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[何か思い出したらしい、携帯端末を片手にメールを送信。
送信相手はさっきと同じく、収容者全員とソフィー。]
『Subject:うちの猫について
ロシアンブルーの子がエリザベスで白いふわふわの子がヴィクトリアです。
可愛いでしょ。』
[かなり暢気。]
[かけられた言葉に、まだ驚いたまま、ネリーを見る]
う、うん。
痛いけど……大丈夫。
[気づけば、今度は猫が立ち止まって、ネリーを見つめている。
しっぽがぴんと立っていて、さっき触った柔らかいものがあんなにまっすぐになっている事が不思議だった]
…くそ、何でこんな凶暴なのが放し飼いされてんだよ?
[フーっという嵐の夜を思わせる音が小さな獣の喉から漏れて、逆立つ毛がその体を倍ほどに大きく見せた。
奴が狙っているのは、どうやらネリー。
しかし彼女は恐れもせず、スプーンを親指と人差し指で摘まんで揺らしながら、猫の眼前に近付けていった]
何か弱点でも知ってんのか?
でも…ナイスだネリー!
どういうわけか釘付けなってやがる!お陰で…っ
[猫のすばしっこさは殺された。
そしていかに体が大きくなったように見えるといっても、所詮小さな獣だ。
ナサニエルは自分の体ごと投げだし、覆い被さるようにして猫を抱きすくめる]
[ゆらゆら動く銀色の物体に気を取られた猫は、威嚇するのをやめてスプーンの動きを見つめていた。もう少しで手が届くと思った時――]
……ああっ、もう!
[ナサニエルが飛びかかる気迫に瞬前で気づいたのか、猫は身を翻した]
ん?
ここの収容所って色々置いてるから。
てっきりそういう施設もあるもんだと。
実験室を覗いてみたけど、そういうの作れそうな大きい培養層はなくてさ。
収容所の別の場所にはあるのかな、と。
[収容所を何だと思っているのか。]
[ナサニエルがどうやら猫と対峙しているらしい。
ナサニエルならば捕まえられるだろう、と
ほっとしたところで、ん?と首をかしげた]
…あれ?あともう一匹居る筈だよね…。
[しゃがんできょろきょろと見渡せば、食卓の下に縮こまる真っ白い塊。それと、目が合った。]
…はわー
[明らかに呼吸をしているらしい体の動きと、ぴくぴくと動く耳、ちょっとした風にも揺られる柔らかそうな毛。]
かーわい…
[逃げ出し様、自分の足を蹴っていった感触は、柔らかかった。
それはなんだか興味深く、気になる柔らかさで、やはり触れたいと、手をのばす。
けれど、指先がそれに触れる事はなく]
分野外の事は、教えてもらえなくてね。
……ん。
[灰色の猫が、足元に擦り寄り。]
おーよしよし。
おいたは駄目だぞエリザベス。缶詰じゃ不服だったのかなー?
[途端に、しまりのない顔になったりする。
トレイを持っている為、しゃがみこむ事はないのだが。]
[見詰め合う事数秒。頬が緩んでる事になんとなく気付きながら可愛いなぁと思っていると]
…あれ、ナサ?
[匍匐前進のナサニエルに首を傾げた。何をしてるのだろう]
[親莫迦。そんな言葉がふと思い浮かんだ。
が、口にはしなかった。彼にしては上出来だ]
……ブリッグス教官。
トレイは置いて来た方が好かったのでは。
[擦り寄る猫に視線を落とし、足を止めてしゃがみ込んだ。
小さく鳴き真似をすると、関心を抱いた様子の彼を見上げる]
……おお、そうでした。
[トレイに乗ったかぼちゃプリンに視線を落とす。
すっかり忘れていたらしい。]
では、かぼちゃプリンを届けるまでそこで待っててください。
そのままエリザベスを連れて帰ったら指名手配です。
[大袈裟な。]
馬鹿めが!
コーネリアスのほのぼの光線にやられたな!?
[いくら背後からにじり寄ってもそんなことでは気付かれると言うのに、また無駄に高らかに笑っている。
それでも訓練された素早い手の動きは、どうにか――]
ふはは、我が疾風の手に捕えられるが良い!
[もふ]
あっ…
[うっかり怪我している方の手を差し出したというのに、痛くもないのだった。指先がその小動物の毛に触れた瞬間、何故か切ない吐息が]
何これ…
こんなん初めて…
む、むちゃくちゃ…
[ちょっと触れただけでも、そ奴は白くて小さくて温かい。そして何よりも、頬擦りしたくなるほどの]
…ふわふわぁ♪
だ…駄目だ!俺には奴を虜囚の身になど落とせないッ
[そのまま床に伏して首を横に振っている。
――捕まえるのは、無理っぽいです]
[かぼちゃプリンを片手で支えながら、食堂のドアを開け。]
遅ればせながら、デザートのかぼちゃプリンを用意しました。
お好きなだけどうぞ?
[猫騒動で騒いでいる面々を尻目に、食堂のテーブルにそれを置き。]
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