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[ネリーは丁寧に少女へ治療を施す。ネリーは両手と両足の先のみに包帯を巻いていたが、同じ基準で包帯を巻けば身動きがとれなくなってしまうであろう。]
今はこんな所かしら。これだけの傷ですもの。少しずつ治せばよいわ。
ええ、怖いことはもう起きたくない。
[ネリーは治療薬の入った箱の蓋を閉め、衣服を少女に差し出した。]
[紫水晶の瞳は何処か遠くを見詰めていたけれど、目の前の少女の声に我に返り、治療は何時の間にか終わり差し出された服を受け取り素直に頷き]
「ありがとう、みんな、笑えれば、良いね」
[束の間は少女を見詰め言葉を探すも、自身に出来る事は限られていて]
「傷、治るまで、手伝う」
[少女の傷を指差し唇は告げ、受け取った服を着て、戻ってきた女や厨房に行った侭の男と同室の少女を思い出してか、少女を見詰め首を傾げ]
「お腹、減って、ない」
>>65
いえ、とんでもない。ナサニエルさん、ですね。
宜しくお願いします。
[第一印象は良くて。此処に来てから、最初は不安ばかりだったけど、牧師も修道女も、菫の少女も、そして彼も、優しそうな人ばかりだ。
安堵感に、ふっと笑みを零した。]
……ナイジェル?って男の子名前――あ……あの子の……菫色の彼女の、名前?
そっか。名前、出来たんだ。じゃあわたしも、これからはナイジェルって呼ぼう。
[まだ沢山残っている錠剤をちら、と見て、ポケットに仕舞い]
そうですね、言葉通りの薬です。此処にいる、のが少し不安なのもありますけど、わたしはこれ、前からずっと毎日欠かさず飲んでいたから、逆に飲まないと落ち着かなくて。
沢山ありますし、もしナサニエルさんが精神的に不安定になったら言って下さい。少しなら分けられます。
[微笑みを湛えて告げた。彼の持つ盆を見ては]
広間に戻りましょうか。彼女の――ナイジェルのことも気になりますし。
[ワイングラスをくるくるまわしながら、傷を負った二人の会話――とはいえ視線を向けているわけではないから性格にはネリーの声を聞くともなしに聞いて。]
怖いこと――
[意図もなく聞こえた言葉を無表情に呟く。
次の瞬間、手元が狂ったのかグラスはするりと手から滑り落ち、赤い液体と共に破片が脆く散る。]
………失敬。
[破片を拾おうと席を立てば、いつもよりやや鈍い神経に気付いてちらっと自らの手に視線を落とす。
それから何事もなかったように破片を集め終えたところで一旦盆に乗せ、顔には微塵も出さずにソファに深く腰掛ける。]
>>67
[ていねいな態度でよろしくと返したシャーロットはふっと笑みを零し、ナイジェルの名を受け入れてくれた事には嬉しそうに頷く]
あぁ、オレがちらっと零しただけの名前だけど、気に入ってくれたみたいだ。
セシリアって呼ばれるのを嫌がって…、そのまま名乗ってる。
…へぇ、前からずっと毎日欠かさず?
[何が彼女をそんなにも不安にするのだろうと疑問が生まれてしまうが、もし不安定になったら分けてあげられると告げて微笑む彼女の顔は、普通の落ち着きある女性のそれ。尋ねる言葉を飲み込み]
そうだな、そろそろ受けてた手当ても終わったかもしれない。
修道女や白衣の天使ならぬ三つ編みの天使とも一緒に、料理人が振る舞うカナッペでも摘ませてもらえるかもな。
[修道女の微笑みを一拍程は静かに見詰め、硝子の砕ける音にびくりと身を竦ませ咄嗟に視線を移し、女が自身の指先を見詰め破片を片付けるのを見守る]
………
[傷の手当てをして呉れた少女がソファに座るのに、恐る恐ると言った様子で右足を引き摺りテーブルへと近付いて、盆に載せられた硝子の破片を脅えた紫水晶が見詰め]
「片付けて、良い」
[ソファに落ち着いた女の顔を殆ど見る事も無く訊ねる為に首を傾げる]
[...は厨房を出て広間へと戻り、テーブルへと全員の手に渡るだけのグラスを無造作に置く。
置きざま、自分の分の水入りグラスを左手で取ったかと思えば早速、並べてあったカナッペを一つ掠め取る]
ビスケットの上に何かのせるだけで料理になるもんだな。
[功労者の労をねぎらうべくローズマリーに目を向けると]
…おいおい、グラス落としちまったのか?
もうできあがったのかよ。酒もほどほどにな。
[酔ったゆえの粗相かと、盆に一緒に持ってきていた布巾を投げて寄越す]
>>69
ナサニエルさんが名づけたんですか?
ふふ、素敵な名前だと思いますよ。
本人が気に入っているのが一番ですしね。
[薬の入ったポケットを服の上からなぞり]
ええ、毎日飲まないと効果も薄れてしまいますし。
簡単に言えば、不安になる病気ですね。
[もっと深く言えば――
彼は引くだろうから。それ以上は説明せずに。]
天使に、綺麗な料理人。
此処は素敵な場所ですよね。
皆さん、優しい人ばかり。
[カナッペとの言葉を聞いて、空腹感を思い出す。
貰えるかな?と期待しつつ広間に戻った]
珍しく酔ったのかしらね。
[ソファに身を沈めながら、テーブル付近のものに聞こえる程度のトーンで静かに告げたのは]
食器は明日きちんと片すわ。
今日はこのままここで寝かせてちょうだいね。
[と、そこまで言ったところでナイジェルからの申し出に瞬き、]
片付けたいのなら。
[と肯定ととれる言葉を一言。]
傷、増やさないように気をつけて。
……ありがとう。
[そして一拍の間を置いてから、そう付け加えた。]
[ゆらり]
[揺れたのは紫水晶の視界か華奢な肢体か、男に名を呼ばれればまるで呼吸を思い出した様子で、見開いた瞳は瞬き、同室の少女と男が広間に戻っていたのに気付き、双方の顔を見て安堵した様子で胸元に寄せた手を下ろしふわと微笑む]
「おかえり」
[ネリーはすぐ傍にいるナイジェルの様子に気づいた。]
どうしたの? ごめんなさい、私の手当てがまずかった? 傷むの?
[ネリーは傷だれけの彼女の手を取ろうとも思ったが、痛みを刺激しかねないと思い、それは躊躇われた。]
[菫の少女の微笑みを見れば
自然と笑みを返す]
ただいま。――ナイジェル。
[名づけの本人から教わった名。
本人も気に入っているという名。
名前を呼ぶことが嬉しい、と考えるなんて
とても新鮮な感覚]
……大丈夫?
手、震えてる……また傷増やさないでね?
手伝おうか?
[菫の少女の傍に歩み寄り、
彼女の表情を窺うように覗き込む]
私が、片付けておきますわ。
[ナイジェルに微笑み、立ち上がって盆を持ち上げる。厨房へと向かうと破片を鉄製の不燃物捨てに入れた。細かな破片も全て捨てると、盆を手に広間へと戻ってくる]
[震える手を伸ばすナイジェルに、「怖いのならやらなければいいのに」と無機質な感想を抱きつつ、次第に痺れてくる身体にほぅ、と息を吐く。
見上げるような体勢で目を閉じれば、雰囲気に不相応なあどけない少女のような笑みを浮かべ、浸透していく感覚に*身を委ねた*]
片づけを他にやらせるやら、ソファーで寝るやら…
ママの世話が必要な歳でもないだろうに。
[前に言われたようなことを、ここぞとローズマリーへ返す。
だが静かに酔ったのかと呟く姿に、それ以上言えない何かを感じた気がして]
こんなところで寝て風邪ひかないようになローズマリー。お休み。
…ああ。
[いつもの微笑で少女にお帰りと言われれば気のせいだったかと安堵するが、片付ける為盆に伸ばした手がやはり震えるのを確認し]
割れたガラスが怖いなら…他にやらせりゃいい、ナイジェル。
[丁度ステラが彼女の手を遮り、ネリーやシャーロットもまた手伝うためなのか歩み寄ったので、頼むよという目で見ながら]
[傷の手当をして呉れた少女の問いに手を止めふるふると首を振り、大丈夫だと示す様に微笑みを浮かべれば、中空で止まった手は修道女に遮られるのに其方へと視線を移し、其の行動に自身は何か拙い事をしただろうかと問う様に不安気に見詰める]
………
[――ただいま。――ナイジェル。]
[同室の少女へとゆっくりと向き直り、教えた筈の無い名を紡がれるのに少女を見詰めるも、気遣う様に覗き込まれるのにふるふる首を振り]
「破片は、傷、つける、から」
[どの言葉に対しての回答なのか少女を見詰めて唇が紡ぐ言の葉]
[ネリーはシャーロットに尋ねられ、少し照れくさそうに両手を前に伸ばした。肘よりも少し長めの袖から手首を覆う包帯が少し顔を出した。]
ええ。ここへ連れて来られる時、少しね。
シャーロットさんはそうでもないのですか。やはり人によっていろいろあるのかしら。
>>81
ナサニエルさんからね、聞いたの。
素敵な名前だね。
これで呼ぶ時も困らないよ。
[えへへ、と屈託無いを浮かべる。
少女の唇をじっと見つめ、小首を傾げた]
確かに硝子は危ないけど……
ナイジェルが扱うともっと危ないよ。
気をつけて片付ければ、怪我もしないし。ね?
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