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[あちこちうろうろした挙句、書庫に通じる隠し扉へを開けようとして]
・・・・・・・・・・・・・?
[確かにケネスその人の声がするが、それは誰かと会話している様子。]
[聞えてくる声の記憶を手繰り、あの本好きのハーヴェイだったと思い出す。
そう言えば昨夜はかなり酔っ払った様子で、ケネスに介抱されていた。
が、そんな打ち解けた声ではなく、何処と無く緊迫した雰囲気に、扉からは出ずにじっと耳を澄ます。]
[もう一度。名前を呼ばれれば、もう嘘で身を固めることは出来ず。]
おかしいのは…多分私の方…です…きっと――
[視線を外して]
[伸ばされた手には抵抗せずに、ただその行く先を肌で悟ろうとするだけで]
・・・・・・・・・・・・・・・・。
[これ以上ここに居てもしょうがないと思い、扉を離れて元来た道を戻る。
結末が気にならないと言えば嘘になるが、他人の色恋を覗き見するほど暇でもないのも事実。]
[触れる手前で、手が躊躇うように止まり]
[然し、さほど長くは無い時間の後、そっと、触れる。]
……如何して?
[頬に触れた指は、動かず。]
[じっと、見つめる。]
[・・・しばらく後。
正面扉から(隠し扉でなく)広間へと入る。
丁度これから夕食の時間であるらしく、食器類が丁寧にテーブルに並べられている。
他に誰も居ないのかと見回せば、先程のソファに今度はギルバートが座っていた。
思わず笑みが零れる。]
[「――如何して?」と聞かれれば、視線を上げて。
しかし口は開くも言葉は出ず。溜め息ばかりが漏れ…]
[指の感触を得た頬は熱を帯び。見つめられる視線に]
――惹かれるんです。貴方に…
[言葉が…漏れる]
[クインジーに声を掛けられ、俯いていた顔を上げる。
ひら、と手を振って]
よ。
…っと、いけね。飯の準備できてたのか。
[ソファから立ち上がり、席に着こうと]
ちゃんとやることは済ませたか?
・・・と言ってもその顔じゃあ、まだのようだな。
気まぐれな猫みたいな男のようだからな・・・振り回されないようにしろ、と言うのも手遅れか。
[ニヤニヤと唇を歪める。
「からかうな」と先程言われたばかりだと言うのに、止められないらしい。]
ところで、いつも煩いボウヤが飯時になっても居ないが・・・
あんた、どっかで見たか?
[攫われたのはグレンと、コーネリアスとか言う優男の筈、と給仕に酒を持ってこさせながら尋ねる。]
[受け取った、ストレートな言葉]
[僅かの間、浮かんだ表情は]
……俺に?
[なんだったのか]
……如何して
嗚呼、いや。
……俺は、嘘吐きの、悪い奴だぜ?
[口元を、少し、不器用に持ち上げて]
[声の調子は、はぐらかすようか。]
ほっとけっつーの。
何にもしてねぇし、するつもりもねぇ。
[何も、というには少々語弊があるような気もするが。
スープを掬い上げ、ぱくと口の中へ]
ん?…ああ、ラッセルのことか?
[煩いボウヤ、で通じてしまう辺り何と云うか。
少し考えた末に首を横に振り]
んや、見てないな。
まだ部屋ん中ってのは…流石にないよなぁ。
>>103
部屋には居なかったな。
[勝手に覗いたからとはおくびにも出さず]
どうせまた、攫われた二人を探しに行って迷ったとか、何処かの隠し通路にはまり込んだとか、そんな落ちなんだろうが・・・。
っふぇくし!
[気がつくと、噴水の辺りは真っ暗だった。手がじんじんする。
ぼんやりし過ぎにも程があるというものだろう]
・・・寒いな。
もう戻ろう・・・
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