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アルコールの分解速度はそう簡単には鍛えられないみたいだしね…
[問いにきょとりと瞬き]
ん?飲めるよ?
何時だか此処に来た年に、みんな酔っ払ってて、お酒勧められて。
幾ら飲んでも酔わなかったけど、飲み過ぎると其の内には解けちゃうのかもね。
でも、お酒は、飲んで騒いで、酔っ払うのが楽しいんじゃない?
[良く判らないけど、と呟き]
其の点、カミーラは凄く楽しそうだったし。
[先ず向かった墓守の家では二日酔いの男が居ただけで]
[念の為にと部屋の中を捜させて貰っても見付からずに]
「全く…
大切なもんなら、肌身離さず持っておけ、っての」
[頭痛がするらしい男が機嫌悪そうに呟く台詞に]
[彼は曖昧な表情でそうだね、と頷くしか出来ず]
「で、探し物って何なんだ?」
[――白い、雪の結晶のような石]
[そう説明し指先で大体の大きさを示す彼に男は呆れたように]
「…んなもん、外で落としたんなら絶望的じゃねェか、それ?」
そう、だね…、でも、捜すよ。
[僅かに口角を上げて薄く微笑を浮かべてそう返せば、
彼は御大事にと其の場を後にして、銀世界へと歩み出す]
楽しいとは、少し違うのかもだけど。
…肩の力が、一寸だけ抜けてた、かな?
[覚えていたら大変だろうな、とか思った]
忘れてしまうのも一つかもだけど…
カミーラは酔ってる時に大事な話は出来ないね。
[昨日の自らの足取りを辿るようにして外を歩めば]
[新雪を踏む柔らかい感触と深雪を踏む硬い感触]
[雪祭りの装飾に彩られた村内は何時もより華やかで]
[行き交う二人連れはくすくすと幸せそうに笑う]
[進める歩は普段よりも遅いけれども、
彷徨う視線は普段よりも落ち着きがないか]
[やがて辿り着いたのは会場傍の雪像が置かれた場所]
[陽光を受け其の場に佇む雪の女に青の眼差しを向けて、
肩口に降り注ぐ白を払うのも忘れて、唯、其れを見詰める]
…うん。
[続く言葉にゆるり瞬き]
其れは………判らないや。
大人の時間が始まりそうで、スイッチ切っちゃったから。
[くすくす笑った]
おと……っ!
[赤面。八つ当たりは隣のクインジーに。
べし、と額を叩いて]
……ほんとにろくなことせんなこいつは……
カミーラが可愛すぎるって、叫んでた気がするよ?
酔って肩の力が抜けたカミーラが魅力的過ぎたんじゃない?
[相変わらずくすくす笑って]
[雪で象られた眠る其の女]
[近くに在るのに遠くに在るようで]
[手を触れれば崩れてしまいそうで]
[人の話し声に、我に返る]
…………あ、と…。
[小さく声を洩らして、其の場にしゃがみ込んで]
[降り積もった雪の中を捜すけれど結晶の姿は無く]
[溜息を吐いて立ち上がる]
[午後の日差しに眼を細めればリリィに口元をにおわれ]
バスケットに、ビスケット、もう少しあったかな?
[居間へと戻りバスケットを開け桃色のDropを見て瞬く]
そう言えば、作るだけ作って、食べずに忘れてた。
[リリィの鼻先にビスケットを置き食べる様子を見守り
食器棚から出した小鉢に桃色のDropをころころ入れて
椅子に座りぼんやりと頬杖をついて足をはたり揺らし]
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