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…そう思うなら元気付けてあげれば良いのに。
殴ったら、気が済むのかな。
[瞬き]
触れる事が傷つけるように、望む事が傷つける事もあるよ。
カミーラは全部流してきちゃったんじゃないの?
其れに、若し差し出される手が無くたって、カミーラには差し出せる温かい手があるよ。
そうだね、だから身勝手な我が侭。
でもね、ナサニエル。
[逸らされた視線に残り僅かな皿のうどんを見て
それから頬杖をついて立ち上がったのを見上げ]
自分より大切にしたい人が居たらいけないかな?
何より一番にナサニエルを大事にしたいのは変?
[見上げて来る碧い瞳]
[けれど彼は俯きがちにして]
…解らない。
[微かに口唇を振るわせ]
[青の瞳は伏せられ睫が影を作る]
でも、俺は…それに足る人間じゃ、ないよ。
[少女の顔を見ない儘に厨房へと足を踏み入れ]
[ナサニエルを見詰める碧い眼差しは静かで
厨房へ入っていく後姿にゆるりと瞬いてから
もう一度皿を見たけれど結局は食べ終えずに
立ち上がれば食器を持って厨房へ後を追い]
ナサニエルがナサニエルを如何思ってるかは知らない。
でもナサニエルをそんな風に言われると哀しくなるよ。
[眼を合わせるでもなく食器をシンクに置いて]
[かちゃり] [食器を置く音]
[赤らんだ手を見遣れば洗う事はせずに]
…メイが言う“ナサニエル”は…
まるで…俺じゃない、…別の誰か…みたい、だね。
[遠く感じられて][ぽつぽつと言葉を零す]
[細く息を吐く]
[顔を上げ、青の眼差しを碧い瞳に向け]
…………そぅ、かな。
[白い手を取る事はなかったけれど]
[代わりにか、碧の髪を掠めるように撫ぜて]
[指先は、少し彷徨ってから]
[其処にいるのだと確かめるように]
[少女の碧い髪を掬って、落ちる間際、頬に触れて]
…………うん。
[ゆるり首を傾げれば、青もまた、揺れる]
…ごめん…ね、メイ。
…メイの、言う事…気持ち…
解りたい、と思う…けど。
…多分、まだ…解って、いない。
[少しずつ、道を捜すように、言葉を紡いで]
…………だから、ごめん。
[紡がれる言葉にきょんとんと瞬いて
ゆるゆる首を振ればふんわり微笑み]
謝らなくて良いよ、勝手に想ってるだけだし。
解ろうとしてくれて、ありがとう、嬉しい。
……何で私が。
[辟易した顔で呟いて]
……メイは、誰かを傷つけるのが嫌なのか?
流してきたんだろうな。あったとしたら。
意図的に、気付かないようにしてたことも、あるかもしれない。
どっちにしたって、本人にその気がなけりゃ、な……
[小さく、頷いて]
[口唇は微笑を象ろうとして]
[けれど、其れは上手く行かずに]
[曖昧な表情に、柔らかさを帯びた青]
…………あ。
[視線が緩やかに動いて]
…仕事…
[時計を見て、ぽつり、*呟いた*]
…カミーラが気にしてるみたいだから?
[続く問いにゆるりと瞬き]
誰も傷つけたくないけど其れは理想論だね。
だからきっと選んでいくんじゃないかな?
…大切なものを傷つけてしまわないように。
[小首を傾げ]
カミーラに其の気が無いの?
……。
気にしてるのは、だ。
触れちゃいけねぇとこに触れちまったから、悪いと思ってるだけで。
慰めてやりてぇとか、そんなことは欠片も思ってねぇての。
大体、私が慰めにいったらアイツ何ていうと思う?
天変地異だの気色悪いだのって言うに決まってんだろうが。
[そもそも人の慰め方なんかしらねぇよ、と立ち上がり]
選ぶ、か……
そもそも選ぶって時点で……考えは自己中心的になるんだから……
どうなんだろうな。
[はぁ、と溜息つきながら歩き出し]
……さぁね。
あるかもしれないしないかもしれない。
[表情は少し遠いけれど柔らかな青に返す砂糖菓子の微笑み]
…え?
[倣うよう時計を見上げぱちりと瞬いて向き直り小首を傾げ]
手も治って無いし、今日は休んでも怒られないよ。
少しだけ、雪像作りに行って来るね。
[連れて行って呉れると言われたかも知れないけど首を振り
ケープを羽織り大体の方向を指し示して貰いこくりと頷いて
温かくしててとふんわり微笑んでもう直ぐ暮れる*銀世界へ*]
元気なクインジーの顔を見れば其の罪悪感も少しは和らぐかもよ?
[くすくす笑って]
カミーラだって慰められたら、少し悔しくて、でもこそばゆくて、茶化すんじゃないの?
クインジーはカミーラと似てるよ。
素直じゃないしシャイだし。
[歩きながら小首を傾げ]
慰め方は判らないや…判ればそうしてる…
温かい手は必要だけど抱き締めるだけでも足りないんだろうね。
[続く問いに視線は銀世界へと戻り]
誰しも自己中心的だと思うけどな。
自分が大事な人だから大事にしたいとか、身勝手な話だし。
[最後の言葉にはほんとにね、と囁くように返して]
[天に向かって雪切りを突き上げると、一拍の後、目の前をざざりと白い塊が落ちてゆく。それを何度も繰り返す。
つらら交じりの雪を落とし終えると、屋根に上って積もった雪を下ろし始める。
下ろした雪を寄せると、玄関口からの道を作って仕上げる。
汗が水蒸気となって全身から立ち上り、雪雲の空へと吸い込まれてゆく…。
冬の季節はほぼこの仕事で生活の糧を得ている。雪下ろし、雪かき、雪の季節の日常だ。
老人世帯や、手の足りない家庭からは引っ張りだこ。終われば茶と茶菓子くらいは出るし、暇なおばちゃんの家だと夕食まで食っていけと引き止められる。
途中で吹雪いてきたときなど、そのままひと晩厄介になる事もある。
ここも、そんな家のひとつ]
『あら、終わったわね。入ってらっしゃい』
[一通り終えてシャベルを雪に付き立て、そこに手と顎を乗せて一息ついているときに、ちょうどいいタイミングで声がかかった。
簡単に道具を片付けると、遠慮なしに室内に入る。
テーブルにつくと、熱い紅茶と手作りの焼き菓子が運ばれた]
相変わらず手の込んだ菓子を作るな。
[ひとつ摘まむと、珍しそうにひっくり返したりして眺め、ぽいと口の中に放り込む。ぼりぼりと咀嚼して]
旨いね。
[極簡潔に感想を述べた。相手は...の真向かいに座ると、少し肩をすくめ]
『クインが来るから腕を揮ってるんでしょ?あなたこそ、相変わらず素っ気無い感想ね』
[美味しいものを作るかいがないわと苦笑いをして]
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