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ロティ。大丈夫だ。
安心しなさい。
私は、例えどんなことがあっても君を守る。
どんな恐れも、君の前に近づけたりはしない。
だからそんなことは何一つ、心配することはないんだ。
[それは私の義務であり、私の喜びとするところだった。
「家族を守れ」
父の言葉を思い出す。
私があの時誓ったように、いざとなればあの時果たした父の義務を私もまた必ず履行することだろう。決して躊躇うことなく。そのことには一片の疑念もなかった。
私は確然とした表情で、一つ一つ言い聞かせるようにシャーロットに告げた。それが宇宙を支配する定理であり、何一つ変わらぬことが保証されたものなのだと。私がそう信じる真実がまた、彼女の心に平穏をもたらす真実たり得ることを願って。
シャーロットは、「ヘンな事言ってごめんなさい」と言って部屋へと戻っていった]
[彼女が去った後、しばし無言でブルイックラディーを傾ける。
示唆の込められた沈黙がそこには横たわっていた。
――だが、タブーについては?
他の人がどんな裏側を秘めていたところで、そんなことは知るよしもない。他人の心の裡など何一つ定かなものなどなかった。
ステラの肌に刻まれた見知らぬ象徴。陵辱と従属の過去が濃密に描き出されたネリーのアルバム。ハーヴェイの肉体に無惨に刻印された疵痕。
父親思いのソフィー。ソフィーとイアン。
「……そう。それなら、あなたは安心ね」
不意にエリザの言葉が甦る。
妻を失った哀しみがどれだけ深くとも、子供が残されていたなら哀しみに溺れていていいはずがない――私はたしかそんな文脈で妻と話していたつもりだったのだ。エリザの言葉に、私が考えていたのとは別の意味が含まれていたのではないかと思い至った瞬間、心の奥底がザラリとした嫌な感触で侵された。
おいおい。“そういう”意味なのか?
――待ってくれ。
そこにはもう居ないエリザに、一つ一つの心情を明確に説明したかった。その機会はもう二度と訪れはしないのだろうが]
ハーヴェイ。
君がもしなにか……
ユーインのことで心に重荷を負っているのなら。
よければ私に話してくれないか?
……今でなくていい。いつか、気が向いた時でいい。
私は君のことを友達だと思っているんだ。
もし、君が同じように感じてくれているのなら……
[酒を酌み交わすハーヴェイにそう心情を告げていた。
やがて彼の酔いが回り、意識が泥濘に沈んだ時。
私は彼を抱き上げ、客間のベットへと運んだ]
は……どっちが先にイくか、勝負しようっていうのか?
いいよ……受けてやるよ……その勝負。
[欲情した、低い嗤い声。]
[ナサニエルの頭が自分の下半身に下りていくのと同じくして、上体を捻って横倒しにし、男の下半身へと顔を寄せる。
すぐ目の前に屹立する雄のしるしに愛おしげに指を絡め、自らの口元に導く。露滲ませるそれが、まるで美味なる果実であるかのように*むしゃぶりついた。*]
[ローズマリーは繰返しステラに口づけを落す。
額に、頬に、そして、唇に到達すると口内に舌を差し入れ、自分の唾液を送り込む]
[その両の手はステラの胸を撫で、揉み、つまみ、優しい刺激を与え続ける。
感じてきたのだろうか、ステラが足をもぞりとさせるのにローズマリーは気づき、右手をステラの足に伸ばし、スカートの裾をめくりあげながら左足をたどった]
[押し倒されたベッド。過去の淫楽の名残がわたしの背中を包み込む。果て逝った亡霊たちの手が自由を奪う。だからわたしはその手とローズの微笑みに、全てを委ねた。]
[再び与えられた口付け。散りばめられた啄ばむような感触は、唇が重なった瞬間纏う色を変える。唾液の交換。飲み込めずに素肌を辿るその透明の糸に、友愛を交わす誓いのキスなんて生易しい物ではない事をわたしは悟る。]
[気が触れそうになる――
舌の自由を奪われながら同時に胸元に与えられる感覚に、わたしは身を捩って快楽を逃がそうとした。
しかし意地の悪いローズは、それすら見抜いて指で膚を逆撫でする。
捲りあげられるスカート。火照った躰に湿った空気が更に煽情する。]
んっー……っ――
[わたしは堪らなくなって声を上げる。
しかしそれは鼻に掛かった甘い声で抵抗にはならない]
[ステラのあげる喜びの混じった声にローズマリーの身体が熱くなる]
[ステラの足を撫でまわしていた手を離し、自分でブラウスとブラを取り去る]
ああ、ステラ、わたしの肌であなたの肌を感じさせて…。
[ローズマリーはステラの乳房に自分の乳房をこすりつけるようにする。
二人の乳房の頂点が擦れあう。
ローズマリーの胸の突起も既に固くしこっていた]
[ローズマリーはステラのスカートをさぐり、ホックをはずし、ファスナーをおろそうとした]
―自宅、シャワールーム―
[体についた汚れを落としながら考える。あの何物にも代え難い感触――]
>>293 >>295
[陰鬱な空間で時間も、方向感覚も狂わされ、大部分の素肌を晒し、残された布も相手の意のまま。私はただ首を横に何度も振って否定するだけ。
それは私の望んでいるものなのだろうか。単なる相手への気遣いが生んだ産物なのだろうか。
惨めに屈服させられ、疼痛に翻弄され、敏感な胸を充血させ、全身から力が抜けていく。
私は無意識に小指側の手の側面でタイルを叩いた。]
なんてことなの……
[弄るローズの手。細くてしなやかな…憧れの手。
わたしはざわめく感触に耐えながら、いつもカウンター越しで見とれていた彼女の手つきを思い出し、胸を熱くする。]
[昂る感情にローズは自らの手で着衣を乱す。重ねられる火照る肌。擦りあう胸のふくらみに、わたしの呼吸は激しさを増す。硬さを増すローズの胸の先端をわたしはそっと指で弾く。同時に彼女の喘ぐ声が耳を掠めた。]
嗚呼ローズ…もっと、もっと感じて?わたしの肌を。そしてあなたの柔肌を味わわせて欲しいの…。
[その声に応えるかのように、ローズはスカートのファスナーを押し下げる。しかし今のわたしに抵抗する理由などなく。ただ黙って彼女を許していた]
──アトリエ・自室──
[歯車が軋んだ音を立て狂い始めている。平和な日常が少しずつひび割れて行く。崩れてしまった山肌のように足元を支えるはず地面は、これからも崩落していくのではないか──。
だからこそ、シャーロットはヒューバートやハーヴェイに確かめたかったのだろう。「安心して良い」のだと。「変わらない」のだと。──…部屋に戻り、エリザの日記の続きを読む前に。
退室の時に告げた「眠くなって来た」と言う言葉は正確には嘘だった。
投与してもらった薬の及ぼす鎮静作用に、高ぶったシャーロットの神経は抵抗を続けていた。意識は冴えているのにも関わらず身体だけが重い、と言う状態になっていた。本来なら、日記を読まずに先に眠る事を優先すべきなのだろう。]
…ママ。
[けれども、シャーロットはエリザの日記を捲る。]
[何杯目かのビールをあおると、普段酒なるものを飲みつけていないせいか、頭の中に薄っすらともやがかかってくる。
しかしそのふわついた頭に、シャーロットの言葉が突き刺さった。
手が一瞬震えた。やはり背の傷は見られていたのだ。
確信はなかったが、後ろめたいものをもつ人間特有の感情]
…さぁね。
シャロはどうなんだい?変わらないでいられるのかな?
[細めた瞳はシャーロットに向けたものでなくても、普段、決して見ることのない深く鋭いもので。
自分の答えをはぐらかすように質問を質問で返し、また杯を重ねた]
[ステラに胸の頂きを弾かれローズマリーは言いようのない快感を感じる。
求め、求められること。
ローズマリーはそれを自然だと感じていた。それは生きることそのもの]
[ローズマリーはステラから身体を離し、ステラのスカートを引き下ろし、自分もスカートとショーツを脱ぎ捨てガーターベルトとストッキングだけの姿になる]
[ローズマリーは再びステラに被いかぶさりその泉に下着越しに手を伸ばした]
ステラ、もう濡れてるの?
こんなに下着を濡らして…。
かわいい人。
―ブランダーの店/居住部・自室―
[伯父親子がネリー達と共に引き上げて行くのを見送ってから自室へとすっかり萎えた足で戻り、寝台に崩れ落ちる。
軽く熱が出ている気がしたがそんなことよりもシャーロット達が無事にバンクロフトの屋敷にたどり着けたかどうかの方がずっと気になった]
…大丈夫、かしら。
[気だるげなためいきひとつこぼすと、どうにか寝台から体を起こして、電話口へ向かう。
暫くしてバンクロフトの屋敷の電話がならされるだろうか]
[『俺なら…きっと…貶めるだけ貶めた後に殺してやる。
同情?あるわけがない。
同じ境遇だった自分が汚らわしくて仕方ないのに。
消したくて消したくてこんなに苦しんでいるのに。
これ以上俺の前にそんなものを見せるな
そんなモノを見せたら…きっとお前も殺してやる』
[渦巻く殺気は誰に向けたものか─]
──アトリエ・リビング(数時間後)──
[蒼白になった両頬に伝う涙を隠すことも出来ないと言った様子で、白い寝間着姿のシャーロットがリビングに現れた。ハーヴェイはすでに客室へヒューバートの手によって運ばれた後のこと。シャーロットはすでにハーヴェイが引き上げた後であることに少し安堵したようだった。
「シャロはどうなんだい?変わらないでいられるのかな?」
そんなことは──…誰にもわからない。
例え、今のシャーロットになんの秘密も無かったとしても。
ハーヴェイの瞳はシャーロットを見ていたわけではなかったが、何時もと違う鋭利な光を浮かび上がらせていた。ニーナの事を暗示するためにソフィの例を出したつもりだったが、何かしらハーヴェイのこころの琴線に触れてしまったらしい事は分かった。
その時のシャーロットは背中の傷には思い至らず、けれども──「そんなつもりでは」という言葉はシャーロットの口の中で消えた。]
[リビングに仄かに漂う芳醇なアルコールの香りに、ゆるく首を傾ける。ほどかれた長い髪がさらりと首を傾けた側に流れ、逆サイドの首筋のラインが暗い部屋に白く浮かんだ。]
…パパ。ねえ、パパ。
お願いがあるの。
今夜、昔みたいにパパと一緒に眠っちゃだめ…かな?
私、なんだか今日は一人で居るのが耐えられなくて……。
[包帯の巻かれた右手を震えながらヒューバートに差し伸べ、遠慮がちに傍に近付く。尋ねられても何故「耐えられない」のかには、シャーロットは首を横に振って答えない。ただ涙を*零しつづけた*。]
…でも、あの男は一体誰だったのだろう。
1度目の水害の後、買い出しに独りで出掛けた時に私を襲った暴漢をあっさりと倒した男…気になるわ。
ギルバートと言う名前…いえ、本当は確かめてないから解らないのだけど。お礼もしなければいけない以前に、何かこう――あの人には隠された何かが――
[自らの手で乱れ、また愛しい人の手で乱れていくわたしの躰。それは自然の事であって自然ではないような気がして、わたしはならなかった。
わたしは以前一人だけ全てを赦した相手が居た。わたしと同じ女の人――
心を通わせいつの間にか惹かれ合い、そして何もかも赦した。その時はそれが全て正しい自然な事だとわたしは疑う事はなかった。
しかし――]
[下着越しにローズの白い指が当たる。薄く面積の狭い布はあって無いようなもので、彼女の指がわたし流しただらしない体液に濡れている事を想像して身震いした。
そして視界に映る煽情的な姿にため息を漏らした。]
[ふいにローズが辱めの言葉を紡ぐ。そのぬめりとした赤い唇で。
わたしはその言葉に羞恥心を感じ身を捩る]
やだっ…濡れてるだなんてそんなこと…だってローズが……事をするから――
[幾度と無く男と寝てきたわたしでも、これとそれとは別問題だった。経験が有り過ぎる故感じる羞恥。わたしの頬は可憐に仄赤く染まった。]
[ローズマリーはくすりと笑って]
そんなに恥ずかしがることはないじゃない、ステラ。
わたしに感じてくれてるのでしょう?
[ステラの下着の上から彼女の合わせ目にそって指をスライドする]
とても、とてもかわいいわ、ステラ。
[そして、焦らすように何往復も]
―アトリエ・地下作業場―
[あまり深酒はしなかった。アルコールはしばらく経つと抜けていた。
地下作業場に向かうと、隅に置いてあるフラットベンチやダンベルを使ってしばらく運動することにした。なにか、無心に躰を動かしたい気分だった。
芸術家といえば聞こえはいいが、彫刻家が実際にやることといえば大工とさして変わりがない。大型の造形物の制作となると、ほとんど土木工事だ。
それ故に体力と筋力が資本で、私は定期的にジムに通い毎日のトレーニングも欠かさぬよう努めていた。
ダンベルフライにベンチプレス、シットアップにスクワット。アームカールにプッシュアップ。決められたメニューを数セットこなす。汗が心の中の澱みをアルコールと共に洗い流してくれることを願って]
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