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申し訳ありません、メイさん。
[首を傾げる。これならば良いだろうかと。]
お嬢様と呼ばれるのがお嫌なのだと認識してしまいましたわ。
――PASS
[情報の蓄積/空白。]
[林檎の香りが口の中に広がる。]
[トビーの警告に]
>>
あら、まとまるかと思ったのに、
それは残念ね。まあ、いいわ。
ただ、裏切りについては、私も報いる方法を一つしか知らないことは覚えておいていただけるかしら。フフフ
<<
【これを飲んだら、彼方<Utopia>に行くと良いだろうか。
否――それとも遠くの人に尋ねるか】
[自分の分として用意したグラスに口をつける。]
[疑問の答えを知る人はいるだろうか。]
[話を聞きながら、情報の収集を試みる。]
【"主"が死ぬなど、あってはならない。
――この現象に巻き込まれた要因が、"自分"にあるならなおさらのこと。】
[*ジュースはだんだんと軽くなる。*]
フフフフフ……クックククククク。
[弾けるように消えていったヴィジョンを見送り、
静かに嗤う。悪魔のように。無垢な天使のように。]
単一。まさに、彼女は孤独な群衆よ。
だが、もはや群衆には戻れぬ。
君はもう単一ではないからだ。
[稲穂を掲げて。]
出会いというのはまさに引力。
君は、遅かれ早かれ再び私と会うことになるだろう。
暗闇を歩くは恐怖。その時見えた光が
たとえ悪魔であっても天使であっても、
彼女には最上級の救世主なのさ。
[メイの言葉に]
ふうん、どうやらホントの話みたいね。
面白そうじゃない。電波塔、ね。
[何か、有益な情報があるか ...... しかし、この女を見る限り、それも望み薄か ......]
さて、長居しすぎたみたいね。
[オードリーは立ち上がる。]
少し散歩してこようかしら。フフフ。レベッカ、どうもありがとう。メイちゃんも気をつけてね。それから坊や ...
<<
専用線のコードを教えておくわ。何かあれば、連絡を頂戴。それじゃ、ね。
>>
次の公演が決まったら教えて。
[ゆっくりとカフェを * 後にする。*]
[再度、「メイさん」と呼びなおしたレベッカには満足そうに]
畏まれるのが苦手なんだ。
でも判ってくれたからいっか。
[レベッカに告げて、去るオードリーには手を振り]
あたしも、そろそろ動こうかな。
[ポツリと呟いて、フレッシュジュースを*飲み干した*]
―― 現実世界<Mundane>
東部・カテドラル オメガ ――
[宗教的建造物の多いこの東部には、ひときわ多くのAI/仲間が存在する筈だった。
現在は宗教的なものとそうでないもの含め、AIの姿は一切見当たらない。そのことが酷く”寂しい”と否応無く認識した。
聖堂の中、跪き、天を仰いだ。]
お気をつけて。Ms.Hackman.
公演は直ぐまた行われる予定ですよ。
僕の事は指揮者と。
[不老不死技術の広がりにより、外見が年齢を現している事はないのだが、その指摘をせず、にこやかに笑みを浮かべ見送る。]
≪出来る限りの協力は惜しみませんよ。≫
[圧縮Data――
トビーの言葉と共に送られ、開かれるまでは閉ざされたままのもの。
――今までに調査した人間、AIの身体的特徴電脳への深化度、どのような機能障害の発生とそのLevel等が、ラテン語と共通語の両方で、医師の如き緻密さで、時には簡潔な言葉で、註釈/所見が書かれていた。文体は音楽を思わせ、電波塔に居る者達が基本ではあるが膨大な量である。
そして――Hypnosという単語…
都市の状態についての調査結果はあったものの、原因であろうそれ自身についての調査はなかった。
恐らく、A.Hackmanからすれば、トビーを侮蔑する材料の一つとまたなるだろう。
Sacrificeたる羊達。
手紙によって選別された事実。
不可侵領域を仄めかす、トビーの手紙のCOPY(恐らくではあるが)
…手紙=現実/電脳――は何らかの共有Systemを保持している事も記載されているようだが、S2については何もなかったのか、書かれていないようだった。]
[最後にトビーが遭遇した、
黒<カーリー>のData――Utopia/ClosedのLibrary、Administrative bureau
(現在クローズドにある各空間への扉は
閉ざされており、扉や壁を破壊しなければ入れない)
で手に入る、現在移動可能状態であるAIと、
嘗て人間であった、”輪廻”-Reincarnation-のData――これもClosed/Libraryで、普段であればpasscode提示を行い手にする事が出来る――があった。]
【果たして僕を裏切り者と思うだろうか。】
『指揮者として振舞うか
指揮者<コンダクター>として振舞うか次第ですね。』
【ああ、或いは】
[一秒にも満たない間に会話は行われ、]
そういえば…先程「下」と聞こえたが――…
[銀色のタクトで机を一度叩き、PGM=視覚素子/ホログラムの映像が消える。]
僕は、この事態を見せてやると手紙に書かれていたけれど、メイの手紙にはどんな事が?
[パイプをとりだし口にくわえる。]
今から何処かに出かけるなら――ついていきたい。
見ての通り武器はなく、仮に誰かに襲われれば一溜まりもないからね。
そして保持するPGMは身を護るものしかないんだよ。
― 現実世界<Mundane>/南部境→西部区域:車中 ―
[西部区域にある、資産家アンドリュー・マーシュの自宅にUGVを向かわせた。車中で、マーシュの持つ端末にメールを送る。
カフェが見えなくなると、双子は唐突に口を開いた。]
「Pirosueのデータを検証していました。」
「――検証結果をご覧下さい。」
[PVや様々な映像データを元に演算によって生成された三次元データが、眼鏡型の透過性モニタ上に表示される。表情から、さらに骨格が計算され、半透明のレイヤーとなって重なっていた。
そのすぐ隣に、先ほど会ったメイ・ウォルトンの顔が表示された。]
「人種、骨格、不適合。」
「――特徴点の移動量、表情筋の動ベクトル不一致。」
「表情位相特性に有為の差異。」
「――別人です。」
「心理的振れ幅を見込んだ補正値を最大限適応させても、酷似していると判断するに価する類似性を計測することはできません。」
「――つまり、似てません。」
[俺は首を振った。]
――いやいや、そうじゃねえのよ。
俺が探してたのは二番目だか三番目だかのピロスエじゃなくってさァ。なにかが変わりそうなわくわくとどきどきなわけよ。直感。インスピレーション。わっかんねぇかなあ――。
[それらは計測不可能です――と双子は突き放したように言う。]
とりあえず、ピロスエの話はもういいの。古典の勉強はおしまい。
色々考え出すと軸がブレるべ。
俺たちは未来をつくるんだぜ。
[話がややこしい方向にいかないうちに、俺は双子の集めてきたデータをゴミ箱へとドラッグした。
コールサインと共に、ようやくアンドリュー・マーシュの端末に繋がる。なぜかsound onlyとだけしか表示されず、ウィンドウには彼の姿は映されてはいない。
マーシュさん、何があったんですか?と俺は訊ねた。
アンドリュー・マーシュのような人種は用心深く、決してネットワークを信用したりはしない。徹底した安全管理と検証の元、不死技術の導入は行いながらも、スタンドアローンの状態を保持していた。また、充分な資産がそれを可能としていたのだった。]
「……少々……まずいことになった。残念ながら今……っ…自宅に動ける者が……居な……い。
…君に繋がってなにより……だ。
どうやら……君の他にはこのトラブルに……対処できる人間がいないようなんだ。」
[動作の信頼性を最優先にした、一世代前の端末からのアクセス。声は、端末についているマイクが拾っているのだろう。物理的に苦しい状態にあるのか、その声はなにかをこらえるように時々詰まる。]
具体的になにがあったんです?
[少しの間、回線の向こうが沈黙で閉ざされる。
ためらいの後、マーシュは息を切らしながら話し出した。]
「先日、君から買った新型のガイノイドについてだ。
…………。
…プラグをガイノイドのソケットに差し込んで情報を送信しようとしていたところ……異常動作が発生した。…プラグが抜けなくて……困っている。」
[プラグ?と俺は問い直す。抜けなくてもしばらく放っておいてコールセンターの復旧まで待てばよいのではないか。それが緊急事態とは到底思えなかった。]
「プラグは……情報伝達のためタンパク質を媒介する――と言えば状況はわかってもらえるだろうか。」
[それで、彼の置かれた状態がようやく呑み込めた。
しかし、と少し黙考する。彼の手元に売り渡した時点では、まだ“それ”は合法品だったのだ。販売時の状態ではその種の“接続”ができないようにプロテクトがかけられているというのがKosha Cybernetics側の建前だ。
そのトラブルが表沙汰になることは、俺にとっても少々面倒なことになる。
博物館脇のジャンクションから上層デッキへと向かうオーバーパスを昇り、3番のカーリフトに乗る。電磁アクチュエータの小さな唸りを遠い意識で耳にしながら、あるいは“コンダクター”にちょっとした借りを作ることになるかもしれない――と考えていた。]
― 現実世界<Mundane>/西部区域:超高層住宅群 ―
[博物館や美術館に近接し、空中庭園へとひらけた眺望を有する一群の高層住宅棟では富裕層が生活している。
俺たちはUGVから降り立つと、全面ガラス張りのエレベーターで最上層へと向かった。複数階を占有するその場所は集合住宅の閉塞感は微塵もなく、屋敷と呼ぶ方が実情に近い。
エレベーターの扉が開くと、豊かに木々の生い茂る庭園が眼前に姿を現した。エレベーターの配されたガラスの塔から中央の住宅棟へは、空中に透明の橋がかかっている。庭園を流れるせせらぎが硝子の懸け橋のたもとで滝となり、燦然と光を散らしながら下界へと落ちてゆく。
複雑な立体構造になった外周の庭園をいくつもの流れが滝となっては別れ、また一つの流れとなっては遥か下方へと消えていった。
いくつかの滝や空中に浮かぶ植物、群れ飛ぶ小鳥などの小動物は立体映像によるものもあったのだろう。だが、それらは極めて精緻なもので、実像とほとんど区別がつかなかった。]
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