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[教会から出てきた沖田敬一郎を見る。何かが、違う、と思ったが、その何かがわからない]
お聞きしたいことがあって、来たのですが、お忙しいのでしたらまた後で参ります。
[あぁ、ようやくだ。]
それでいンだよ。
[速さは、そのまま威力だ。
こんなに、つよいのに。
どうしてこいつは、これまで、まもるばかりだったのか。
磐石の一撃。
その考え方は、彼には、理解できない。]
痛てェな!!!
[痛みを感じるより先に、叫ぶ。
致命的一撃から、ほんの少し体を逸らす。
それが、限界だった。
本当は、槍を脇に挟んでおいて、撃つつもりだったが、槍は急速に相手の手元へ戻っていく。
左腕が、垂れ下がったまま、動かなくなる。]
あ。
こりゃ、駄目だな、左腕は。
[だが。
こちらを拘束していたものも、一瞬、千切れ飛び、
なくなった。]
知ってるか、オイ。
必殺の意思を込めた時こそ。
最大の危機だ…!
[残った右腕で、銃を乱れ撃つ。
最早、狙いをつけなければならない距離ではない。]
[左腕が、飛ぶ。]
ひょう!
[しかし、なお。
撃つのは、止めない。
血が、止め処なく流れる。
左の脇腹も、随分軽い。]
あぁ、くそ。
このままじゃ、また奴が出しゃばって来やがるだろう!
さっさと、
穴だらけになっちまえよ!!!
[声をあげた時には戦況が変化していた。
銃をもった恐らくアーチャーであろう男の足元からロープのようなものが両腕に絡みつこうとしていた。
ランサーは久子の制止の言葉にしている様子がみられない。]
あ!!
[このままランサーが相手を仕留める可能性を思い、静止の言葉を再度かけるのを忘れる。
自分の腕を撃つという異常な行動を見せる男をランサーの槍が貫く。
決着がついたようだ。」
やったの!?
[そう思って声に出した瞬間、双方が至近距離から致命性になるような攻撃を同時に繰り出すのが見えた。]
ありがとう、ございます。
[沖田の様子に違和感を感じながら中へと入る。中は以前来たときと同じ、礼拝堂だった]
あの、今回の聖杯戦争ですが。
[思い切って切り出す]
先日、セイバーにお会いしました。
でも彼は……、前回の聖杯戦争でアサシンとして召還された方でした。同じサーヴァントが違う聖杯戦争で呼び出される、そのことはわかるのですが、その、どうも……。
[一旦言葉を切る。なんと聞こうか、迷っているようだった]
ふむ。
つまり、偶然ではないと、言いたいのかな?
[紅茶をすする]
僕も現状につては全てを理解しているわけではない。ただ。
聖杯が介入して召喚されるのがサーヴァントならば、前回の戦争で不遇の死を遂げたサーヴァントが聖杯の魔力に残留している可能性は否定出来ない。
その残留魔力が今回の戦争にも引き続き召喚の手助けをした、というのはあながち大間違いではないと思うけどどうかな?
それとも。何か引っかかる事でも?
不遇の死、なのでしょうか。
前回の聖杯戦争、そのことを祖父が調べていたのですが、今回呼び出されていたセイバーは、前回「神殺しの槍」で倒されたと記されていました。
その事が関係ないとしても、引っ掛かりを覚えるのは確かです。
それと。
貴方は、セイバーと何らかの繋がりがあるのでしょうか?
セイバーは「沖田総司」と名乗りました。
これは、ただの疑問ですので、あまり深くは考えないでいただけるとうれしいのですが。
[その事こそが本題であった様な気がしたが、追求することを本能が恐れたのか、それだけにとどめる]
[乱れ撃つ。致命的な距離からの弾丸。]
オコガマシイ
ホウグハドウシタ
[せせら笑うように告げる。ランサーの心臓付近の服が弾け飛んだが、青い肉体は貫通されなかった。貫通していれば、心臓を抉り出されていた筈だった。
"ある方法"によって供給された魔力を全て防御に回している。(本来であるなら、多量の魔力を回す事などせずとも、傷一つ付けられない筈が、ここで知名度が問題となってきている)同時、久子からの魔力もゆるやかに奪うが――反対に、パーシャと呼ばれるロープは消えうせた。]
コレガセイイッパイカ
[二度は使えないだろう。半回転し、背中側から、臓物を零れさせるべく、斜めに切り裂いた。久子から怪しまれない為には、ここで制止するしかない。
それに、宝具を使うにも魔力が足りない。]
[急速に、貫通はされなかった銃弾による打撲の痛みと、胸元の痛みが戻ってきた。]
・・・・・・
神殺しの槍はサーヴァントを殺害できないのかな?
あと、沖田という苗字だけでセイバーとの関係を問われるとは思わなかったな。
では、逆に聞こう。
もし関係があったら、君は僕をどうするんだね?
…っち。
[銃を撃つ、その反動を、体が制御できない。
急所を、狙い撃つことが、どうして、できないんだ。
さっきまで、あんなに、簡単に、できていたのに。
そうする間にも、どんどんと、血は、流れ出していくのに。]
…もう、
くそっ!
くそぉ!
[意識が遠のく。
自分の存在を、この体が、支え切れなくなりつつある。
右手に持った、銃が霞む。
一瞬、だらり、と腕が垂れ下がる。]
…。
クソ、は、こっちの台詞だよ。
[剣呑な空気がゆっくりと遠のき、平凡な空気。
悪態をつく。]
ここまでやったんだから、勝てよな…!
いてぇし!
[右手の銃が、そのまま立ち消える。
走る。
急がないと、間に合わない。
ランサーの横をすり抜け、自らの左腕を掴む。]
殺害できない、ということはないでしょう。現に前回の聖杯戦争は終結を迎えたはずですから。
何故「沖田総司」を倒すのに「神殺しの槍」と表記する必要があったのか、そこに疑問点があっただけですから。
彼は、英霊としては新しく、神としても認知されているわけではありませんので。
関係があったとすれば、そうですね。
素直に申しますと、貴方がマスターなのでは?と思ったからです。
中立のはずの貴方がマスターであれば、この教会も安全な場所ではなくなってしまう。
今回の聖杯戦争に参加するものとして、魔術師としてこの教会は中立でなくてはならない、と思っていますから。
ですが。
貴方がマスターであるとしても、それを無理に聞き出そうとは思いません。聞けるのならそれは私に優位に働くかもしれませんが、ここは「教会」ですので。
[振り返り、ランサーらしきサーヴァントの方を見る。]
…?
[少し、動きが鈍っている。
ならば、今を置いてない。]
…逃げる!
[脱兎。
本気で追われれば、逃げ切るのは難しいだろう。
だが、ある意味、「彼」に対する信頼があった。
「彼」は、ただで負けやしない。]
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