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[少女の柔らかさと鼓動とが伝わり]
[呼吸の音がやけに大きく聞こえて]
メイ? …そろそろ、起きようか?
[心地好さは名残惜しかったけれども]
[碧い髪を梳きながら、其の名を呼ぶ]
[取り上げられたコップを視線で追って]
……嫌に決まってるだろ。
でも、お前の望むようにはならないよ、私は。
だから、お前が望んだとおりになる女を捜せよ。
私にはどうしたらいいのかわからん……
[視線を落とすと軽く拳を握って]
[温かい胸に寄り添いどれくらいそうして居たのか]
…んー?
うん…
[髪を梳かれる心地好さに胸に頬を押し当てて欠伸
睫毛を震わせのろのろと寝惚け眼を擦りぼんやりと]
…あれ?もう夜?
[未だ眠たげに碧い瞳はゆるりと瞬き青を見上げる]
[何時の間に結われたのか留めゴムを外すとふわふわと何時もより波打つ髪を大きな三つ編みに結い直して誤魔化し]
こんなことする人はキャロルさんしかいない…。
[小さくぼやきながら体をほぐすように左右に伸びをすると、コタツから這い出て目的の人を探しに]
[しばしの沈黙の後、囁かれた言葉に...は瞬きを数回、重ねて]
――それって…ほんとう?暫く村に…居るの?
[驚きが喜びに変わり、花開くように微笑を浮かべる。]
私が…教えられることなら喜んで。
でも――村と大学の往復は大変よ?無理しないで?待つのは…慣れているから…
[微笑んだまま、恐る恐る頬に指を伸ばす。拒絶されない手に安堵しながら、まだ見たことの無い彼の住む街をぼんやり思い描いていると、伸ばした左手を握られ、手袋を外される。]
――?なぁに?
[露になった指先に落とされたのは、未来を予想させる言葉。
その申し出に、...は頬を赤らめて]
――えっ…?そんな…私で…良いの?
[戸惑いを隠さず訊ねた。]
…………うん。
[問い掛けるような声に小さく頷いて]
よく寝てた…、みたい、だね。
[緩々と首を傾げて見上げる碧を覗き込む]
[徐々に覚醒してくればはたと気付いて]
あ…
風邪、引いてるのに、ごめんね。
…また冷えちゃった。
[覗かれる青の瞳から申し訳無さそうに
すぃと視線を逸らしそうっと身を離し]
温かくて、気持ち良くて、いっぱい眠れた。
――ありがとう。
お前さんだって、俺に「こうなって欲しい」ってのがあるだろ?
でも、それは無理だ。
カミーラの望んだ通りの男にはならない。
俺もどうしたらいいかわからん。
だから、カミーラもカミーラの望んだとおりになる男を探せ。
[わざと、カミーラと同じ言葉を、機械のように鸚鵡返しに投げかける]
お前さんが言ってるのは、そういうことだ。
[くるりとカミーラに背を向けると、歩き出し。
いったん足を止めて肩越しに振り向くと]
…スノーキャンドルは、消しておいたほうがいいか?
どう、致しまして?
[青の瞳を細めれば、口角を上げて微笑みかけ]
…ううん、気にしないで。
メイが、よく眠れた…なら、良かった。
[離れていく碧をそっと撫ぜてから、手を下ろす。
風邪の事を言われれば、ん、と小さく声を洩らし]
先生のところで、薬…と、注射、されてきたし。大丈夫。
私でなくちゃ…駄目?――本当…に?
[首を傾げて、尚不安そうに尋ねる。
しかし続いて告げられた言葉に、両手で顔を覆い]
私…あなたが思っている以上に欲張りな女なのよ?
――それでも…良いの?ギルバートさんは…それでも良いの?
[自然と潤む瞳でギルバートを見つめて。でも願う言葉は…。]
私は――ギルバートさんじゃなきゃ駄目…。他の誰かでもなく…、あなたを…愛してる…。
……やだ。
[足を止めたクインジーのところまで走ると背中に抱きついて]
やだ……
私は別にお前に多くは望んでねぇよ……
……行くなよ……
ありがとう、ローズマリー……
[ローズマリーの身体を思わず抱き締める。その頬を伝わる温もりをしばらく楽しんだ後、そっと離れた。]
………っと。
それじゃ帰ろうか。祭りにはいろんなのがあるんだし、見に行こうよ。
ああ…それから。スノーキャンドルの写真撮影しなくちゃ。ちょっと待ってて…
[カメラを構え何枚か撮影した後、ローズマリーの手を再び取った。]
俺だって、カミーラに多くを望んだつもりはねーよ…。
カミーラはそのままで凄く可愛いしな…。
ただちょっとばかり、ありがちな夢を見てみたりはしてるが、それは、まぁ、な……。
[男のサガってやつだ、と呟いて]
……しかし、飲んだ後だしな…。
今、何を話しても、忘れちまうか…?
[恨めしそうに、カミーラから取り上げたコップを見て]
―詰所仮眠室―
……?
[突付かれた手を無意識に払うが、ぼんやり目をひらいてしばし硬直]
あはははは!!
[飛び上がってコーネリアスの髪型を見て笑い出した]
いや、ごめん、あ、そっか。
こたつで寝たら風邪ひくよー!
[ツボにはまったらしい]
[抱き締められる温もりに幸せを感じる。
ずっと望んでいたもの。それを与えてくれた彼と、雪の女神に感謝の祈りを捧げて――]
そうね。色々有るみたいだから、折角だから巡りながら帰りましょう?
それに――今日しか得ることの出来ない情報も有るでしょうし…ね?
[早速カメラを構えるギルバートに苦笑を漏らしながら、差し伸べられた手に温もりを重ねた。]
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