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あんな赤味のあるカレーなんて初めて見た。
トマトだの林檎だのまで入れちまって、あんなに美味いとはなぁ。ラッセルの奴…いいお婿さんになれるな。
[もっと素直に人に助けを求められるようになれば、と、手首を気にしていた様子を思い出し付け加えて。
味見と銘打ってもっとドンドン食べてしまいたくなるのを我慢しながら、意味はないけれど「一晩置かれ」ているカレーの鍋を見守り続けている。じっと]
…目が疲れてきた。
[遠くの緑でも見ようと窓の外を見やり、陽が目に入る。
ふうっと息を吐くナサニエルは、まるで遠い日の思い出を思い出しているみたいに、目を細めて呟く]
ネリーの奴、夕陽が似合ってたよなぁ。
屋上の花壇の辺りにちょくちょく佇んでてさ。
紅い夕陽の中で緑色の髪が浮かび上がってんだ。
…絵になってた。
もう少ししたら陽も沈んであいつも、外で俺らと同じ夕陽でも見んのかね。
[ならいいなと少し思う。
もしそうなら何となく、まだ繋がってるなと思って]
カレー食い終わったら、テストが終わったらまた、誰か減るわけか。
また一人誰かの顔を見られなくなるのか、それとも一気に全員と会えなくなるのか…
[脱落する人間のこと、それに自分が脱落した場合の外での事を考えると不安が押し寄せてくる]
例えば俺だとして…外出て、やっていけんのかな。
あいつらと違って俺ときたら、要領が悪い。
カレー一つまともに作るのだって必死だよ。
[いよいよ、課題のカレーを試食する時が来た。
デスクから立ち上がり、大きく深呼吸をする。]
…………。
まあ、大丈夫。多分。
[デスクの上にあった木箱をスーツのポケットにしまい込み、
食堂へ向かった。]
…治安維持なんて名前ばっかり。
やってる事は侵略防衛準備みたいなもんだ、あんなん。
滅んだ後の世界でまで、外国の奴らの侵略恐れなきゃなんないってのも悲しいもんだ。
何て言ったかな外で言う所の…軍みたいなもんか?
だけど外の本物の軍ともまた違って特殊で…レスキューとかもっと教えてくれりゃいいのに。
だいたい隕石が落ちてくるって時に、外国の奴と戦う力だけある奴が出て行ってどうなる?
当面の敵はエンディアって時に、攻めて来る馬鹿もいないんじゃないか。
それじゃあ俺は、何の役にもたてないただの人殺し野郎がいいとこだ。…17年生きてきてやれることが、それ。
[緩く首を振り、今度はじっと手を見る]
だけどここに居れば…ある意味で英雄。
選ばれた人間でいられる。
[そんな理由も含めて自分はここに居たいと願っているのだと知られたら、どう思われるだろうと小さく溜息。
目を鍋に戻し、調理場に佇み続ける]
【日誌】
手段問わずってしたくらいだから、場所も問わず…?
それこそ、不意打ちもOKくらいにしなきゃ、勝てないんじゃないのかしらって思うのだけど。
だけど、ここで教官をやるくらいだから、相当強いんだろうなとは思うけど、私、ヒューの実力知らないのよね。
まあ、こういうのは、私まったくの専門外だから、ヒューが本気で戦ってるところを見て、その実力の程を理解できるかどうかも定かじゃないけど……。
[そこへメールが来たようだ。何だろうと携帯端末を開き]
………。
[絶句。
あれ。おかしいな。なぜヒューバートから返事が。
と言うか、自分は何てメールを出したっけ?
あまりに目に染みるもので動揺し(冷蔵庫に入れれば少しはましになるなんて知らなかったのだ)確か]
たまねぎがいじめるから助けてみたいなの送ったっけ…
[そしてそれを誤ってヒューバートにだ。
…急ぎ返信]
『Subject:気をつけろ。
ナサニエルの名を騙る偽者が現れたに違いない。
俺は泣いたりしない』
[送信ボタンを押す。ああ返事なんて見たくないっとばかりに携帯端末をがっちり閉じ、ポケットに*しまった*]
【日誌】
まあ、不意打ちOKくらいなら別に。
……うん。
まあ、三対一でも十分やり合える程度の実力はある、ってことで。
武器攻撃もありにしていいんじゃないかなって思っているところ。
[自室の椅子に腰掛けて、窓の外を眺める。沈んでいく陽。
最終選考が始まってからというもの、茫とする時間が多くなった。
代わりにか、毎日の様にしていたダーツをやる事は少なくなった。
それから、今まで考えないようにしていた事を考えるようになった]
[所内放送。
くるり椅子を反転させて立ち上がり、伸びをする。
ポケットから取り出したコインを何時もの如く跳ね上げたが、
僅かな手首の痛みにか、上手く戻らずに――床に落ちた]
【日誌】
最終選考第3回目
【タイムリミット(24日20:00)までに、ブリッグス教官に勝つこと】
・ブリッグス教官には、何人で挑んでも構わない。
・武器の使用を許可する。
・戦闘区域に制限はない。
……こんなとこかしら。
[ソフィーの放送に、ふと顔を上げた。
彼にしては珍しく、あまり身が入らなかった様子。
結局投げ出した版画はそのままに、食堂へ向かう。]
今日は、食べ物の話じゃないのね……。
[自室にて、すっかり耳に馴染んだ所内放送に、個人端末に落としていた目線を上げる。
あくびを一つして、食堂へ向かう為に立ち上がった]
【日誌】
そのあたりは、『戦闘区域に制限を設けない』あたりで、ラッセルが残ってたなら気づきそうね。
……大丈夫とは思うけど、怪我しないでね。
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