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[部屋で寛ぐ事が出来たのは、やっと先程の事。
今、ランサーは、久子が出した衣服を身にあわせている。腕輪類は外す事はしなかったが、首飾りは外してベッド脇の机に置いている。
ネルシャツ。カーゴパンツの組み合わせ。ネルシャツのサイズはややきつかった。]
ふぅん。
それなら知名度はあまりなさそうね……。
[ぐらつく身体を支え、立ち上がろうとする。]
ええ、戻りましょう。
もしほかの敵に会ってももう何もできないもの。
あの部屋の物を作ったのはわたしなの。
気に入ってくれて嬉しいわ。
[ようやく立ち上がり、微笑んだ。]
−教会−
[非常に困っている。それはそうだ。
セイバーの問題もさることながら、どうやら先ほどから教会の付近で大規模な戦闘が発生したようだった。
教会の助手を向かわせたが、既に魔力は散っている。後片付けは大変そうだ]
今回の戦争は、とんでもない事になりそうだな・・・・・・
[未だにこの教会に誰一人としてマスターが到着していない。どうやら同タイミングで召喚が発生しすぎたせいで教会前で早速遭遇してしまったようだ]
しかし、ここから外に出て彼らに接触すれば俺がセイバーである事を知られてしまうな。
教会の人間がマスターだなんて、全く。とんだ不祥事だ。
[出来れば知られずにセイバーを失うべきだろう、彼はそう考えていた。いや、正確にはセイバーを失うかどうかという事は既に自分に対しての体裁でしかないのかも知れない]
[シャワーを止めて服を着る。
着替えを終えバスルームから出ると着替えたランサーの姿が目に入る]
やっぱり似合わないなあ…
[きつめのネルシャツは着られてはいるものやはりみっともな見える。
カーゴパンツも落ち着いたランサーの雰囲気とは異質すぎる。
日本人には見えない風貌と合わせると一目を引いてしまう気がする]
やっぱり服買わないとダメだねえ。
[出費を思い溜息をつく。]
[…少し、目を細める。
このマスターは、不思議な人物だった。
はっきり言えば、不審だ。
まず、自分で呼び出しておいて。
まるでサーヴァントに興味を抱いていなかった。
さらに、聖杯を求める、その意思を感じない。
…まぁ、そのあたりは、おいおい探っていけばいいだろう。
部屋が気に入っているのは、本当のことだし…。
…? おっと。
「僕」には、あまり時間はないんだったな。
今は、僕の存在は、酷く弱い…。
「彼」も、もっとマスターに興味を持てばいいものを。]
…言っていなかったよね。
僕は、アーチャーのサーヴァント…。
真名は、リチャード・ジョーダン・ガトリング。
これから、よろしく。
― ビジネスホテル 508号室 ―
体格が違う事はどうしようもない事です。ヒサコの手を煩わせてしまっているようですね。
[久子の溜息に]
ヒサコ。何か悩み事があるのですか?
ちょっと待て、まさか戦闘はセイバーが起こしたのか?
[まだセイバーは戻ってきていない。彼に何が起きているのか。ただ一つ言える事は健在なのだろう。魔力が彼に向かって流れているのははっきりと感じる]
はあ・・・・・・ ほんと、参ったなあ。
[苦悩の時間が続きそうだ、そう覚悟した]
あなた……アーチャーだったの……。
[銃を使うところを何度も見ていたが
全くその考えに至らなかった。
いまさらながら納得していた。
だが、真名を聞いても全く思い当たるものがない。
やはり知名度がないのだろうと思った。]
えぇ、よろしく……。
……ごめん、もぅ、限界……。
[すぅっと音を立てて血の気が引く。
視界が黒く塗りつぶされていく。
目を開けていられず、体から力が抜けていく。
そのままリチャードのほうへゆっくり倒れこみ、*気を失った。*]
― 自室 ―
ああもう、何が「あんたも色々大変だな」だよ、せっかくのチャンスをアホじゃねぇか俺はよぉぉー!
[手についた宗冬の血を水道で洗い流しながら、ケネスはそう叫ぶ。]
全く、やり難いったらありゃしねぇぜ。
……まあ、だが力を失っていたとは言え、向こうのサーバントはいつ復活するか解らなかった訳だし、撤退するタイミングとしちゃ間違ってないはすだよな。
うん、たぶん間違ってないはずだ。
[そう思い込む事にする。]
しかし、このバーサーカーって奴は思ったよりやっかいだな。
戦い出したら止まらねぇし、魔力消費は激しいし、おまけにそれほど強くも無いと来ている。
バーサーカーを使って聖杯を手にした奴なんているのかね?
いるなら是非ご教授願いたいぜ。
[そんな悪態をついた。]
[そう、今の今まで、僕…いや、「彼」も、この露葉という人も、名前を名乗ることも、どのクラスのサーヴァントであると確認することすら、してこなかったのだ。
どういう人なのだろう。
肩をすくめようとして、またも痛みを感じた。
…全く、懲りないな、自分も。]
…おっと。
うっ…重い、痛い…。
[倒れこんだ露葉をとっさに受け止めたが、ずるずると、一度地面に降ろす。]
はぁはぁ。 僕、非力なんだよなー。
[苦労して、背中に背負うようにして、持ち上げる。]
ふんぬっ…。
い、痛い…。
[涙目で息をつき、足を引きずりながら家に向かう。
*背中には、哀愁…。*]
[ランサーの心配げな瞳に少し戸惑う。]
服を買うのにもお金かかるんだけど、だいじょぶだいじょぶ、そんなに高い買い物じゃないから。
[言いながらランサーの外した首飾りが目に入る]
(あれが売れれば服なんて何何着でも手に入りそうだなあ。)
[隙をついて勝手に売りとばすことも考えたが、ランサーの瞳が悲しそうに曇ることを考えるとなぜか胸が痛む。
首飾りと腕輪を指差し尋ねてみる。]
ちょっと気になったんだけど。その首飾りと腕輪って大事なものなの?
−中央ブロック・噴水前−
[何故か彼は現在噴水の近くのベンチで”エビチュビール”なる表記があるものを口に含みながら休憩している]
くっ、人間というものはこんな泡だらけで苦いだけの拷問具のような飲料を好んで口に入れるのか。なんと野蛮な。
[付近の自動販売機に一部綺麗な斬跡があり、その中から入手したもののようだ。ちなみに実は彼が沖田総司である以上その隣に配置されていた”ワンカップ小錦”を手にしていたらこの結果は違うものであっただろう]
[手の中には球根が眠っている。既に戦闘から離脱した時点でその姿を戻していた。地面は侵食されたままだったが。
敵を断つために大地を犯す。皮肉なことにその剣は人類の在り方そのものとも言えるようだった]
しかし、まさかこんな状況とは。やはり体慣らしをして正解だったな。
[本来の魔力は影を潜め、その戦闘力は沖田という存在にごく近くなっていた。よく考えてみれば宝具も反応が悪く本来の力ほどは発揮できていない。他の力も試してみるべきだとは思ったが、雑魚同然のほかのサーヴァント相手に剥きになるのは見苦しいと考えての撤退であった]
早々にガーベラを真名発動すれば結果は出たかも知れんが。
[少しだけ。ランサーという魔力の色が好ましかったのもあった。もう少しだけ楽しませてくれる存在だろうと、人気の少ない噴水の前でグビっとエビチュを口に含む]
・・・・・・ ええい、苦い!!苦すぎる!!
[噴水の中に放り込んだ]
― ビジネスホテル 508号室 ―
もしや、お金に困っているのでしょうか。私の首飾りをお金に換えれればいいのですが、私がこの時代から去れば、その首飾りも消えてしまう……。
[ランサーは、両手首(両足首のもあるが)に装着している腕輪をさわった。]
どちらも大事なものですが、この腕輪は外せません。何故ならこれは、チャクラという武器だからです。
[右手首の腕輪を久子に見せるようにあげる。と、前触れもなく車輪型の武器へと変化した。]
[しかし、人間というのは面白いものだ。
どう考えても上から下まで真っ黒のライダースーツという男が噴水前でビールを飲んでいるというよく考えれば相当怪しい状況であっても見向きもしない。他人に興味がないのだろうか]
ふむ・・・・・・
[今すぐにでも全てを灰に帰してやりたいところだが、魔力の調子も戻っていない以上つまらない事に力を使うのも愚行でしかない。
いや、どうも召喚されてからというものの破壊衝動が抑えられている気がしてならない。もしかしたら、この風貌に原因があるのかもしれない。現状をわずかに呪った]
まあ、いい。他のサーヴァントと剣を交えていればじきに調子は戻るだろう。
だが、中々面白い防御能力があったな、あのランサー。
だとしたら次は・・・・・・
[形状は違えどガーベラである。ならばその真価は相手の魔力に呼応して生成される刃の大きさだけではない。遠い将来においては空すらも切り裂いた概念武装にも近い力を誇示すれば全ては終わる。ただそれだけだ]
[大事だという言葉に、現界してるうちに売り払えばいい大丈夫!という言葉を飲み込む。
腕輪の変形にも軽く驚きと悔しそうな表情を浮かべる。]
それ礼装だったのね。全然気づかなかった…
私の鑑識眼もまだまだだなあ。
お金は…、困ってるといえば困ってるし、困ってないといえば困ってない。
[確かに生活には困らないほどのお金はあるのだが、彼女の生業のためには法律の網をかいくぐる必要がありそのためには金がかかる。
しかも最近じゃ失敗続きで大分貯金も減っている。
しかし、服の一着や二着など問題にならない額である。
ストレートに心配されると自分ががめついと言われているようで惨めな気分になる。
これ以上言われないように笑顔を見せる。]
いや、ほんとにそれくらいだ大丈夫だよ。
ちょっと聞いてみただけで。
大事と言っても、首飾りは武具とでは比べ物になりません。王の装飾品。それだけの意味です。
[持っていてもらえますか、と首飾りは久子の荷物の中へ。]
気づかないのも無理はありません。
私が持つすべての武器は、神々より与えられたもの。
ヒサコ、確か叙事詩で私の事は知っていると聞きましたが。いえ、内容は知らないのでしたね。
[手と顔を洗った後、リビングに戻るとベットに横たわる宗冬を見る。]
包帯で簡単に応急処置しただけなんだが、さすがに傷の回復が早いみたいだな。
[傷の治りを確認した後、体を引きずるようにソファへと向かう。
ケネス自身に怪我は無いが、激しい疲労を感じていた。]
とにかく今は休もう……
[ソファで毛布をかぶると、ケネスは*深い眠りについた。*]
[さすがに飽きてきた。無理もない。ベンチに座り虚空を眺めているという行為自体が彼にとって魅力的な行動ではない。ただ単にランサー戦で斬撃を流されたのが癪に障り、冷静を取り戻そうとしているだけであった。だがそれも既に終わり、次の刺激を求めている]
さて、そろそろ次の獲物を探しに行くとするか。
[ベンチから立ち上がり、そのまま闇の中へと*溶けていった*]
うん、私が知ってることっていえば、インドの古代二大古代叙事詩って言われるものの一つがラーマーヤナ。
で、その主人公ラーマっていう名前ってことくらいかな。
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