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………。
…殺されたくないなら、殺すしか無い。
そんなところに放り込まれたのね、私達。
そして、私達はその力を与えられた。
[膝に顔を埋めたままで呟く]
[ネリーは誰にと言うこともなく、ひとりごちた。]
私はいつも殺されそうだった。殺されるぐらいならいっそ――とも考えた。でもそれは出来なかった。
ううん、殺すくらいならいっそ――と言うのかしら。 …こう考えてしまうのって、間違ってるのかしら。正しいのかしら?
殺すのも殺されるのも――
どちらもごめん、ですが、ね……
[溜息とともに零れた言葉は静かに消えて。
人ならざる者になってもまだ血は紅いのかと場違いなことを考えながら
ただ無言で、ボトルを*呷った。*]
[女へと視線を移し]
お生憎様、私ならこの通りよ?
[小首を傾げ]
愉しそうね、ローズマリー。
命を賭けなければ生きてる実感すら持てないの?
[緑の少女の言葉ににっこり微笑んで]
じゃあ――ナイジェルの変わりに死んで?
[牧師に続いて部屋を後にする修道女を横目で見、今更食欲が出てきたのか半分ほど残っていたロールケーキを一口含む。]
――それが姫君の本性?
あなたが、ナイジェルが否定し続けた"セシリア"――?
二重人格――というヤツなのかしら。
実際に見るのは初めてだけど。
[感情が昂ぶっているものには嫌味なくらい冷静な声で。]
>>63
[しかし慈しんだ少女は――
――いや少女とは違う何かが、嗤い声をあげて吐き捨てる]
ナイ……
…いや、おまえが「セシリア」なのか?
おまえがどういう存在だろうと、愛らしくその口で語る声すら本当は、ナイジェルのものじゃないのか…
…同じことだよ。
おまえが死ねばナイジェルも死に、おまえが殺すことがナイジェルの手を汚すことに繋がるなら…
オレはおまえを殺さないし、殺させもしない!
人狼を殺さなければ出られないだって?
わからないだろう…
[...の声は静かで、決意を込めた目は周りの人間でも、嫣然と微笑むナイジェルの姿をした存在ですらなく、屋敷の窓へと向けられた]
……ナイ、ジェ、ル……
[嗚呼。目の前で豹変した彼女は一体、誰?
何処かで見たことがある。
あの白い病院だ。
複数の性格を持った人。――解離性同一性障害]
殺すなんて、
そんなの、
否
貴女が殺されるなんて
わたしは、厭。
―――ナイジェル?それとも、セシリア?
何が憎いの?
殺されるのは──いや。
そうされるくらいなら……。
[少し顔を上げて、腰に据え付けたホルダーに手をやる]
──あの遊戯に乗ってやるわ。
[小瓶を一つ手に取り見つめ、覚悟を決めたような表情で]
気安く私の名前を呼ばないで、呉れる?
[溜息にも似た吐息を零し、女がロールケーキを食べるのに机へと視線を落とし、傷だらけの手はロールケーキへと伸び、其のクリームを指先が掬いゆっくりと口許へ運び、あかいしたが舐めとる]
そうなるかな。
私は死んでいるつもりだったから、本来は入れ替わるだけの予定だったけど。
[つまらなそうに呟き、男の言葉に肩眉を上げるも瞬き]
そう?じゃあ、精々確りと護って?
けれど、殺さなければ如何なるかは、判るの、ナサニエル。
ローズマリーの言う通り、私達は今ゲーム盤の駒でしかない。
金持ちの、権力者の、酔狂は、何時だって同じ。
そして、力無い人間は、抗いたくても抗えず、弄ばれるだけ。
若し本当にナイジェルを護りたいなら、其の手を血で染めるのね。
私、腹をくくらないといけないのかしら。
ううん、それならば――
[ネリーは口元を結びながらゆっくりとした歩調でドアに向かい、セシリアとすれ違う時にふわりと声を発した。]
ナイジェル。あとであなたの話を聞きたいわ。
私も…隠している傷は1つ2つはあるから。
死にたくない――と、言える人は少し羨ましいわね。
[ナサニエルの言葉に一拍目を伏せて。
開いた瞳は背筋も凍るような冷たい色の笑みを含み、
ナイジェル――否、セシリアを見つめる。]
良かったわね。
勇敢なランスロットがギネヴィアを護ってくれるそうよ。
[語る声は笑みを深くし、口元のクリームを舐め取る。]
[青の少女へと向き直り見詰める甘く冷たい紫水晶は揺れる]
シャーロット、私は何かが憎いんじゃない。
只、もう、傷つきたく無いだけ。
殴られるのも、切られるのも、犯されるのも、愛されるのも、もう厭。
愛憎に溺れて自分さえ見失い、全てを壊したく無いの。
仮令厭おうとも、この屋敷に死は降り注ぐでしょう。
ナイジェルを壊される前に、私が殺すわ。
[女の声に男を一瞥してすぃと冷たい笑みを浮かべる女へと視線を移し]
さぁ、如何かしら?
都合の悪い事には答えず揶揄だけするくらいなら、大人しくし殺されて呉れない?
[あどけない少女の笑み]
>>71
[無遠慮にロールケーキへと伸びる少女の傷だらけの手は今、スープの飲み方を教えておずおずと自分の手に添えられてなどいない。
嫣然とクリームを掬う細い指先は、子どもに対するような優しさで食べ零しを拭って唇の横をなぞってなどいない。
それでも口許から覗く、あのあかい舌は同じ。――同じだ。
...はぞくりと震える自分の身から手を離し、ナイジェルは決してしなかった方眉を上げる少女の表情に対峙する]
…ゲーム盤の駒は、黙って使われるだけ。
でもオレたちはそうじゃない。
人間だろう。
金も、権力もなくたって…
酔狂な糞どもに、抗いもせず弄ばれるのを待つより他に、できることがあるはずだ。
[冷たい笑みで一瞥したまま、後はもう女へと向き直りあどけない少女の笑みでローズマリーの死を求めるナイジェルの姿をした者に、それでも信じる目を向けると、一際大きな声を出して]
ナイジェル…ナイジェル!
おまえはローズマリーを殺したくなんかないよな。そうだろう?
[一度だけ叫んだ後窓を見つめるナサニエルは椅子を掴んで窓辺へ寄る]
それを羨ましいと言うなら、あんただって本当は生きたいのさローズマリー。
…出よう。
出ちまえば、どこの誰だろうが、こんな馬鹿げたことにもオレたちを付き合わせられない…!
[ガラスめがけて椅子を振り上げ――割るのに十分な力で振り下ろした。
破片が外へと飛び散っていく。
...は窓枠を掴んで外へと身を翻す。
外の土に足をつけ、振り向くと]
ああ…「ナイジェル」、おまえの為この手を血で染めるのだって厭わないさ。
警備兵ごとき、オレが片付ける。
そして安全を確保したら扉を開けて、迎えに来る!
――私の命が欲しければ、あなたも命を賭けるのね。
[ロールケーキの最後の一口を食べて、冷たい笑みを返す。]
ゲームのルールは理解していて?
あなたの肉体が正常なら、人狼になった者を殺せば済むの。
――あなたが人狼になったと言うなら、全部を殺さないと助からないでしょうけれど。
[くすくすと哂う。]
無差別に殺していては、舞台を用意した連中の思うがままよ?
愛されることさえ、拒絶するの……?
愛と愛憎は違う――違う、と――
[どうだったか。
己が殺めた女性に対して抱いたのは
愛だったか、それとも愛憎だったか。
彼女は愛してはくれなかったけれど。]
ナイジェルを守ってくれる人は沢山居るよ。
ナサニエルさんもわたしも、ナイジェルを大切に思ってる。
――信じてくれるって、
そう言ってくれたナイジェルは
貴女とは違うの?
[...は暗闇の中屋敷の外目指して駆け出して行く。
しかし暫くの後――
確かに開かれはした扉から戻されたのは、重装の警備兵らに、ナイフ一つで立ち向かえようはずもなかったナサニエル一人。
いたるところ傷を負い気を失っていようとも…、これからを思い、また少女の身に起きている事を思い、不安に眠れない長い長い夜を過ごすよりは、よほどに*幸せな眠りかもしれない*]
[緑の少女に肩を竦め]
殺す人間に語る身の上話なんて無いわ。
第一、何時までこっちに居れるか、保障なんて無いのに。
[緑の少女の後姿を見送り呟くも恐らく話を聞く気くらいはありそうだ]
ナサニエル…
理想論は絵空事を夢見れる身分の人間に与えられた特権。
現実を見て。
其の注射痕は、この屋敷に来た経緯は、本当に他に選択肢があるの?
別段、貴方に頼まずとも、貴方がやらないなら自分で殺す――
[傷だらけの手をこめかみに当て眼を細めよろめく]
シャーロット、貴女は…いつか、堪えられなくなって…ナイジェルを――殺す。
…ナイジェルに…貴女の、望む様な、感情は、無い…から…
[菫の少女。じっと紫水晶を見つめた後、
くるりとその場で踵を返す。
部屋に戻ろう。彼女は同じ部屋に戻ってくるだろうか。
戻ってこなくても、彼女の為にベッドは空けておこう。]
――わたしは貴女を、殺さないよ。
[そう一言、きっぱりと告げ、*広間を後にした*]
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