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−ナサニエル宅・2F/寝室−
[唇にあたたかく触れる柔らかさにうっすらと陶然とした表情を浮かべて]
謝らないで…私、兄さんが好きよ。大好きなの。
兄さんだけのものになりたいの。
…だから。
[再び抱き寄せられれば冷たい指先を"兄"の頬に寄せて、自分から唇を重ねて、そして至近距離で微かに呟く]
…抱いて。
ん…わるくは…ないかな?
[わたしは無理にブランケットから這い出し、差し出されたミルクカップを受け取り]
ありがとう。
[子供のような笑顔を浮かべた。目も息も全てがまだ熱っぽい。だからだろうか。つい、先生に甘えたくなって――]
あのね…せんせ…わたしの懺悔…聞いてくれますか?
[ホットミルクをゆっくりと啜りながら、わたしは伺うように先生の瞳を見上げるように見つめた。]
[かがんだ拍子にはらりと流れた髪を、片手で軽く抑えて頬笑みながら。]
──おひさしぶりね、ハーヴ。
やだ、こんな場所で眠いの?
[シャーロットの言葉とほぼ同時にヒューバートが同じ内容を言う。シャーロットはくすくす笑いながら、]
居眠り運転よりは、先に寝ちゃう方がずっといいけど。
ねえ、こんな時だけど、そろそろ帰省してるなら家に来てくれるかなあって、楽しみにしてたのよ。
ハーヴが見たがってた画集も届いてるんだから。
[仮にも自分が師事した人物と、親しい少女を雨の中立たせたままにするのは礼に反するだろうが、寝起きの頭ではどうしていいかすぐには考えられないがそれでも窓を開け、顔を覗かせ応える]
すみません、こんな所を…。
今後ろのドア開けますから、座って下さい。
[慌てた様子で、せめて二人が雨に濡れない提案を]
懺悔、かい。そいつは重たい言葉だね。
ああ、でも私でよければ話を聞かせておくれ……
[ルーサーはソファの前に置いたイスに腰掛けると、ステラをまっすぐに見つめた。]
[表情を曇らせ思い悩む“兄”の頬に冷たい指先が触れる。唇を動かし、何かを告げようとした瞬間、“妹”の冷たくて温かい唇が重なった。]
あ……………ああ
[“妹”の言葉を聞き、“兄”は唇をぎゅっと噛み締めた。次の瞬間、“兄”の手は“妹”の身体を拘束する服へと伸びる。]
[ローズマリーの奔放な性格は噂に聞いて知っていたが、今まであんな事は一度もなかったし、実際に話をしている時の彼女はごく常識的な、明るく気持ちのいい女性だった。]
『何故急に……あんな……。』
[だから、ローズの昨夜の、非常識とも取れる行動が疑問だった。一体何故──と、そこまで考えた所で、戻って来たローズの足音に気付いて弾かれたように顔を上げた。]
あの──、
[ギルバートさんと言うのは、どなたですか?]
………あ、いえ。
[思わず、記憶の中の名を問おうとして、慌てて口を噤む。
何を馬鹿な事を聞こうとしているのか。]
あぁ、それです。
一年に一度しか来れないのに、ちゃんと綺麗に拭いてある。
ありがとう、ございます……。
[差し出された2本のボトルを見れば、嬉しそうに目を細めた。]
[ネリーはリックととりとめのない話を交わす。
初めて会ったのは5年ぐらい前だろうか。ネリーが今の双子の兄妹と同じ年齢の頃だ。ノーマンに連れられていた故、この雑貨屋にいる期間は少なかったが、彼らの事はよく知っていた。髪型もきっちり揃えてお互いのフリをしても、一目で見破るぐらいの自信はある。]
[こんなに濡れてるんだから車できたのではないわよね
ローズマリーはミルクパンにカップ1杯分のミルクを注ぎ、シナモンの枝を放り込んだ。
あたたまったところでシナモンをとりだし、カップに注ぎ、ブランデーを数滴たらした]
これ、飲むといいわ。
身体があたたまるわよ。
[あまり他人と目を合わせない自分だったが、シャロやヒューバートに対しては酷く優しい顔を向け]
久しぶりだね、シャロ。
少し見ないうちに随分綺麗になったじゃないか。
そろそろ素敵な彼氏でも見つけたかい?
早く挨拶に行こうと思っていたんだけど…なかなかね。
あの災害の後だし、いきなりお邪魔しても迷惑かなって。
[ヒューバートへ向き直り]
シャーロットさんもお元気そうでよかったです。
先生にはまたお伺いしたいこともありますし、近いうちお邪魔させて頂きますよ。
是非例の画集も見せてもらいたいですしね
―ハーヴェイの自動車脇―
[後ろで傘を差し掛けている私のすぐ目の前には光によって時に青みを帯び神秘的に輝く黒髪。そこからのぞく白い耳は息のかかるほどの近さにある。
神秘的で流麗な曲線を描きながら、細やかな肌はうねりとなって迷宮を形作っていた。ずっと見ていると、その螺旋の中に心が彷徨ったまま出てこられないのではないかと思われるほどだった。
シャーロットはほつれた髪を元に戻そうと手を擡げ、その指先が――]
ん?
ああ……
[気がつくと、ハーヴェイは私になにかを言っていたようだった。私は生返事していたことに気づき、赤面しながら咳払いとともに誤魔化した]
[重たい言葉。その言葉にわたしの胸が痛む。
もしかしたら懺悔にも満たないかも知れない。でもどうしても先生の前では、嘘偽り無い私で居たかった。
シスターであった過去も、娼婦であった過去も全て曝け出したいと]
昨日、またわたしは…神に叛く行為を行ってしまいました。一度は主に全てを捧げた見であるのにもかかわらず…。この身を汚してしまいました。同性愛という禁忌と、子孫繁栄に関係の無い快楽に溺れて…。
そして…教師であるにも拘らず、自分の欲望の為に生徒に…嫉妬してしまいました。
一瞬でしたけど…わたしは彼女にどす黒い感情を抱いてしまいました。
ねぇ、せんせ…。
本当に神様が居るのなら…何故わたし達はこんなにも欲深く何かを求めてしまうの?
自分自身を戒める為にこうして――
[わたしは床にカップを置き、するりと寝間着のボタンを外し――]
背中に大罪を背負って生きているのに…何故――?
償えないわたしは…やっぱり神にとっては罪な羔なのでしょうか?
[背中に描かれた七つの大罪の内の二つ、色欲と傲慢の入墨を先生に晒した。]
やれやれ、よしてくれよ。
彼氏だって?
[笑いかけていた私だったが、シャーロットを見て、ハーヴェイに視線を送り……次第に心穏やかでない気持ちになっていた。]
おいおい、まさかね。
ハーヴ、なにか知ってるのかい?
それとも、君がそうだって言ったりしないよな。
…ごめんね、こんな妹で。
[微かにためらうような様子に申し訳なさそうな視線は"兄"から緩くはずされた。
頬に添えた手をそのまま滑らせ、"兄"の首筋へと腕を絡ませながらブラウスのボタンが一つ一つはずされていくのを少し頬を染めながら、けれどその青い瞳はもどかしげに眺めて]
先生?
[訝しげに恩師を見上げる。何を聞かれているのか良く分からないが]
俺とシャーロットが何か?
彼女とはいい友達ですよ。
[あっさりと裏のない態で返事を返す。事実、彼にとっては妹のような存在であったのだから]
[気づかわしげにソフィーの顔を覗き込み]
少しあたたまったら早めに帰って休んだ方がいいわね。
そのまえに暖かいシャワーかしら。
あなたが倒れてしまったら大変なことになるでしょう。
気をつけてね、ソフィー。
[ハーヴェイに「いつでも来てくれ」と笑いかけ、つけ加えた。]
でも、ハーヴ。娘とつきあうようになったんなら言ってくれよ。
それと、身長を測らせてくれ。
棺桶の注文を出すのに必要なんだ。
[そう言って、笑った。]
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