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如何するも何も…嗚呼…
ナサニエルはローズマリーとルーサーの事の顛末を聴いて無いのか。
ローズマリー、説明して呉れる気、ある?
[感謝はツケで、と女へと視線を移し首を傾げ瞳を見開いて]
貴女…視力がもう…
其の調子で良好って相変わらずと言うか、いっそもう恐れ入るわ。
[些か呆れた様子で呟くも、ナサニエルの声に視線を戻し]
ナサニエルが小さな子供みたいに欲張りだって、其れこそ今更じゃ…
[寄せられる顔に瞳は再び見開かれ]
…莫迦。
[微か頬を染め尖らせた唇は小さく悪態吐いて、問いにも変わらぬ声音で]
……そうね、そろそろ動くんじゃないかな。
あら、殺した後に出てくるアーヴァインを捕獲かと思ったけど、そうじゃないのね。
考えてみれば…そうね、そっちの方が隙を作れるかしら。
ナサニエルさんには内緒なのね?
なら私の香水で気絶させればいいわ。
[ナサニエルにふわり、微笑めば]
紅茶で充分よ……。
紅茶を飲みに来たんだもの。
[それともお邪魔だったかしら?と首を傾げながらソファに座る。
セシリアのいる方向へ顔を向ければ。]
説明、するの面倒くさいから……パス、するわ。
[少し困ったように微笑み、続く言葉を聞きながら]
視力が消えてもまだ何とかなるわよ。
暗殺も、仕事のうちだったからね――あなたがたより強くてよ?
それよりも…あなた随分可愛くなったわね、昨日から今までの間で。
[そう言うと、くすくす笑って]
…そんな顔まで可愛い。
[声無き声は、微かに頬を染めて唇を尖らす少女の顔を目にしてそんな事を言う。
続いた返事に小さく頷き、ローズマリーに向き直ると]
ローズマリーと…ルーサーの事。
顛末、か。
あんたが無事下りて来たってことは、もし昨日階段の上であったことが愛の告白か何かじゃなく、別のことがあったとして、勝ったのはローズマリー、…あんたってことなのかな。
じゃあナサニエルさんは宜しくお願いします。
セシリアさんは判ってらっしゃいますから問題ないかと。
ま、後はなるようにしかならないでしょうよ。
…いやいや。
可愛いリアの他に美人がもう一人いたって、邪魔なんてことは全然無ぇさ。
はは、パスされちまった。
わかった…美しき暗殺者のご注文は、紅茶だな。
[視力が消えたと聞くと幾分表情を固くしながらも、ソーサーを付けた紅茶の入ったカップを、丁寧にローズマリーの手に握らせる]
[説明を省かれるのにちらとナサニエルを見遣り一つ息を吐き]
じゃあ感謝もしないでおく。
最期までゲームのチップに命をかけて、致死性の毒を飲んで視力まで失っておいて、強いとか弱いの問題でも無いと思うけど。
[続く誉め言葉に表情は微か複雑な色を浮かべ]
お褒めに預かり光栄だわ。
いい加減、幾ら貴女でも気付いてるでしょうけど……人は、変わっていけるのよ。
あれまぁ…
昨日から姿が見えないもんだからオレはまたてっきり。
[今度は警戒に体を強張らせるでもなく、どことなくほっとしたような顔で、厨房から広間へと姿を現したルーサーに紅茶のカップを掲げて]
あんたも飲むかい。
オレが淹れたやつだから、味の保証は無ぇけどさ。
……っ?!
[ナサニエルの言葉に益々頬を染めて]
莫迦…
[罵り言葉の語彙さえ見失っている様子で]
…変なの。
以前なら、誉められても怖いばっかりだったのに。
[俯き小さく呟いて]
[勝敗のことには触れることなく、カップを受け取りありがとうと。]
リア……ね。新しい名前?
素敵ね。
[嫌味も何もない、褒め言葉。
淡々と"顛末"を述べるセシリアには苦笑―けれど嫌そうではない―
を浮かべて]
変わって行けるって、気付かせてくれたきっかけは
あなたなのかもね。
感謝されなくなったけど、こちらからは感謝しておこうかしら。
[戸口に佇むルーサーの声に気付けばごきげんよう、と。]
[彼女には見えないだろうが、ローズマリーの顔を
深い悲しみの宿った目で見る]
じゃあ、あんた……
[――死ぬのか、とは聞けずに。俯き、出た言葉は]
オレなんかには何もできないんだろうけど…
一緒にいることはできるよ。
最期まで。
[起き上がり、シャワーを浴びればクローゼットへは向かわず。自分の持って来た荷物から背中の大きく開いた赤のシャツと黒のスラックスを取り出す。身に着ければ長い髪を結い上げ、綺麗に纏める。背中には、蝶の羽根のような火傷の痕。それを惜しげもなく曝け出し。腰にホルダーをつけて部屋を出た]
この格好も久しぶり…。
死蝶──デスズバタフライはこうでなくちゃ。
[艶のある笑みを浮かべ、こつり、こつり。ゆっくりと廊下を歩いて行く。優雅な足運びで階段を下り、広間へと足を向ける。足を踏み入れれば全員揃っている様子に微笑んで]
こんばんは。
私もご一緒して良いかしら?
[女に名を誉められれば僅か口元は緩み]
セシリアとナイジェルは一人に溶け合ってしまったから。
ありがとう、ナサニエルがつけて呉れたの。
[女の苦笑は決して神経を逆撫でする類いのものでは無く]
自分の事で手一杯で酷い言い方をしたかも…ごめんなさい。
其れでも少しでもローズマリーの役に立てたなら嬉しい。
もう少し早く気付いて呉れれば、お姉さんまで失わずに済んだのに。
[哀しげにゆっくりと瞬き]
[ルーサーにカップを渡しながら、広間に足を踏み入れたステラを見る。
きれいに纏められ上げた長い髪。
黒のスラックス、腰にはホルダー。
――それから、赤いシャツ。
血の色を思い出してナサニエルの顔が一瞬強張る。
それを無理矢理に笑んで]
やあステラ。もちろん。
紅茶くらいしかないけどね。
[ある意味では余りにも変わり過ぎた修道女の姿を見詰め]
こんばんは、お母さん。
丁度、お父さんに所在を訊いていたところ。
今日はまた随分と素敵なお召し物ね。
[牧師の肩を竦めるのに肩を竦め返し]
お父さんもお母さんも、噂をすると来るんだから。
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