覚めた「血族」は、その過程で肉体が急激に変化する。
人間そのものの身体から、同族のそれに。
そのせいで、精神にも失調をきたす者が出て来る……
[先刻ネリーに告げた言葉と殆ど同じ、だが冷たい硬質の声。]
それはアンタ次第だけど、聞かれない方がいいんじゃないかな。
単刀直入に訊く。
昨日、この家で何があった。
[見詰める視線は硬く、鋭い。]
昨日、この家で………?
[はて…と思いしばし逡巡する。]
……ま、立ち話はアレだから、中に入りなよ。
[そう言ってギルバートを中に招き入れると、書斎の鍵をポケットから取り出した。]
ネリー。掃除してくれんの?ありがと。掃除用具は階段の下にあるから。悪いけど俺、ちょっとギルバートと話あるから。すまねぇな。
[それだけ言うと、ギルバートを無言で書斎の中に招き入れた。]
[まるで自分が自分でなくなっていく感覚。
そしてその過程は事実のものと告げるギルバート。
精神に異常をきたすということは、既に自分は異常なのだろう。
自覚はあった。
自分の過去を暴き、そして同じものを見せられることに酷い嫌悪と殺意という衝動が沸いていたのだから]
あぁ……俺…は……!
[非現実的な事実を突然に突きつけられ、理解も納得もできていなかったが、自分自身は嫌と言うほど「自覚」していた。
認めたくない。そしてこれ以上知りたくないというように、一方的に声を閉じた]
あらギルバートさん。
え?階段の下に?分かったわ。ちょっと行って来るわね。
[ネリーはナサニエルやギルバートから少し離れて掃除を始めた。]
[ギルバートが私に軽くウィンクをした。
私を気遣ってのものだとは分かったが、彼の意志はどこか別の所へ向けられているような気がした。
私は一言『蜂蜜。』か何かを言ってジョークを言おうかとも思ったが躊躇われた。]
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