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[ノックの音に気付き、入り口で出迎える。]
いらっしゃい、どうぞ。
お茶とケーキがありますので、それを食べながら授業でも。
[と、部屋の中央にあるテーブルを差し。
普段置かれていないテーブルも、傍らに。]
失礼します。
[会釈をして中に入る]
相変わらず、保健室だか何だか解りませんね。
[卓上に置かれたケーキと茶を見遣り言う。
然し、もう一つを見れば一瞬眇められる目]
……折角ですので、戴きます。
[直ぐ様普段の無表情に戻れば、一言断って]
[...は勿論、人が音楽室の前を通り過ぎるのに気づくはずもなく、……余裕もなく。
やがて弾き終わり、余韻が十分消え去ってから、ゆっくりと両手を膝の上に]
………。
[庭の鉄棒にて。
暇潰しの懸垂で、体を上下させていた腕の動きをぴたり止めた]
誰だ?
こんな寂しい曲弾いちゃってんのは…
[風にのって流れてくる旋律の生まれている元の部屋だろう、音楽室を見上げる]
まぁピアノなんて繊細なことやんのは、ソフィ先かコーネくらいかもな。
…ソフィ先かな。
[つい足が音楽室へ向かう]
[しかし歩いて建物の入り口に辿り着き、階段を上がって扉をくぐるのが面倒だ。
直接壁をよじ登って、音楽室の窓へ顔を突っ込む]
おっ、あったりー。
なぁソフィ先、どうせ演奏すんならもっと明るい…
[へらへらと声をかけかけるのだが、ピアノを弾くソフィーの心ここにあらずといった様子に言葉を止める。
静かに窓から室内に這い入った後は壁に背を預け、黙って曲を聴くことにしたようだ。じき、曲は終わった。
ナサニエルは控えめに拍手をする]
シャンパンを弾く女教師…目と耳の保養だったぜ。
趣味ですから、お菓子作り。
どうぞ召し上がれ。おいしいですよ?
[ケーキと茶を勧めつつ、唐突に。]
さて問題。
キミの得意とするスローイングナイフ、その欠点は?
[問題を投げかけておいてから、レアチーズケーキを一口。]
[フォークで切り分け一口。
程よい甘味が舌の上に乗る]
実践に向かない事。
命中度が低く、武器を失う危険性が高い。
接近戦用の武器として使う方が実用的です。
[言い終えれば紅茶を啜り]
ええ、美味しいですね。
[人の声にはっとして振り返った]
チョピンと読み間違える人はたまに居るけど、よりによってシャンパンって……。
一瞬なんのことかと思ったわよ。
[くすくすと苦笑い]
他、基本的には一撃必殺と言えるほどの威力を発揮しない事。
そもそも接近戦用の武器としては強度が著しく低い事、かな。
まあそれでも目やら喉に当たれば致命傷を引き起こす事もある、が。
[ダージリンの香りを楽しみつつ、それを啜る。]
動いている対象の急所に当てるのは難しい。
不意打ち用の武器と考えるべきだね。
何にせよ。
[カップを卓上に置けば微かな音]
ナイフスローイングは、
御遊び以上には成りませんね。
それは重々承知しています。
[傍らのテーブルを横目で見遣る]
まあ、本来なら別の武器を用いればよい。
と言う事になるんだが。生憎そう簡単に武器は手に入らない。
特にキミ達子供が正式な武器を入手出来るはずもない。
せいぜい、サバイバルナイフくらいかな?
では、不測の事態が発生したらどのように武器を調達するか?
答えてみなさい。
[ケーキを一口。]
[心配そうなナサニエルの視線から顔を背けて、窓の外のさらに遠くを眺め]
心がそのまま、かしら。……友人に向けて弾いたもの。
収容者だけじゃなくて、職員も随分減ったしね。
[仲の良かった教官も一人、また一人と姿を消し。彼らの行く末を祈らずに居られない]
その場に在る物を利用。
[とん、と指先で机を叩いて]
作り出す場合もあれば、
壊して用いる場合もあるでしょうね。
チェーンなどは其の儘でも充分に武器に成り得る。
正解。
そこのテーブルに置いてあるモノは見たね?
[茶を飲み干し、微笑する。]
それを使って、攻撃をしかけてみなさい。
そこにあるものなら、何を使っても構わないよ。
[残ったケーキに手を付けながら。]
>>1036
…そっか。
[想像の中でしか、見ることのできない外を見る]
食い物の話くらいしかしたことなくても、もしシェルターに入れたとして、そこにそいつがいないと思うと…
二度とそいつのスープが飲めないかもと思うと、寂しいもんだよな。
ましてや、友人じゃ…
[教官と言えど、時に襲われることのある気分に大差ないんだ。
恐らく沢山の子にそういった相談をされてきたのだろうソフィー自身の弱音にも似た吐露に、小さく息を吐く。
それから、自分の声が心を明るくする調子であることを願いつつ]
でもさ。
ソフィ先のお友達がどういう人だったか知らないけど…向こうは向こうで案外、楽しくやってっかもよ。
むしろ、外に比べりゃ色々制限ありまくるっつう収容所内のことなんかすっかり忘れて、限られた時間ながらに新たな人生をエンジョイしてるかもね?
ブリッグス先生――
[とん、と叩く音――言いながらも彼の判断は早い。
片手を突いて椅子から立ち上がり様一本の鉛筆を手に取れば、
上半身を捻り向かい側に座る教官の細められた目に突き付け]
それは、保健室で遣る事では無いと思うんですが。
[先の尖った其れは蛍光灯の光に俄か鈍い黒に煌めく]
[最後の一筆は、空を飛ぶ大きな鳥の翼。
目が覚めるほどの鮮やかな青。
実際には存在しない鳥のその翼が、主題の関係で灰色に染まりがちな絵一枚を引き締める。]
…あ、あんまよくない…
[しとしと音が聞こえてきそうな、霧雨の中の山水。
周りから見ればちゃんとした作品になっているのだが。本人は気に入っていない様子で、出来上がった一枚を見ては嘆息し、肩を落とす。]
やっぱり同時進行とか無理なんでしょうね…
[ちらと部屋の奥を見る。…そこには何があるのか。明かりが少なくて見えてはいないが、彼は何があるのか知っている。]
…ま、いいか。
[うんと思い直し、描き終えた絵を乾かして、保存用の板に挟んでベッドの下に入れて…]
…絶対。絶対なんか忘れてる…。
[個人レッスン。「こ」の字も思い出せない]
[努めて明るく、励まそうとしてくるナサニエル。ここは情報統制のされている窮屈な世界だけど、そのほうが、知らないことが幸せなこともあるのだなと...は思った]
そうね、そうだといいわね。
……ナサニエルは優しいね。
[精一杯笑顔を作って返事する。そしてグランドピアノの楽譜置きのあたりに腕を置いて突っ伏し、溜息。]
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