情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
───っ!
[何の拍子にか、がばりと飛び起きる。酷い寝汗と息切れ。ここがギルの部屋だと確認する余裕もなく、とっさに彼の姿を捜した。すると視線の先に暗号表を読み解こうとしている彼の姿]
ギル……
―部屋―
[キスをする身体を、そっと撫でる。]
[滑らかな肌に溺れた余韻の中]
今だけじゃなくて、ずっと、じゃないのか?
[くすりと、笑う]
……でも、無理すんな?
[負担をかけないように]
[その身体を、横たえさせて]
[最初こそ見れば見る程混乱していたが、幾度も繰り返せば頭も理解を示す。少しずつ理解の範囲を広めていたところに、飛び起きる気配と呼ぶ声]
…ナサ?
どうしたよ、何か悪い夢でも見たのか?
[少し不安げに顔を覗き込もうと]
[一瞬見えた歪んだ表情。
泣きそうに見えたのは気のせいだったのだろうか]
[抱き締める力に抗わず、宥めるように背を撫ぜて]
…居るよ、置いていくわけがないだろ?
離さないって言った筈だぜ?
[なぜられる背中に安心したように息を吐いて小さく頷く。我ながら子供じみてると思いながらも暫くそうしていた後、ふと顔をあげ]
…ギル、そろそろ…行くか?
ケネスとハーヴェイはまだ残ってるはずだよな?
あいつら、どこで何してるか知ってるか?
[滑り落ちる指先の感触に、肌は迷うことなく反応を示す]
――ずっとと言ったら…我儘だと思って。
でも……
[小さな笑い。肌に落ちて転がる。
その吐息すらも愛しくてただ――]
溺れそうになります…貴方に――
[気遣われる事すら歯痒くて。]
[横たえる手を引き摺り、唇を奪う]
[そろそろ。其れに頷いて]
…そういや二人とも昨日から見てねぇな。
部屋にでもいるんじゃね?
[首を傾げてそう返す。
二人が今どんな状況かなど知る筈も無い]
こんばんは、こっそり報告。
グレンさん
地上組次第、いつでもいいですとのことです。
クインジーさん
いつでもオッケーとのことです。
ラッセル
ちなみに僕も、いつでもOKです。地上組さんにお任せー
我儘なんかじゃねーよ。
……俺は
[口唇を重ねられれば]
[収まった筈の熱が、身体を焼き始める]
……ハーヴェイ
あんたに溺れちまうぜ
[少し、咎めるような色を持った声は]
[然し熱を帯びていて]
[今度は自ら口付ける。]
[身体に、圧し掛かるようにして]
コレばっかは全員で行かなきゃな…。
広間行けば行方知ってるヤツも居るかもしんねぇな。
流石に丸一日部屋に篭ってるわけがねぇし。
んじゃま、広間行きますかね。
[離れ難さはあったが、何時までもこうしているわけにはいかない。
ゆっくりと体を離し、手を差し伸べた]
[自分だけの望みを押し付けていた不安を一蹴され。
同じ言葉を聞けたことに安堵し]
――じゃぁ…ずっと溺れてください…私に…
[誘うように微笑を浮かべれば]
[柔らかい重圧と共に絡められる熱]
私も貴方に…溺れ続けますので――
[背筋に伸ばした手は…するりと滑り落ちて…]
[ギルの手を借りてベッドから起き上がる。流石に恥ずかしさがあるのか、長く握ろうとはしなかったけれども。身支度を整えると、ギルとともに部屋を出る]
…あ、忘れてた…。
すまん、俺の部屋よってもいいか?別にいらないものばかりだけど、少し荷物があるんだ。邪魔だとはわかってるんだがどうしても持って行きたいものだけ、取りに行きたい。
[...は少し寄り道をして殆ど使うことのなかった自分の部屋へ。他の部屋よりも簡素なそこはとても落ち着いた色彩でまとめられている]
あった。これ、もっていきたかったんだ。
[...が手に取ったのは「星の王子様」よほど読み込んだのか、拍子は擦り切れて古ぼけていたけども。...は苦笑しながら]
…大の大人が、こんなもん読むなんておかしいだろ?でも小さいころからずっと読んでいて、どこに行くにも持っていくようになってた。
ああ。
ずっと……
[笑みを浮かべ。]
愛してる
[囁いて、]
[落ちた手を、そっと掴んで、口付けて]
[首筋を飾る紅い花を、もう一つ。]
[...はギルと広間への道を歩きながら更に続ける]
王子様とキツネの話、知ってる?
お互い最初は他の何万ものキツネ、人間と同じ存在だったのに、一緒にいると離れられない存在になるってやつ。
冒険やってるとさ、結構他の冒険者の訃報とか、聞いたりもするんだよな。一日でも一緒に語ったりした奴だったりもするんだけど。
一日でも一緒に過ごせば俺の中では楽しい大事な思い出になるのに、知らないうちにそいつらは死んでいくんだよな。ホント、やるせねぇよ。
最初ここに来た時、不覚にもここにいたいという感情が出てきた。お前らとだったらもっと話していたいって。
あ、忘れてた。
[大した量でもなく、広げた様子もない荷物をひょいと取る。
そのままナサニエルの後を追い、初めて其の部屋に入って]
…うっわ、俺も改装してもらうんだった。
[慣れた色彩ばかりが満ちる内装にぽつり]
[ナサニエルの手に納まった一冊の本。
そのタイトルに少し驚きはしたけれど]
…こっから出たら、読ませて貰ってもいいか?
昔読んだっきりで全部忘れちまったよ。
[囁かれた言葉に、今はただ頷いて]
[首筋に走る僅かな痛みに息を呑めば、反動で漏れる吐息は甘く転がり落ちて]
私も――愛してます…。貴方を…
[取られた手に施された唇の余韻に浸りながらも…]
[僅かにざわめく屋内の様子に耳を傾け――]
名残惜しいですけど…そろそろタイムアップ…と言う所でしょうかね…?
[至極残念そうに微笑んで]
そう、だな。
[火のついた体が、本当はそんな簡単に、]
[落ち着くわけはないのだけれど]
……そろそろ、脱出、かね?
[身体を離して、]
続きは、また?
[残念そうな様子に笑って、立ち上がる。]
[脱ぎ捨てた衣服を、二人分、拾い上げて]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新