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…ふぁ。
[いい汗をかき――
否、熱中し過ぎてしまい疲労困憊したナサニエルは、室内運動場のベンチプレス用ベンチで目を覚ます]
あれ?俺…
図書室じゃなくても結局寝るのかよ。
[ごきごきと肩を鳴らし、今度こそは程よい慣らしのつもりで廊下を歩きながら、メールを受信していた携帯端末を確認する]
[コーネリアスへとメールを返した]
『おはようさん。
俺は今まで延々訓練し続けてた。
寝てて返信が遅れたわけじゃないぜ。
違うから。本当。
いやばか、ナイフは参ったとか言わせるために急所に当てるに決まってんじゃん。
まあ、刺す前に止めるけどよ。
お前は罠か。
器用だし、俺と違ってうまいこと作りそうだよな。
でもいい罠張ったって、すごい道具を作ったって、肝心のヒューバートがそこに居なきゃ、かかってもくれないわけだよなあ』
[引き続き、コーネリアスへのメールを送信]
『んで思ったんだけど、どこかお前の罠の張りやすい部屋に、散々罠張りまくった挙句、その部屋にヒューバートをおびき寄せねぇか?
ダメージを受けたあいつに、この俺だって負ける気はしねぇ。ぼっこぼこにして、見事倒してみせるからさ。
…つまりは、協力しないかって話な。
協力してくれる場合のおびき寄せる方法について今考えてること言うけど…お前こういう卑怯なの嫌かな?
俺的には、ヒューバートの弱点であるところのソフィ先か、あの可愛い猫ちゃんらを人質にとれば呼び寄せられるんじゃないかと思うんだ』
[コーネリアスへのメールはまだ続いている]
『まぁさすがに人質にナイフ突きつけたまま、「参ったと言え」はあんまりだと思うし、何よりヒューバートを直接ぎゃふんと言わせらんねぇのもつまらんから、おびき寄せるのにだけ使うとは思うけどさ。
俺が協力を頼むのを考えてる相手だけど、ちょっと癪ながらキャロルにも頼んでみようかと思ってんだよね。
ほら俺ウォーミングアップとか、もしコーネの返事がOKなら、部屋のどこにどういう罠があるかの把握とかで忙しくなるわけだろ。
キャロルも俺ほどじゃないにしても結構身のこなし悪くないから、二対一で直接ヒューバートに立ち向かえばますますあいつもキッツイことになると思うしさ』
『えーと、キャロルも俺ほどじゃないにしても結構身のこなし悪くないから、一緒に直接ヒューバートに立ち向かえばますますヒューバートもキッツイことになると思うしさ、の続きな。
それだけじゃなく、キャロルにゃその人質作戦の人質確保とヒューバートおびき寄せにも役立って貰えそうだと思ったんだよな。
人質とってヒューバートと交渉して部屋におびき寄せるとき、コーネと違っておどおどしないだろうし。
キャロルなら俺と違って、ヒューバートにはまだ警戒されない方だと思うし』
In other words, hold my hand
In other words, baby kiss me
[歌いながら、萎れた花はそのまま、花壇に生えた雑草などを抜いている]
……まさか厨房の扉を開けたらカレーが上から降ってくる、
とかはないですよね。
ない、よなあ。
[まだ厨房に入る勇気がないらしい。]
『長くなって悪いな。
だからまずこの協力要請をコーネが受けてくれるか、受けてくれるならどこの部屋がいいかだとか作戦の助言なんかがあったらそれも、簡単にでも返事くれるかー』
[ようやくコーネリアスへのメールを送り終わったナサニエルは携帯端末を閉じ、所内ぶらぶら歩きを続ける]
…もしOKしてくれたら、キャロルに頼むメールはコーネに送ってもらお。
俺だと要請してんだか喧嘩売ってんだか、わかんねぇことになりそうだし。
コーネの方が、キャロルにも心証良いよな…
[一応の自覚はあるらしかった]
[食堂の戸をくぐれば、課題の対象である人物がそこに。
とっさに戦闘体勢を取る気になれないのは、授業での彼の実力を知っているからだろうか。
キャロルはあまり興味がなかったが、彼女に初歩的な戦闘技術を教えたのは彼だ。
正攻法で戦おうとは思わない]
おはよ。
……なにやってんの?
[厨房の扉を見上げるヒューバートを不信の目で見た]
…………お?
[声を掛けられ、振り返る。]
キャロルさんこそ、何しに来ました?
腹ごしらえでしょうか。
[まさかトラップを警戒して入れなかったとは口が裂けてもいえない。]
[ぶつぶつと呟きながら歩くナサニエルは、ふいに足の裏に違和感を感じて止まる。
ゆっくり足を上げて見ると]
…コインだ。
[会議室付近の廊下で踏んづけてしまったのは、生命の樹だと誰かが言っていた図柄が描かれたコイン]
えーと…
カドゥケウスの杖、だっけ。
ラッセルのやつ…落としたのか?
知恵の象徴だか何だかで…これ、あいつがいつも大事に持ってるやつだったよな。
[ラッセルが落ちた事を示すメールを見てがっくりと肩を落としてから、なんとなくまだ眠いと感じたりして、箱を弄っていた。一度眠ってしまったからか作業ははかどらず、駄目だなぁとベッドに飛び乗った時に端末からメロディ。
ふと開いてみれば、膨大な要領のメール。
瞬き。]
[そ、と頷いて、何やら回答を濁したヒューバートを興味無さそうに見る。
厨房に入ると、昨日の残りのカレーが入った鍋を覗き込み、火にかけた]
あたし達の作ったカレーで良ければ残ってるわよ。
朝ご飯には重いけど、食べる?
[ラッセル、ナサニエル組のカレーは人数分にちょうど良い量だったので残っていない。
去っていった少年は、そんな所まできちんとしていた]
[キャロルからのメールの中身を確認したナサニエルは、にんまり笑う]
へぇ…あいつも中々、話の分かるやつじゃん。
この分だと案外すんなり、共闘の約束取り付けられっかもな。
[ほっとした様子で打つ、キャロルへの返信]
『一番楽な方法と来たか。
ナマケモノとか言ってやりてぇとこだが、結構俺も同感だな。
コーネがブツリテキな罠張った部屋に、お前が人の心を利用した罠をかけておびき出したヒューバートを、すかさずこの俺様がボッコボコっつう感じの、完璧な作戦たてたんだけどさ』
『コーネ交えて相談すんなら、その時にでも話そうぜ。
とりあえず俺腹減ったんで戦前に腹ごしらえしたい。
食堂行くから、お前も来いよ。
あ、コーネにはお前から待ち合わせメール送っといて』
[既に役者が二人程食堂に居るものとはつゆ知らず。
そんな割と一方的なメールをキャロルに送り終わると、窓から降りて]
飯、飯飯〜♪
[鼻歌交じりで食堂へと向かっている]
[手早くカレーを温め、二人分盛り付ける。
トレイに載せて、ヒューバートの前に運ぶとにっこり笑った]
何が入っているかはわからないけど、それでも良かったらどうぞ?
[皿の隣には水を添えて]
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