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― 現実世界<Mundane>/南部、中央部境界 博物館付近 ―
やや、みっともないね、俺。
だいじょぶなのよ?
ちょいとばかしびっくらしただけだかんら。
[女性に手を差し伸べられ、ばつが悪そうに頭を掻きながら謝した。]
いやね、中央部に向かった途端、急にUGVのAIが死んじゃったのよ。
なにが起きてるかしんない?
[身に降りかかったばかりの出来事を話ながら周囲を見渡す。街は眠りについているようだった。]
[目元のシールドは元通り。
白のボディスーツ姿の少女は、黒のアイマスクを被ったような姿で佇んでいる。おそらく、洗脳を受けた教師本人以外はセシリアの瞳を目撃していない。
シールドの奥の眼光は、まだ──Orange Fluorescent。
オーキッドと蛍光オレンジの間で警鐘のように点滅している。]
── 現世<Mundane> /西部・空中庭園──
[セシリアが該当市民をスキャンする間に、先刻の教師は生徒たちを振り返り、空中庭園から撤退するよう、信者たちに近づかないように引率を続けていた。
教師の目は、減点報告にも無感動、空ろなままで引率を続けながら、何故か通信終えたパネル型連絡機を、みずから割って破壊した。キラキラと破片が周囲に舞い散り、子どもたちは、セシリアたちを見つけた時とはまた別の*奇異の声をあげた*──。]
―現世/南部(ヴィンセント・コットと同じ場所)―
あら、仕方ないですよ。
大丈夫なら、良いのですが――
[コットの顔を見る。]
[そして再び彼を見、口を開く。]
何が起きているか、詳しいことはわたくしにもわかりません。
少なくとも、今のところ五人が動いているということは確認できましたが、それ以上、AIも人間も――まったく動きません。
わたくしが出会った「動いている人」は、あなたで三人目ですが。
中央部へ向かう時、ということは――やはり原因は中央部なのでしょうか。
[ゴーグルをはめて、片目だけレンズはそのままに、老人から聞いたPASSを入力する。ログインIDは―guest_KUNOICHI -A girl-―]
それが正解なんだ。じゃあ、言わなくて良かった。
【考えた答えは別のものだったから】
[片目でみる老人のClosedSpaceでは大木がまず目に入る。そして、動かない、背景。ゴーグルの性能によるものではないことに気づく]
[必要ないようだからと手を引いた。]
[細い女の手――まるで非力なようにもみえる。]
[しかしそれは、本気を出せば、生身の人ならば腕の一本でも簡単に折れるほどの力を持つ。]
[長い金の髪を耳の後ろにかけ、レベッカはもう一つ、口にした。]
あとは、通信が――外部への通信なのか、それとも火星だけかは試みておりませんが、届きませんでした。
Utopiaについては、存じませんが。
["坊ちゃん"のことを除き、この状況で知ることはすべて*話す*]
[動かない青空。揺らめかない葉。
硬直した平原の中心には宇宙樹が如き大木。]
≪生きとし生ける者、始まりあれば終わりあり。
君は人間と見受けられる。そんな体になってまで
浪費するだけの生を過ごして楽しいかね?≫
[男性器を水平に構える。さながら槍。
側面にはVishnuと刻まれている。]
≪私は嘆かわしい。自分がこうして、
終わりのない生を強いられていることが。
だから、私に与えてくれ。”真実の終焉”を。≫
[「槍」を構えたまま、体勢を低くする。]
≪君への対価は…そうだな。
君へは「叡智」を与えよう。
きっと気に入ってもらえると思う。≫
そんな体って、手足?
でもこれは、生きていく為に必要なものだもの。
いつか人は死ぬ。昔なら当たり前だったことが、今は違う。
下じゃ死ぬ人もそれなりだけどね。
真実の終焉って、おじいちゃんを破壊するってこと?
[構えられた"槍"をじっと見る]
そんなもの構えてるって事は違うのかな。
見返りが叡智だと言ってもね。
それは、自分で掴んでこそのものじゃない?
あたしは、与えられる答えよりも、自分で探して、自分の力で得たい。その過程まで含めて大事にしたいの。
≪それを当り前と思って疑わぬか。
ツールが次第にツールでなくなる感覚。
利用すべきものに、逆に縛られて生きる生。≫
[”槍”を構えて少女に向かって一直線。]
≪ならばつかんで見せよ、「叡智」を!
私という障壁に”真実の終焉”を与え、
その手でつかんでみることだッ!!≫
[スピードは並といったところ。]
≪仮に。仮にだが、君が純潔なら申し訳ない。≫
―― 現実世界/中央部・電波塔(ロビー) ――
[倒れているヒューマノイド達の傍らに座ると、
硬質だが弾力を持たせた指で接続場所を探す。]
我は汝を殺し
汝は余剰の生命を得るやもしれぬが、
汝の頭を隠すゆえ、世界は汝を見ることなく
土中にて汝を滅ぼすであろう。
汝の体は我が葬るゆえ、腐敗して成長し、
夥しい実を結ぶであろう。
____ Aureum Vellus.
[それは誰に対してのものか。]
― 現実世界<Mundane>/南部、中央部境界
博物館付近 オープンカフェ ―
「移動を継続する場合は、指示を」
「――コントロールを受け継ぎました。問題ありません。」
[後ろに、いつのまにか双子が立っている。俺は深く溜息をついた。すぐにあの車に乗る気持ちにはあまりなれない。
俺が彼女たちに名前を名乗ると双子も名を告げ挨拶をする。
地図データを読み出すと、すぐ近くにオープンカフェがあった。
その女性と小さな少女をそこへといざなう。店のスタッフのヒューマノイドは床に昏倒していた。
俺の知ることはそう多くはなかったが、ここへ来るまであった出来事を簡単に話した。]
[二人と話をするうち、俺と双子の三者に装備されているチューリングテストプログラムは女性がAIで、少女は人間だろうと一定の確度の検証結果を導き出す。
それらは直感に近い感覚と共有される。
人間かAIであるかは今生じている出来事の影響を受ける条件ではないようだった。UGVのAI、KITTがシステムダウンしても、双子には影響がなかったように。]
……うーん。
中央部ねェ――
[レベッカの言葉に、中央部を仰ぎ見る。警告灯の明滅する電波塔。不穏な気配が漂っている。
このメガロポリスが周囲から断絶されたなら、どのようになるのだろうか。そうして、市況について訊ねようと先ほど連絡をとろうとしたハックマン女史の事が思い出された**。]
あたしは下で生きてる。下で生きるには、動ける手足が必要なの。ただ寝てるだけじゃ、誰もご飯なんてくれないのよ
[迫るそれを凝視。スピードは速くはない。十分に、避けられると認識する]
純潔? 下で、そんな状態でいられると、思う?
[現実世界の指はせわしなく動き、PGMを一つ発動させる。"SHINOBI-GATANA _have a sword"発動と共に、腕だったものが手首から先だけ、鋭利な刃物へと変わる]
[舌なめずりを一つ]
いきなりはないと思うのよね。
[相手の空間であることを考えても分が悪い、とわかる。避けるように動くが、その目は相手の動きを捉えようと、見つめたまま]
― 現実世界<Mundane>/南部、中央部境界
博物館付近 オープンカフェ ―
あれあれ。ハックマン女史からメッセージが来てるってェばさ。
この近くっぽい――
[若干のタイムラグが生じたのか、メッセージの確認が遅れた。
急いで返信をする。
現在地を伝え、発信した。お茶はセルフサービスになりそうだと皮肉をつけ加えはしたが。
そうして、彼女の訪れを*待った*。]
≪それを聞いて安心した。濫りに年頃の
お嬢さんの膜を破る趣味はないんでな。≫
[少女の腕が、鋭利な刃物へと変化。]
≪笑止!剣が槍に勝てるとでも?≫
[リーチ差を生かして、相手の間合いの外から
腹部に向かって槍を突き出す。]
[指があらぬ方向へ歪み、ぐねりと捩れ、ユリ科の花のように細長く伸び、ユニットが再構築された。]
[ヒューマノイドの頭部がカパリと開き顕になると、他の機体からもSample Dataを蒐集。目ぼしいDataをcopyすると、痕跡一つ残さず立ち去った。]
≪"Kot" 今は何処を歩いているんだい。≫
[一つウェンディに投げかけ、視界の片隅に展開されている多層地図を*見つめる*]
[槍の動きは目で追わない、相手の動作を見る]
これは、傷つけるために出した物じゃないもん。
[突き出された槍を受け止めるように刃で返す。そして自身は体を引いて、避けた]
あー、ちょっとまってよ。
あたしだって、おじいちゃんとやるつもりはないの!
[もう一つ、PGMを発動させる
"MAKIBISHI_splinter to surround"左の手で巻くのは数十の種。老人の足元に。触れば破裂し、またはウイルスが触れたものへと侵食する]
≪ぬおおおっ……。≫
[一直線。勢いは、老人の体を弄ぶ。
直線運動に身をゆだねたまま、槍を下方に。]
≪ぬうんッ!!≫
[槍を地面に突き立て、棒高跳びよろしく跳躍。]
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