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── 電脳世界<Utopia>/Closed・Morgan's ──
[静寂の中、ただずむ老人の元へ、セシリアは睫毛をふせて近づいて行く。]
今の私に──
貴方に与えたいものが、与えられるのかはわかりません。
あたたかな闇にうずめたとして、リンガを生まれた場所に還すことは、私には出来ませんから。
ただ、ちいさな泉の潤いが、乾きに触れ──
貴方が私に力を与える時、燃えるかりそめの火花を包むとともに、小さな一瞬の死を、せめて貴方に差し上げる事が出来るように──
私は、貴方を抱きましょう。
[再び両腕をのばし、モーガンの肩に巻き付けようと]
―― Utopia/魔窟 ――
僕が直々に手を下そう。
黒き女(カーリー)が精製したDataが必要だ。
どうも共有Systemが上手く働かなかったようなので、僕としては機械仕掛けの神となるしかなくてね。舞台装置には何時もながらに手間がかかる。
[番犬というには獰猛な姿の影..........哂笑。]
あなたが舞台に相応しくなるよう修正に来た。
そう思っていれば間違いはない。
しかし、AIとしての名前を見ていると思い出すよ。
僕のある実験がスムーズに行かなかった事をね。
[牧場の柵へと腰掛けて劇場の方を眺める]
誰かいるなら、出て来て欲しいものだけど。自分から行くにはちょっと無用心、だよね。
よく考えたらここってunderだし。何が落ちてるかわかったものじゃないもん。
欲しい情報は手に入れたし。用がないといえば用はなくなったんだけど。
[underで行われているゲーム、それがどんなものかも少し気になりはした。調べる、まではしようと思わなかったが]
― 理想郷<Utopia> / Under:Ruins of Abbey ─
<<< ディ〜 リ〜 リリリラリリ〜 >>>
<<< リリリラリラ〜ラ〜 リリリ ラリリ〜 >>>
[ストリートオルガンの奏でる『夢のあとに』が廃寺院をバックにもの悲しく響いていた。
球体の水槽の中には汚泥と、上澄みの光の粒子が浮かび上がっている。]
<<< …ぐちゃぐちゃ…… …ニチャ…… >>>
[粘り気のある液体を攪拌する音。なにかを咀嚼する音が生々しく音色に混じって響いていた。]
<<< …ゴク……ン… >>>
[少女が首をもたげ、赤黒い液体にまみれたなにかを嚥下する。]
それか?
[男の言葉に、少女はしばし答えない。]
《ピーッ! ――PGM、着床。》
[アラートと共にPGMの取得が確認された。カノンは振り返るとにっこりと微笑んだ。その口もとも手も、真っ赤に染まっていた――。]
【さすがに"師匠"であるということか】
[だから"そんな事態"になった時も、レベッカはすぐに反応に移る。]
[矢/網が、透明な壁に阻まれ速度を落とす。]
[僅かであれど、その身を後退させる時間にはなる。]
―― 【音域補正:高音】 [C][E]
[セイレーンは音を奏でる/唄ではなく。]
[生じた波が幾つもの刃となり、炎と網を消してゆく。]
― 電脳世界<Utopia>/Under:遊園地 - Neverland ―
[それは小さな移動遊園地だった。
メリーゴーラウンドにビックリハウス。ミラーハウスにゴーカート。ささやかながら古びたアトラクションがいくつか備えられている。
傍らには小さな劇場と、牧場。そして、これまた古いゲームコーナーが設けられていた。
アスファルトの道の脇には、なぜか半分埋もれた大根が群生している。]
[目の前の女が、腕を巻きつけるのを受け入れる。]
なるほど。刹那的快楽よ……。
生身があった太古の昔以来、経験がない故、
とっくに忘れてしまった欲動だ。
[女の体に、こちらも手を回しながら。]
ならば、私を満足してみせよ。
三大欲求のすべてを忘れた私に
そのいずれかを思い出させてくれ。
動くなら、君が動くが良い。
[しばらくの後]
今言うのもなんだけれど、ちょっとついていけない趣味だわ。……頭の花とか花とか花とか花とか。
──この街をフラスコにでも見立てているのかしらね。
[呟き、レベッカへと向き直り]
本当にごめんなさい。師匠がご迷惑を……。
[しゅん、と目を伏せた]
― 電脳世界<Utopia>/Under:遊園地 - Neverland ―
― 牧場 - Mudskipper Animal Kingdom ―
[ガクランを羽織った猫が隣のエリマキトカゲをつついた。]
「なあ、おい。あれ、客……じゃねえか?」
「――まじかよ。珍しいね。」
[牧場の柵に腰掛けているショートカットの少女を仰ぎ見ている。]
「お、おねいさん―― 客かい?」
[ガクランの猫は思い切って声をかけてみる事にしたようだ。]
いいえ、大丈夫ですよ。
コットお嬢様は大丈夫ですか?
[その様子に、微笑み。]
――花は、 お似合いだと思いますけど。
[少し考えたようだった。]
[警鐘。体が跳ねる。何事かと思うと、目の前に地図が展開された。under領域の地図上に、05と12の光点がある。そして、消えて行く05の光点が一つ]
また、誰か倒れた?
05と12……。戻れば名前まで見られるんだろうけど。
[不意にかけられた声に、びくりとした]
へ? 声? 客?
[きょろきょろと見回し、下からだと気づいて見下ろすと、ガクランを着た猫が一匹]
……古い資料を図書館で見た気がする容姿だけど。だけど。
[そのセンスは一人の男を連想させた、が]
客って、あたしのこと?
ちょっと通りがかっただけなんだけど。ここって興行やってるんだ?
[人のいない遊園地を眺めて、そしてまた猫へと向き直る]
うん、外見には似合っているのだろうと思うんだけれど、なんか、慣れなくて……。
わたしはだいじょうぶ。"NOE"が防いでくれるから。
でも、師匠が下さったものがわたしを守るのはこんな状況下では皮肉だわ。
[一拍の間]
レベッカさん。
レベッカさんは、この事態についてどこまでの情報を得てらして?
"鍵"については、もうご存知なのかしら。
― 電脳世界<Utopia>/
Under:遊園地・牧場 - Mudskipper Animal Kingdom ―
「おいらはネコキチ。姓はヤザワ。」
[ガクランの猫はつい、と前足もとい右手を差し伸べた。]
「それとも、うちの団長に用?」
[問いかけ、「通りがかっただけ」という言葉に少しうなだれた。牧場の草むらがざわざわとざわめく。]
「まあな。こんなとこ、誰も来やしねえと思ってたんだよ。興行やってることだって、ほとんど知られちゃいないんだ。」
[どれほどの年月をあの柱の中で過ごしたのか。
想像も及ばぬ──その軌跡があらわれたかの様な、老人の貌に刻まれた年輪を、セシリアは丁寧に手のひらでなぞった。
「動くなら」と言う言葉に頷いて、相手の身体を静かな場所に、横たえる。体温が移れば良いと、ぴたりと身を寄せ──やわらかな乳房で、腕で、内腿で──抱く。]
きっと、思い出せます──
貴方には、槍があるのだから
[微笑。密着した身体を離さずに、手のひらでその場所──に触れる。その存在/形を確かめ、慈しみ、育てるように、]
──温かい。
[普段は違う格好だったのかと思えど、問わず。]
あら、そうなのですか。
お師匠様が…。
[NOEは恐らく先ほどの防御だろうと予想。]
[本題/この状況への事になると、レベッカは頷いた。]
――"鍵"という話も伺いました。
オネイロスを扱うもの。ヒュプノスを手に入れたならば、この状況を打開することもかなりありえることだということも。
そしてもう一つ、
――消えた光点は、犯人ではなかったということでした。
ふうん。
猫さん、ここの団長ってどんな人?
眼鏡かけてて変な駄洒落とか、ふるーいネタとか喋ったりしない?
そりゃ、時間があれば見て行ってもいいんだけどね。あたしには時間というものがあまりナイノデス。
[やや畏まったように言葉にして、猫の出した前足に手を乗せる]
誰も来ないっていうか。
仕方ないよ。上とか人動いてないし。Utopiaなんて入れるとこのが少ないし。
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