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[いくつかのPGMを構築しては破棄、を繰り返す]
やーめた。
PGMでAIに勝とうって方が間違ってる。別の方法考えよ。
[キーボードを打っていた手を止めて、力を抜く。左手の指の動きが悪い、と思いながら、二、三度指を折り]
戦闘用の義体なら、もっとうまく動けるんだろうな。九ノ一の名に恥じないくらい。
[ゴーグルを額へとずらし、ビルの薄暗い天井を眺めた。ビルの中にも人が倒れていて、恐らくは小さなオフィスの集合ビルだったのだろう、たくさんの端末だけが光っていて、そこ前に人が臥していた]
不可侵領域、か。どんな所なのか、興味は尽きないんだけどね。
『Morgan Ustumi = S∴T∴ Iesod 』
謝らなければならないね、Iesod.
ボクはHodではない。
[崩壊]
[崩れゆくClosed Space. 3体の王は消える]
[伸びをして目を閉じようとしたとき、ゴーグルがずれ落ちる。地図の記録が、映し出されていた。時間は過去。場所は、Closed]
……おじい、ちゃん。
[09の光点が、じわりと消えていく。傍に、3つの光点があった]
おじいちゃん、メガロポリスを護ろうとしてた。二つはKotとおいちゃんだから、違う。おいちゃん信じすぎるのもどうかと思うけど。
この状況を作り出したのは、トビー?
[誰に聞くわけでもなく、口に出す]
嘗て、Underの遥か底/最底辺で人間を見つけた。
それが、Hodだ――。
ボクは単なる緑の獅子。
かといって、Hod/Alchemistでない訳ではない。
『実行しますか?』
[頷く]
あたしひょっとして、馬鹿にされてたのかなー?
これでも、人を見る目はあるつもりだったんだけど。人生経験には敵わないってやつなのかも。
トビーがそうなら、あたしを殺しにくる?
不可侵領域に行く為に。
[ぼんやりと表情は消えて、暗がりの中、僅かな眠りへと、*落ちた*]
[現実世界/電波塔を中心とし――蒼き女神がその上空に現れた。その体/Dataは爆燦/拡散。満ちてゆき、描かれゆくのは、蒼き01とPGM構文で構成された円形なる多重/多層陣。羽毛のように/毀れる粒子は都市に落ち。空に浮かぶその光は未だ弱く、心許ない。]
―― Closed/....Space...
[暗い][此処は暗い]
[地も空も割れ、消失してゆくのみ]
[Kotを見やると、壊れゆくData群の欠片の中、NOEを展開しているようだった]
―― Closed/Morgan´s Space ──
[分解されていく空間]
[グリッドの格子が薄れ、融け、消えていく]
【消えた……あの老人、は】
【守護する者? この塔――いや、この都市そのものを?】
[思考と分析に囚われて男は崩壊に気づかない]
【"Alchemist"――】
【『神の槍を持つ老人』から奪ったのは。鍵の欠片か?】
[攻撃PGMを起動させようと、命令を脳裏に思い浮かべる]
[補佐AIは周囲の者へも聞こえるように冷たく澄んだ音声情報を流す]
『Keneth J Wolford.』
『貴方が一番に見い出した男性です。』
『――緑の獅子/Alchemist≠TrickSter』
[左目は灰青に。静かに問いかけた。]
答えは見つかったかい?
否。
探していたもの。
これ以後掴むもの。
求め続けたものへの覚悟は決めたかい。
【Inc.】から齎される権利。
それを剥奪されてまで求めたかったもの。
……俺のことを知っているのか。
……だが、『一番に見出した』? 一体何をだ?
[肩を竦め、首を傾げる。
領域の崩壊は進行を止めることなく続いていた]
ボクは知っている。
あなたの過去を。
[ゆっくりとその足が踏み出される]
[奈落の底の上を歩く]
客人よ。
ここはボクが膝を折ろう。
[両手を広げ、膝を折る]
――“終わりの後に来るもの”/“始まりの前に在るもの”。
"Alchemist"。
アンタが幾ら凄腕の熟達者(ウィザード)だとしても。
生命の根源、そのものにまでは辿り着けていないだろう。
S級の奥底にはある筈だ。
禁断の果実――知恵の木の実と、生命の木の実。
≪ザザザ、ザ――≫
[空白に侵食された空間にノイズが疾る]
[その間隙に憑かれたような視線を送り、言葉に乗せる]
不可侵領域への鍵は完成していない。まだ足りない。
あの先に、果ての先に、その更に先に。
辿り着くにはまだ足りない。
[恭しい礼を取った少年のアイコンへとゆっくりと顔を向けた]
――アンタが、か? 協力する、と?
第九/輪廻/Morgan Ustumiが守護していたData.
そしてボクが持っていた不可侵とされる領域への鍵は開放した。現実世界でもその階層へ至る為の【道】が視える事だろう。
始動鍵となる存在は――
[Kotを見やる]
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