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[露葉の顔を見て、昨日「彼」が「俺」のことを彼女に伝えていたことを思い出す。]
…確かに、いつまでも楽しんではいられないかもしれないがな。
オイ、お前。
[露葉の目を睨み付ける。]
俺は、俺の意思で引き金を引く…。
「銃になる」のも気持ちイイがな、てめぇみたいな半端な意思の奴に引き金を引くのを任せるのは、我慢がならねぇ。
奴が言っていたような真似をしたら、お前はただじゃすまねぇぜ。
あっさりくたばってハイサヨナラかもしれねぇ。
だから、昨日奴が言っていたことは忘れろ。
しかしまぁ、外へ出るのには賛成だ。
俺をもっと戦わせろ…。
多分、あのマリア…シャルロットって女は、死んだか、少なくとも力を失っているはずだ。
昨日あの脳無しが唯一の技能すら全く発揮できていなかったのは、あの女の力のはずだった。
だが、今はほぼ完治している。
昨日のある時間から急速に回復が始まった。
だったら、どう考えればいいかは、自明だ。
本当に死んだかは知らん。
だが、他の奴が俺の殺したい奴を殺すのを、俺の撃った奴が知らないところで死ぬのを、指くわえて見てるなんざ、真っ平だ。
[ぎ、と拳を握り込む。]
……わかった。
[キャスターに諭されても気持ちは納まらない。
が、彼の言う事は理解できた。
無言のままキッチンに向かって愛犬に食事を与え、自室へと戻る。]
……それじゃ、アタシは部屋にいるから。
何かあったら呼んでちょうだい。
[睨まれてガトリングを睨み返す。]
あなたがあなたの意志で引き金を引くように
わたしはわたしの意志でどうするか決めるわ。
それで死のうが魔力を失おうがどうなろううが、
その責任はわたしにある。
あなたが負けそうなら……
わたしはこの戦いに関わり続けたいわたしの願いのために
そうするしかないでしょう。
嫌なら、わたしに負けると思わせないことだわ。
[マリアの事を聞いて、そう、と呟く。]
リチャードの取り得がなくなったわけじゃなくてよかったわね。
それじゃ行きましょう。
とりあえず昨日行き損ねた教会からかな……。
そうそう、窓からじゃなくて、
玄関からでてちょうだい。
[踵を返しさっさと下に降りていく。]
−霊光院−
[セリアとアーヴァインによって速やかな一般人の退避が終わり、既にその院内は無人に等しかった]
ここか。
[樹那町最大の霊脈がここにあるのは既に調査済みだった。教会にも霊脈は存在したがここには及ばない。
本堂の中央。最も霊脈が通るその場所に聖杯を置く。既に4体のサーヴァントの魔力をその身に宿している聖杯が、霊脈に呼応するように魔力を増大していく。
聖杯が、目覚める]
[聖杯を中心に強大な魔力の奔流が出来上がる。その忌まわしい力は本堂の屋根を突き抜け、空に突き刺さるかのようだった。
遠目に見ても分かる、寺院上空の天候の変化。
そこにあったのはどす黒い雲。まるで空に穴が開いたかと思うほどの忌まわしい闇]
既にアンリ・マユの汚染がここまで聖杯を狂わせていたか。
[あとは決着を待つのみ。そして全てが終わる]
…つってもよ。
[窓から、空を見る。
力の奔流。
天候を動かすほどの。]
あれを見たら、そんな悠長なことやってられねぇよ。
[窓を開く。
縁に足をかけ、一気に飛び降りる。]
くぅ…ッ。
[甘い痺れが足の裏から脳天まで突き抜ける。]
くふ、ふ…。
さぁ、行こうぜ、オイ。
[外に出て見えたのは闇に覆われた空。]
あれは……お寺の方ね。
[じっと見ているとガトリングが落ちてくる。]
……飛び降りても、階段から降りても
かかる時間はあまり変わらないと思うのだけど。
[言っても無駄だ、と理解していた。]
何興奮してるか知らないけど……。
まぁいいわ。行きましょう。
目的地は教会じゃなくて、あのおかしくなった空の下。
別に、時間の問題じゃねぇよ。
まだるっこしいことやってられねぇだけだ。
クハッ。
あれを見て、興奮しねぇ方がどうかしてるぜ。
教会ってのはどうも好きになれねぇしな。
あぁいう空気の下なら、好きになれそうだ。
[ぶるぶる、と震える。]
……変態……?
[ぽそっと呟く。]
あなたの危ない趣味にわたしを巻き込まないでちょうだい。
[先導して寺に向かって歩き出す。]
−魔女の館→霊光院−
[近くに来ると鈍い露葉でもわかる。
禍々しい力が渦巻いている。]
なによ、これ。
気持ち悪い……。
[口を押さえながら一歩後ずさった。]
趣味なんかじゃねぇ。
俺の存在そのものが、そこに近いんだ。
クソ女が。
…どうした。
俺は、近付くごとに、ワクワクしてくるぜ?
ありゃ、魔法だ。
俺を楽しませる。
ウフッ。
フフ…。
魔法……?
あれが、聖杯の力?
[闇に沈むような空気は、とても「願いをかなえる」ものに感じられなかった。]
……それなら、
あなたが先に行きなさいよ。
[境内へと続く階段を指差す。]
あいにくわたしは
あなたの変態趣味を理解できないの。
・・・・・・
[教会の中とは違う。結界は張られていない。
よってサーヴァントの接近も、さらにはマスターの接近も感じ取る]
5組目、か。
[その体は悲鳴を上げる。だが撃たなければいけない相手はすぐ傍に迫っている。
ゆっくりと本堂を出て、どす黒い空が見える境内で剣を育てる]
…。
[落ち着け。
この女を殺しても、決して満足はしない。]
…フシュー。
く、く、くっくっ。
[息をつき、無理矢理笑う。]
言われずとも。
[そのまま無造作に、階段を上がる。]
…なんだ、ここも日本でいう教会みたいなところなんだろう。
あァ、鬱陶しいな。
神だの何だのを感じる場所ってのは。
…だが。
戦闘の空気があれば、そんなのは些事ではあるな。
[両手に銃を握る。]
おい、邪魔すんじゃねぇぜ。
昨日はあの女、殺しきれなかったからな。
もっとギリギリまで、魔力を搾り取らせろよ?
クハッ。
[一つ笑い、露葉を置いて階段を駆け上がる。]
[境内を上がってくる姿が見える]
確か、アーチャーか。
[既に殺気が満ち溢れている]
どうやら、言葉はいらないようだな。
[迎撃すべく、平正眼の構えを取る]
ちょっと!
[あっという間に駆け上がって行くのを急いで追う。]
あれだけ人から奪っておいて
その言い方は何よ。
宝具出してまで殺せないのはそっちの落ち度じゃないの!
[遠のく背中に向かって叫ぶ。
恐らく聞いてもいないだろうが。
駆け足で上っているとすぐに息が切れ、
徐々に追うスピードはゆっくりになっていた。]
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