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[やがて建築工房に辿りついた。
先にいったコーネリアスの声が聞こえてきたので、キャロルの行き先がここであっていたことが判る。
入り口から中の様子を覗き、コーネリアスがキャロルに話しかけているようだったので、工房内に1歩入り、黙って様子を見守る]
[コーネリアスの声が聞こえた。
ため息をついて、目を閉じる。
感情を抑えられる自信がない。
他人に泣き顔を見られる事だけは嫌だった]
[しかし、他に言える事は何も無い。
時間だけが癒してくれるのだろう離別の痛みを
時間がない今、思い出させてしまったのだから。
胸が痛くなる。]
…ごめんねぇえ…
[ドアに額をこすりつけて謝る。
そして、鍵が開いている事に気がついたが、開けるのはなんだか申し訳ない気がした。
…が、顔を見て話さないと何にもならない。
IDカードを差し込みそっと扉を開けて、少し中に入る。]
[銀髪の侵入者をいつもより力なく、でも苛立たし気に一瞥する。
しかし、彼にかける声は静かだった]
あんたは本当に、終端の王を止められると信じてるの?
>>95
[ネリーにも聞かれた同じような問い。初めネリーに聞かれた時から今まで、暇な時はそれを考えていた。
確信なんて何も無いけれど、きっと何とかなる。
彼は曖昧に頷いた。]
止められると信じてるか…っていうと…わかんないけど。
あれが落ちた上で…生き残る方法は
あるだろうって思ってる。…色々考えてはいるけど。
[それを言えるか言えないか、が今の問題ではないだろうと、とりあえずは質問へ返答を]
落ちたら、シェルターに入れない人間はまず死ぬわよ?
自分でシェルターを作るつもり?
[何故彼は根拠の無い生存を信じる事ができるのだろう。
それは、現実からの逃避ではないのだろうか。
けれど、それを口にするコーネリアスは逃避しているようには見えない]
……あたし達は、シェルターに入る為に生まれて、育てられたの。
でも、シェルターに入らなくても生き残れるのなら、ここでこうして試験を受けている意味は?
さっさと外に出て、規制の無い沢山の知識を得て、研究した方がいいんじゃない?
[彼も、彼女も、キャロルが大切に思った人はもうここにいないのに、ここにいる意味はあるのだろうか]
[それを信じられるのなら、すぐにでもここを出て、皆で一緒にいればいい。
試験を受ける意味などあるのだろうか?
それは自分に向けた問いだった。
答えを他者に求める事に意味はないと理解してはいたけれど]
[少数しかはいれないからこそ、人類と人類の築いてきた文明が、できるだけ滅ばないように、誰が適当か選ぶ必要があるわ。
……本来は、そういう目的の施設のはずだったんだけどね]
>>97
[半分図星で、カタンと首を横に倒した。
そしてその後、さっさと外に出てという言葉に]
…あ!それ忘れて…っ!!
[状況も考えず大声を出してしまい、はっと口を両手で塞いだ。とりあえず今はそれを教官達に言うべき時ではない。]
…えっと。
[大声を出したせいで考えていた事も飛んでしまった。]
【メール】
ううん。
そもそも、私が気楽にあの絵が素晴らしい出来だからってだけで、他の子のことも考えずに飾ったりなんかしなければ、こんなことにはならなかったはずよ。
[両手で口を押さえたコーネリアスに、力なくため息をつく]
あの絵がデタラメじゃないのなら、あんたが望んでいるのは、外に出ることじゃないの?
[皆が一緒にいれる未来を、彼が信じる根拠を聞きたかった]
【メール】
それは、ただのきっかけにすぎない。
自分を追い詰めすぎないで。
彼等全員が、何らかのカタチで抱えてきた疑念。
それが噴出しただけだ。
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