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[振り払われた手のあまりの冷たさに、一瞬どきりとしながらも]
ほら、そんなとこ突っ立ってんから、そんなに冷えるんだ…。
[有言実行、ひょいっとメイを抱えあげると、部屋の中に運んでゆく。
触れた所から伝わるメイの体温が、沁みるような冷たさであることに気付かない振りをして]
…ココア、大丈夫か?
[暖炉ではなくテーブルの椅子にメイを下ろすと、マグカップを目の前に置いた]
ナサも入れ。ココア飲め。
…ん。
[クインジーに一つ頷き、メイの様子を些か気にした様子ながらも]
[タオルを取って来れば外套に付いた雪を拭い、暖炉前の椅子に掛け]
[もう一枚はメイの傍のテーブルの上に置いて]
ありがとう。
[寒さに赤らんだ手で、白いマグカップを包む]
ごめん…冷たい…から…
[一歩、後退れば背後の気配に振り返る
――瞬く青
誰に対してか何に対してか桃色の唇が開きかけたところで
ふわり、一瞬の浮遊感に訳が判らず瞬き]
…え?
[クインジーに抱きかかえられているのに気付く頃には
もうテーブル席の椅子におろされていて]
あ………ありがとう…
うん、ココア、好き。
[ふんわり微笑もうとしたけれど巧くはいかなかった]
[幾分落ち着きココアに手を伸ばすメイを見て安堵し。
しばしためらった後、ナサニエルに尋ねる]
…何かあったのか?
[自らはキッチンからテキーラを持ち出し、ショットグラスに注いで飲み始めた]
[ココアのカップを桃色の唇に寄せふぅふぅ
視界の端に置かれたタオルにゆるりと視線を移し]
ありがとう、ナサニエル。
[漸くケープも羽織ったままなのに気付き
脱いで椅子の背もたれにかければタオルに手を伸ばす
クインジーの問うのにゆっくりナサニエルへと視線を移し]
[濡れた帽子も椅子の角に引っ掛ければ青の髪が僅か揺れ]
うー…ん…
[クインジーの質問には曖昧な声と共に視線を巡らせるも]
…何も…?
寄り道、して…メイと、会ったから…
一緒に…戻って来て、…途中、吹雪が強くなった…
…………それだけ。
[淡々とした口調で答えれば、再び、カップに口を付ける]
[青い髪が揺れるのに碧い瞳が揺れる
ナサニエルの答えるのを聞けばタオルを頭からかぶり]
…迷子になっちゃって。
[小さく呟いて首元で丸まっているリリィを拭いてやる
碧い髪からはパタパタと水滴が零れて]
[ナサニエルの話はどうにも要領を得ず、さすがに何も分からないが、この状況でメイに何かを聞けるとも思えず]
そうか。
[とだけ答え、テキーラを呷る。
原因はナサの送り狼じゃなく、俺にあるっぽいのか、と思いつつ。
しかし心当たりがまるで無くて戸惑う]
[テキーラの熱が食道を炙るも、肝の底が冷えたような感覚が残り、すっきりとしない]
[メイの、いつものような「迷子になった」の答えを聞き]
そうか。
[もう一度そうとだけ答える。
言いたくないのだなと、本能が告げている]
[タオルをかぶったまま
マグカップの取っ手を持って
ふぅふぅふぅふぅココアを冷ます]
お婆ちゃんじゃ…無いよ…
[ぽつり、呟く表情は相変わらず見えない]
-飼い主の顔をつつくも反応が無いのにテーブルへ降り
ナサニエルの胸を駆け上がれば口元をにおいご飯を請求-
…今度は、灯り…、持って行かないと、ね。
夜は…危ないし。
[碧から零れ落ちる滴を何と無しに眺めつつ]
[短く答えるクインジーには一つ頷くのみで]
[テーブルの上に頬杖を突いて、ココアを啜り始める]
[何か思考しているのか、唯、ぼんやりとしているのか]
[――灯り
ナサニエルの言葉にゆるゆると首を振り]
持って行きたいけど…火は…
[続く言葉は紡がれなかったけれど]
明るいうちに、行動する。
[今日も日暮れ前には岐路についたけれど
でも他に言い様が無かったからまたココアをふぅふぅ]
[駆け上がって来るフェレットに、青の瞳を瞬かせて]
…うん。
[小さく答えたのは、催促に対してのものなのか]
[リリィの頭を撫ぜて卓上に下ろせば、カップをことり、置いて]
[厨房に向かいミルクを器に注ぎ入れ皿にコロッケを乗せて戻り]
[どうぞ、とその目の前に]
[未だ一口も飲んでいないココアのカップ
コトリ、テーブルに置いて顔をあげる
真っ直ぐにクインジーを見つめて]
…お婆ちゃんは…人を攫ったりしないよ。
[静かな声でそう言って]
ひっそり、静かに、暮らしてるだけ。
[ゆらり、碧い瞳が微かに揺れる]
-差し出されたご飯を矢張りガツガツガツガツ
周囲の空気を読む能力も礼を言う殊勝さも無さそうだ-
あ…
[顔をあげるのにタオルが頭を滑り首にかかる]
ありがとう、ナサニエル。
リリィも、お腹減ってた。
…餡かけ素麺と水餃子…食べ損ねちゃったね。
[ふぅふぅふぅふぅ冷まして漸くカップを引き寄せ
頬杖をついたナサニエルの視線に気付き
カップに口つけたまま上目遣いに小首を傾げる]
[メイの言葉にしばし目を瞑ると、ぐいとグラスの中の残りのテキーラを一気に呷って]
そうか。
[暖炉の、薪がはぜて炎の粉が舞い散る様を、ぼんやりと眺め]
人間ってのはな、良くわかんねーもんは、恐れるか崇めるかなんだよな。
んでまぁ、恐れつつもいいように利用しちまうのが、ちゃっかりしたところだ。
メイのばーちゃんには、一言詫びといてくれな。
俺が人間代表って訳でもねーんだがな。
[...は立ち上がると、メイの半分濡れた頭を軽くぽんぽんと撫でて]
メイにも、悪かったな。
[耳に届くガツガツと食べる音は勢いが良すぎる程で]
[食い意地の張っているフェレットを咎めるでもなく]
…どう、致しまして。
今日も…よく、食べるね。
[食べ損ねたとの言葉には、そうだね、とだけ返して]
[小首を傾げる様子に何でもないとばかりに首を振る]
[クインジーとメイとの会話の意図は掴めていたのだろうか]
[ぼんやりと頬杖を突いた儘、眺めるだけで口は出さずに]
[ココアを一口飲めばクインジーの声に瞬き
其の視線を追って爆ぜる炎を静かに見つめる]
そうなんだ…
[クインジーへと向き直ろうとすれば
此方に向かってくるのを不思議そうに見上げ
頭を撫でられるのに獣みたいに眼を細めて]
んーん、誤解、解けたなら、良かった。
其れに…騙しててごめんね…
誰にも言っちゃいけないって、言われてたから。
[申し訳なさそうにクインジーを見上げて]
-ケフケフ咳き込むもめげる様子もなく
ミルクを舐めればまたコロッケと格闘-
オヤツにコロッケあげてから、何も食べてなかったしね。
ナサニエルは………
[言葉を選んで視線は彷徨い]
…夕飯、食べなくて大丈夫?
[首を振るのにこくりと一つ頷いてまたココアを一口]
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