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[ふう…と溜息をつき、ギルバートは歩き出した。真新しい2つの足跡を見つけ、それを辿る。]
………まさか………?
いや、2つの足跡って、また出歯亀になりかねないけど…
……行くか。
[足跡を辿り、展望台へとたどり着いた。]
>>760 コーネ
[頭に乗せられた冷たい手に、びくりと体を震わし]
あ…ごめんなさい…コーネリアスさん…。
つい…自分の事ばかりで…。
[本当に申し訳無さそうに頭を下げ、友達という言葉には、ふっと力を抜き]
いいえ、むしろ有り難い存在です…。
こんな自分勝手な友達でも…まだ…傍にいてくれますか…?
[今度は不安そうに瞳を覗きこみ]
何して……っ!!
[ばしゃん、と頭から湯に突っ込んで。
こぽこぽと沈んでから物凄い勢いで湯から飛び出すと]
何しやがる!!
人を殺す気か、お前はっ!!!!!
……そこでもっとつつきたくなるってのが余計なんだよ。
[やれやれ、と呟きながら、自分の置かれた状況に]
手がかかるどころか……
始末におえん、これは。
>>765ローズマリー
いいえ、ガンガン迷惑は掛けてくれていいんですよ?
でも、それを申し訳ないと思うんだったら
オススメはできません。
辛いのはローズマリーさんですからね?
[体を震わせる様子に一寸手を止めるが、構わずに撫で続け]
愚問です。
嫌だったらここにもいませんし、連れて帰ろうと粘りませんよ〜。
寒いですし。
[安心させるように微笑んでから、一つ盛大にくしゃみをした。]
できるだけこっそり愛でるよ…
[派手な水音にぱちくり瞬いて]
…このトランシーバーって防水だったんだね。
カミーラ、昨日の約束、覚えてる?
[展望台に入ると、人影が2つ視界に入る。それが見知った人影であることを、ギルバートはすぐに察知した。]
ふうん……ローズマリーにコーネリアス。
お揃いのところ、どうもご愁傷様。
邪魔して悪いね。
[アーマージッポで照らし出されたギルバートが、2人へと近づいていく。]
>メイ、キャロ
んじゃ、行こうか。
[外に出ると冷たい空気が身を包んで]
寒っ!
コート着ないで2人無事なわけ?
[はぁーと白い息を吐き出した]
[ハーヴェイの誘いに一つ頷いて]
[食べ終えた食器を片付ければ、何時ものように外套と帽子]
[それから手袋も嵌めて、ランタンを片手に集会所の外へ]
…忘れてたね?
[返事を待つ事も無く]
じゃあ、さっきからかったのはコレでチャラね?
[くすくす笑ってそう言うもふっと穏やかな声で]
でも、約束は約束だから、頑張って?
>>769 コーネ
[コーネリアスの言葉を聞きながら、自然と流れ落ちるは涙。自分の意思とは関係なく零れ落ちる雫を、...は無造作に手で拭うと]
どうして良いか判らないの…。
迷惑を掛けたくないって思えば思うほど…空回りして…
[と、更に撫で回される頭の感触に心地良さを覚え]
コーネリアスさん…ありがとう…。
寒いから…一緒に帰ろう?
[と、言うなり盛大にくしゃみをしたコーネリアスに近付き…]
大変っ…早く帰らないと風邪引いちゃ…
[と、そこでギルバートの姿に気付き…]
コーネリアスさんを…お借りしてました。
[真顔で呟いた。]
みんな大丈夫かな…
[白銀の世界で呟くも吐く息は染まらず
ナサニエルの顔を見上げて小首を傾げ
暫く躊躇った後に白い手をそうっと伸ばし]
……ブレアさんの午前6時はチャラにならないけどな。
[ぼそりと呟きながら]
……。
鋭意努力はする。
だが及ばなかったら残念だ。
>>766
[飛び出してきたカミーラの肩を掴み、ジャグジーの内壁に背中を押し当て、上からのしかかるような体勢になり顔を覗き込み]
良く聞け。多分理解しがたい内容だろうが、とにかく聞け。
俺はな、雪が降るとダメになるんだ。どうしても、どうにもならなくなるんだ。だから、根治治療の方法がわかんねーから、対症療法に頼った。冬の間、俺の都合のいいときに都合のいいように相手してくれる人を作った。
[少しだけ、肩を押さえる手の力が緩み。視線が下がり]
暖かくなって雪が融けると、嘘みたいに症状がなくなる。あんなに必要としていた相手なのに、全然見向きもしなくなる。
その繰り返しだ。
彼女は、そんな俺に何にも見返りは求めなかったけどな…。いつまでも続けていい関係じゃねぇ…。
だから、治療拒否した。一方的にだ。サイテーな男だろ?
……俺はな、カミーラ。
俺はお前を、その二代目にしちまうんじゃねーかと。そう、危惧し続けているわけなんだよ…。
…ブレアさんちゃらにしてくれないの?
[この世の終わりみたいな声だったとか]
………及ばなかったらブレアさんもチャラだよ。
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