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[去ろうとしたらつかまれた。
ああ、なんつーんだこいつ…うん、いろんな意味でバーサーカーなのは分かった。
分かったからその手を離せ。]
……お前はホント唐突だな。
てかよく俺がキャスターってわかったな…って服が一緒か。
[全て理解した。
何故、私が、ここに居るのかを……。
賛美歌を歌い終え、そっと右手に持つクロスを胸元にあて目を閉じる。
心に浮かぶのは、一人の殿方。]
ワイナミョイネン……
[名を呼ぶ、覚えている。もちろん、真名は、覚えている。]
気配がキャスター殿でござった。
元々キャスター殿の姿を見るのはこれが初めてでござる。
[そう言うと宗冬は目隠しを巻いた。]
しかしマスターの感動の再会を見ずに出ていかれようとするとは、同じサーヴァントとして嘆かわしい。サーヴァント道に反しますぞ。
ほら、美貴殿も怒っておられますぞ。ほら。
[宗冬は美貴を指差さした。]
[え、その目隠し魔眼殺しとかじゃなくて本当に何も見えてなかったの?と言う疑問はおいておこう。
そういうまともな疑問をぶつける相手として、目の前の男はあまりに強大だ。
ああ、勝てないね、勝ちたくも無いが。]
いや…怒ってるっていうか気絶してぶっ倒れてるから。
さっさと起こして感動の再会でも好きにやってくれ。
俺は今唐突に頭痛と胃痛に襲われている為に早退させてもらう。
[シュパッと手を上げて何とか逃げようとするキャスター。]
う、うぅ……ん。
[人の気配を感じて、うっすらと目を開く。
美貴を指す指が視界に入った。]
レディを指差すなんて失礼なひ……宗冬様っ!
[がば、と飛び起きて宗冬の胸に飛び込んだ。]
その急がれよう!
分かります!分かりますぞキャスター殿!女でござりますな!女ですな!
若く蘇り、愛する女性の元に駆ける。
感動でございますな。
[と話している内に美貴が飛び込んで来た。]
美貴殿!また会えると信じていましたぞ!
[強く抱きしめる。]
ところで若返ったキャスター殿が愛する女性の元に行かれるのだが、一人で行く勇気がなくこの宗冬に付いてきて欲しいとのこと。
美貴殿も一緒に行きましょうぞ。
女?女なの?
そしてあなたはお爺ちゃんなの???
そ、そう言えば服が一緒だわ……。
[宗冬の腕の中、キャスターを見る。
そして再び宗冬を見上げる。]
宗冬様の行くところ、どこまででもお供しますわ。
[弁護士が帰り、ぼんやりと部屋の中を眺める]
魔術学校に戻れないと手紙も書かないといけないな。
退学届けと。
[目を閉じる。あちらであった出来事を思い返す。それから、それ以前のことも。楽しいと感じたことはなかったが、今はもう、それらを懐かしいと思い出すことが出来る]
あー…うん、ソウデスネ。
じゃあ俺行って来るね、ほらお前の相手起きたし。
[相手の勢いが異常です。
とりあえず離脱しないとやばい、主に俺の精神が。
あ、頭痛酷くなってきた。]
じゃあ、後はごゆっくり。
[丁度よく美貴が起きた為、そちらに押し付けての戦線離脱を決行。]
言ってねぇぇぇぇぇ!!!!!
[しかし、回り込まれた。]
− 久仁彦の実家がある町 墓地 −
[揺家と書かれた墓の前に立っている。
本名、庶民とは一線を画する財力、魔術師としての教育、そして葬儀。素性を知るのに必要なだけの情報は既に持っていた。
葬式は既に行われ、その日のうちに納骨も行われたという。
考えてもしょうがないことを考え、口にしてもしょうがない言葉が口をつく。]
あの時、令呪でランサーを止めていたら…
[この墓に納められている死者の数が一つ少なかったかもしれない。
結局自分は自分の目的のために令呪を使うことを選び、救えたかもしれない命を見捨てた。そう思った。
そして果たそうとしたその目的も自分では果たせなかった。
悪いとは思わなかった、ただとても悔しくて。そして残念だった。]
…さて、いつまでもぼーっとしててもしょうががない、さてお仕事、お仕事。
本人しか知らない財産なんかあっても死人には使い道ないでしょ?
それを私が有効活用してあげようってわけ、社会貢献、社会貢献。
[周囲に人の気配がないのを確かめ、儀式のため護符と粗塩で結界をつくる。]
かごめかごめ
[現在は童遊びとして残る、口寄せの儀式。]
かごのなかのとりは
[本来は一人で行うような儀式ではない。]
いついつでやる
[その背中はどこか寂しそうだった。]
よあけのばんに
[身にまとう雰囲気に久子以外の人間のものが混じる。
儀式は成功したようだ。
何の用かと問う死者に答える。]
そんなの、久仁彦に会いに来たのに決まってるでしょ?
[皮肉とも思える言葉とともに屈託のない笑顔を見せる*]
[宗冬は左腕で美貴を抱き抱えた。抱き抱えて分かる戦いの激しさよ、美貴の身体はもうぼろぼろであった。]
おぉこんなになるまで戦って下さったか!それがしが不甲斐ないばかりに申し訳ない……。
美貴殿には幾ら礼を言っても足りませぬ。
こんな情けない男でござるが、美貴殿と一緒になりたいと思っております。
[そして右手で改めてキャスターを掴む。]
感動の再会が二つになれば、感動は四倍になりましょう。
我らは物陰から応援してやりますから、キャスター殿はババンと!もうババンと!
[左手には愛を、右手には友を、宗冬は移動を始めた。]
ババンってなんだよ!
むしろその効果音が出る行為って何があるんだよ!
[魔力もスッカラカンで満身創痍のキャスターに、バーサーカーの力に対抗する手段は無かった。
色々と諦めた顔で溜息を吐く…また老けるぞ、キャスター。]
あー…わかったわかった。
てかどこにいるかなんて……。
[ま、分からないなんて言っても家か教会か川原だろうか……と思い、移動を始める。]
[横になり、手のひらを見る。以前なら、魔術回路を視覚で捉える事が出来た。もう、何も見えない。気持ち悪いように思っていたが、今は、寂しく思う]
落ち着いたら、フランスにでも行ってみようか。
[穏やかだった。波打たない水面のように。一度に戻った感情はもう鳴りを潜め、気持ちは落ち着いている]
[母の笑顔を、思い浮かべる。
闇だったそれは、今はもう、*光のまま*]
[首に当たる美貴の腕が気持ち良く、幸せを感じている宗冬の口は一層滑らかである]
愛する女性の居場所が分からないとは……、臆病の証拠でござりますな。
突然に若返ったのだから、受け入れて貰えるか心配という気持も分かりますが、恋愛は押しが勝負でござります。引いていては成就なりませぬぞ。
さっさと行きますぞキャスター殿。場所は何処でござりましょう。
[宗冬はキャスターのをどんどん引っ張って行き、街中を回った。そして遂に教会に辿り着いたのだった。]
‐教会‐
[川原を歩きながら教会を目指す。
もう横にいる2人は考えない事にした。
居ない物として扱おう…きっとソレが平和だ。
そして、廃墟となった教会に足を踏み入れる。]
【ああ、そうだここで俺は…殺したんだな。】
[心の中でそう呟く。
そして…瓦礫の中、彼女は静かに佇んでいた。]
[人の気配に、静かに振り返る。
……始めてみる若者、そして、美貴と宗冬である。
面影と、服が同じなので判った。
否。
そうでなくても、魂が判った。
あの人が。
そっと、その人に柔らかな微笑を向ける。]
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