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[最適化の手順の中、ばら撒いた端末で反応が消えたものが一つ…]
ステルスさせた方が効率はいいんだろうが処理の負担を考えると透明化の負担は大きいからな…。
簡単にしかデータは取れていないが…来るだけの価値はあった、という事か。
他にも何人もこの層まで来ている。
マスターの望み、適えるには十分な場所…のようだ。
[闇の中で]
[いつしか笑みも消え、彼女は冷めた口調で答える]
──memento mori.
死はいつも私たちと共にあったわ。
[闇の中、奇妙な浮揚感を覚え眉を顰める]
[やがて視界が晴れ]
──全然、変わってないわね。
[アドレスなど確認するまでもなく、見慣れた風景がそこにはあり]
私は"上へ"と、言ったはずだけれど、一応お礼を言っておくわ。ユージーン。
[不思議そうに、冷めた口調のオードリーを見つめる。]
変化する景色を「変わってない」とおっしゃる程、慣れてらっしゃる。此処へ来ると嬉しくなるぼくは馬鹿みたいに見えるでしょうかね。
何時でもご自分で戻れそうにも見える。
ここから先は──それぞれで?
それとも、ぼくとすぐに遊んで下さるのだろうか?
[自分のシャツの襟元を摘みながら、腕輪の装備を確認しながら、オードリーに当たり前の事の様に*質問を*。]
要所要所では変化しているのでしょうね。
けれど──様相は変わらないものよ。こんなところではね。
[ユージーンの言葉に、煙管を咥え]
そうね、遊んであげたいところだけれど、久しぶりのダイヴに少し疲れたわ。
「お遊び」は、次でもいいかしら?
[言って返事も待たずに僅かに右腕を動かし、コマンドを打つ]
──COMMAND>Logoff
[再び闇に落ちる視界が妙に癪で、彼女は目を閉じた]
──ERROR
[目を閉じた彼女の耳に、警告音]
──ERROR:Logoff is an invalid command.
どういうこと?
[首をかしげ、もう一度ログオフを試す]
──COMMAND>Logoff
──ERROR:Logoff is an invalid command.
[何度も]
──COMMAND>Logoff
──ERROR:Logoff is an invalid command.
──COMMAND>Logoff
──ERROR:Logoff is an invalid command.
──COMMAND>Logoff
──ERROR:Logoff is an invalid command.
……──。
[返され続けるエラーに、*困惑している*]
[最適化が終わった。自らの状態を確認する為に左手を軽く握り締めると前に突き出し手を開いた。
指先から5つの小さな光弾が射出されると少し低い軌道を描き弾けて消えた。
次に右手を軽く握り、前に突き出すと手のひらと同じ太さの光線がまっすぐ放たれた]
こんなとこか…周辺への干渉は最小限に押さえる事を考えるとこれが最適だな。
倒すことが目的で戦う事が目的じゃないなら…。
最下層へ進んでいけば敵と出会えるだろう。
[そう呟くと前に*歩きはじめた*]
―crosed/office―
[データをボスに渡すと、消去。
自分の身軽さを確かめるかのように飛び跳ねたり拳を振り回しつつ、個室へ向かう。]
―crosed/privateline―
[個室にある寝具に腰を下ろし下半身の動きを止めると、彼は早速先ほど拾った見慣れないデータを分析し始めた。仕事時間ギリギリに慌てて多くのウイルスを破壊していたのも、これの為だ。]
ウイルスではないな。
[仮にウイルスであったとしても即破壊出来ただろうが。
専用回線の安全を優先させられていた彼は念入りに調べた後、データを展開した。]
>>0:#12>>0:#13>>0:#14
[現れた道化師が過剰な演技で立ち回り、そして消えるのを見る。]
ウイルスが多数参加しそうだな。
[彼の「仕事」、
それは「電脳世界(publicがメイン)の安全性と快速性を保つ為に、悪意あるプログラムを破壊する事、そして壊れたデータをその空間から取り除く事(下層に蹴落とす事)」。
つまりはウイルスを破壊して捨てる事である。
元々ウイルスとして優秀であった彼にとって、それは容易い事だった。
元々の製作者の思惑とは裏腹に、世界の秩序を保つ彼は、
元々の製作者の思惑に忠実に、非常に仕事熱心だった。]
行くか。
[バトルゲームに参加するとなると、普段よりもより一層素早く立ち回る必要がある。そう判断した彼は、より一層の軽量化を図ろうと自分を分析する。
――融合している付加プログラムの分離、個別視覚処理化。
今までも幾度となく軽量化を図っていた彼に、これ以上削る所はなかった。プログラムを分離する事も、戦いが連続して行われるのであれば意味がある―非戦闘状態で比べるとプログラムを常に視覚化する事でむしろ負荷が増える―程度だが、彼はこちらが有利であると判断した。]
[右手を刃化させ――さらに外へ。
眼を分析状態に――吐き出す。
床に短刀とゴーグルが転がった。]
―public/street―
[念の為、手紙に添付されていた転送プログラムの座標とその先に展開されているワールドを分析、異常がない事を確認する。
さらに念の為、個室から出――起動。]
―under/gate―
――モノクロームの記憶。
――無音の世界、崩壊するアルゴリズム。
――それは、いつかの私が見た夢だったのだろうか。
[白黒の世界の中で私は戦っていた。
舞を舞うように。
聖歌を歌うように。
交響楽を奏でるように。
その中核に座していたのは純粋な可能性。
全ての存在に等しく訪れる終焉――]
――Public/Boulevard (開放領域/大通り) ――
[モールの鐘が12時の時報を告げた。ベンチに横たわった少女は目覚める様子もない。泉が噴水と化し、飛沫が複雑なパターンの軌跡を描く。水音に押されたように、端末がするりと地面に滑り落ちた]
……ふぇ?
……ああ、自壊期限(タイムアウト)ね。そっか、もうそんなに経ったんだ。じゃあ、行かなきゃね。執事(バトラー)?
『――とうに準備済みです。随分よく御休みだったことで』
うるさいなあ。夢を見てたんだよ、ちょっと。たぶん。
『――夢、ですか? 珍しい。その単語を口にされたのはごく初期においてでした。追想記憶が行われない調整がされたものかと』
知らないよ、そんなの。見たものは見たんだから。もっとも、あなたには関係無い話でしょうけど。
『――もとより、AIにそんな機能は不要ですので。それより』
わかってる。――"wake up the dead".
[端末を仕舞い込むと共に足元の影が広がり円形をなした。階層を移るための門(ポータル)が起動し、縁からふつふつと漆黒の泡が湧き上がった]
――二次没入(ダイヴ・セカンド)、開始(オン)。
――Undernet/ (廃棄領域/) ――
[標準時刻とは明らかに狂った時報が、間延びした音で繰り返される。十二回の残響が殷々と響きわたり、周囲の空間にノイズを生み出していた]
……やっぱり、暗いね。この辺は。Public(うえ)の反転なのかな。
[半透明な状態で見回す少女の姿。先ほどとは異なった服装を身に纏わせつつ、転送処理の完了を待った]
――Under/Boulevard (廃棄領域/大通り) ――
[スタ、と音を立てて降り立ったのは崩壊したアーケード。遠景には歪曲した空間座標、辛うじて読み取れるボロボロに朽ちた看板には「亞ルフa・Ralふァ」の文字]
『――居ます。能動反応7、他にも1ダースほど』
んーと、えっと。じゃあ、始めちゃおうか。
私は"Macabre"だけ使うから、"Solitaire"は任せるよ?
『――了解。稼動形式(モード)変更』
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