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まさか…貴方が、memento mori──?
[異貌に声を洩らすも、本質は人格に影響されない。
無情に、fieldを放つ掌を幾本も幾十本ものAttack Programで刺し貫いていくだけだ。密着した場所から発動しているのか、herveyのアバター外にはみ出す事はない]
[思考回路を整理する。
一つ、疑問が引っかかった。]
君は「呼ばれた」と言った。
なら。このゲームには他に、このゲームに呼ばれた人間が参加していると思うかい?
死を体験する為ではないとも言った。
他に参加する人間が居るなら、目的は死を体験する為だという事か?
――Under/Street (廃棄領域/街路の一角) ――
『――構いませんよ。そのまま暫くの間、御休み下さい』
[構成要素を書き換えられ支配権を委譲させられながらも彼女を包むのは安穏とした感覚。うとうととした穏やかな午睡の中、徐々に視野が明るくなり始める]
『――それでは、一時的に運用させて頂きます』
[声と共に立ち上がった姿は、黒いスーツに身を包んだ初老の男性。整えられた銀髪を振って雨滴を払い飛ばした]
アアアアアアア────!!!!
[既に人格プログラムの30%── 一時的現実把握の為の人格自己(パーソナル:コアセルフ)に侵食していたmemento mori──は、本質を飲み込んだ]
内包する。
[lutherから何度もattack programを打ち込まれる。だがそれも全て取り込んでいく。まるでlutherという存在から少しずつ部品を搾取するように]
・・・・・・
[侵食が停止する]
る・・・・・・ luther・・・・・・
死にたくなければ、今のうちに・・・・・・
離れろ・・・・・
.... ... ... .... .... ...
[herveyの手首を掴んだまま、項垂れるように。
瞳孔が針の先のように絞られた]
[怒りを逃がすように肩で息をする]
[それすらこの世界ではポーズに過ぎないが]
──そうさ。フザけた招待状でね。
あたしだけに送られたものじゃないだろう。
あたしは少なくとも二人は"参加者"に接触してる。
闘い、殺し合い、現実ではもうとうに存在しなくなりつつある"死"を体験出来る。
それがこのGAMEさ。──体面上はね。
"参加者"が何を思って参加してるかまでは知らないけど。
[その口調はAudrey.H.のものではなく]
[Deborah──彼女自身の口調]
『――ねえ、私はいったいどうなってるの? あなたはだあれ?』
[問う声は男性の右手、白く繊細な刺繍が施された長手袋から響く。そのアイコンが現在座標(アドレス)だとようやく認識した]
説明するには時間が惜しゅう御座います。
今は只、執事(バトラー)と御呼び下さい。
一言だけ申し添えるならば私は貴女の影、半身のごとき存在。
いずれお気付きになることでしょう。
『――わかった、よ……たぶん。とりあえず、まかせるよ』
[答えを聞いて男性は刻まれた皺を笑みの形に深め、早足で歩き出した]
[薄らいだ意識で体を見回す。既に焔でズタボロだ。herveyというアバターも原形をとどめていない箇所も出てきていた。
この後どうなるかわからない。だが今の状況は決してよい状態ではない。
いや、言ってしまえば現状を理解していない。一体何が起きているのか]
る、luther・・・・・・
[次の瞬間、何が起こるか分からない。herveyという名のアバターはその両手で自分の体を抱え込む。懐から落ちる薬草プログラム。それをあわてて握り締め、その体にこすりつける。一瞬Eugeneの顔が浮かぶ]
ぼ、僕は一体何をした。教えてくれ。
分からない。
自分の意思が、信用できない。
[両手首の腕輪を重ね合わせ、蜂の群れに向かって高音を放つ。動きが鈍った隙にそのままドリルで個体識別をする事もなく大雑把に粉砕する。
小川を斜めに飛んで渡ろうとして、輝く水面の奥に──異物が混入している事に気付く。]
──なに。
[>Program :Silent Arma:NIGRED///
Re Start..............]
.... ... ..........
二人。そうか。
知らない。そうか。
[一つ一つ整理するように、確かめの言葉を口走るのは、
人間化されたされた世界に生きる為に生まれた癖か。]
そして君の目的は、このゲームの主、かな。僕には良く分からないけど。
情報をありがとう。君が良ければその二人の判別法を教えて欲しい。話が聞いてみたいんだ。
[女が八つ当たり気味に投げたGrid BOMBが自分のほうに飛んでくるのが見えた…]
偶然にしても出来すぎだぜっ…避けるのが間に合わねぇ!
[舌打ちとともに左手を握り締め、飛んできたGrid BOMBを光弾で撃墜する。
空中でGrid BOMBが爆発した…当然、その音は回りに伝わるわけで…]
ずいぶんと間抜けな出方になったもんだ…
[隠れていた場所から、開けた所へと現れた]
・・・・・・
おい、luther。答えてくれ。
[どうやらプログラムが再起動しているようだ。ルーサー自身も損傷が激しい。手元の薬草を適用する事も考えたが、迂闊に回復しすぎるとまた自身が危険に陥る事を危惧し、躊躇う]
[崩壊した建物や瓦礫に向けて、男性は探索コマンドを放出する。数多くの黒い小球が隅々まで入り込み、データとデータの隙間を覗き込んだ。その様子を眺めつつ、少女は問いかける]
――何をしているの?
『捜し物です。先ほどこの辺りに居た二つの意識体――固体名Ras,及びHubertでしたか――の残滓、或いは転移先がどこなのか、と』
――ここはどこなの?
『電脳世界(ウェブ)と呼ばれる、この世界の一部です――尤も、いずれは全てが一つになることでしょう』
――どうして?
『そのために貴女は備えられ、供えられるからです』
――なんのこと?
『……いずれ、貴女の前で其れが始まります。或いは既に始まって――おや?』
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