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[世が明けた事にも、メールの受信にも気付かず、木組みのパズルボックスを弄っていた。3歩進んでは2歩戻るような地道な作業を何度も繰り返し、ほんの少しずつだが解答に進んでると言えるだろうか。しかし、時折何をやっても次の工程に進まず振り出しに戻す事もあり、酷く疲労する。日が昇り、それでも開けられるまで続けよう…と思い瞬きをして、初めてその目がぱりぱりに乾いている事に気付く。
ふうとため息をついて、休憩を取る事にした。]
…あ、メール…
[来た順番に見ていこうと、最初にヒューバートからのメールを開き…ふるり戦慄する]
【日誌】
まあ、合議をする必要はなくなるかもしれませんけどね。
コーネリアス君がまた外に出たがる可能性も0じゃない。
[…ああこれ以上は読めない。
そう、まずは乾いた目を閉じて休ませた。
のけぞるようにベッドに寄りかかり、そのまま眠りに落ちてしまいそうなのをぐっとこらえて、試験内容について考える。
今までの二つの試験と違う雰囲気の試験内容に、ひょっとするとこの試験の後2人落ちるのかもしれないと思う。
しかし「協力してもいい」というのはどう言う事だろう。]
うー…
[というか、どうやって先生を倒せば良いのだろう。
ベッドの下の鉄アレイに意識が行くが、それは上手くハマれば殺してしまう。それは避けたい。
倒す…ということは、言葉通り倒せば良いのだろうか。
それなら、と今まで自分がされた苛めを思い出してみる。
膝を後ろから折るように膝で突つかれて倒れて泣いたな。
扉にフライパンを仕掛けた悪戯なんか、運悪く丁度いい所に入って昏倒して、丸一日倒れていたような気がする。]
…あれ、どうやって仕掛けてたんだろう。
[方針が決まったかもしれない。]
[目を覚ますと、端末がメールの受信を告げていた。
一通目を確認し、その次の課題があることに、自分がまだ残されていることを理解する]
また、残っちゃったわね。
[ため息とともに呟いた。
けれど、課題内容については、興味深そうに何度も繰り返し読み、腰に手をあて、*考え込む*]
中/
そろそろ仮眠から戻られる頃でしょうか?
元国営乗合馬車のダイヤが乱れまくってて帰れません(涙)
本来ならもう箱前に着いてるはずなんですがorz
日付変わる頃の出現になりそうです。もうしばらくは鳩対応できます。
[不意に、体が痛くなっておき上がった。
眠そうに目を瞬かせ、あくびをする。
ぼんやりと、これから2日間寝て過ごそうか…なんて事を思うが、ふるふると首を振る。
とりあえずできるだけの事はやるんだ。]
…んー、メールの続き…あ。
[ヒューバートのメールの次に届いていたのは、ナサニエルからのメール。よかった、残ってる。そう思いながら返信。
『
おはよ。ちょっとぼーっとしてて、遅れたけど、見たよ!
何やっても良いとは言われても、自信無いや。
そうだね、協力できる事があったら、教えてね!
私は罠とか考えてみます。
ナイフ。急所に当てないように、気をつけてね。
』]
送信。
[そして、勝利条件については少し見るだけ。倒すだけで駄目な事に、少しがっかりした様子。]
[仮眠を終え、椅子から立ち上がる。]
ううん、よく寝た。
……さて、いつどうやって襲ってくるのやら。
[例の施設で探しておいた『アレ』の回収、移動はできるのだろうか。
まあ、なるようになる……か?
その場で大きく伸びをした。節々がみしみしと音を立てる。]
歳だな。
[2通目のメールは送信者を確認し、後回しにした。
残り2通のメール内容を確認し、僅かに眉をひそめる]
望みは叶えられなかったってわけね。
[課題内容を見た時、脱落者はコーネリアスだろうと思っていた。
適性のはっきりした課題内容と、受験者の顔ぶれには何か意味があるのだろうか?]
聞いても、答えてくれないのでしょうけど。
【メール】
ナサニエル君は正面突破、コーネリアス君は搦め手で
来るだろうとは思うのですが。
キャロルさんはどう出るのでしょうね。
[保健室を出て、食堂へ向かう。]
食事投げるのは禁止してもいいですかね。
何でもありとは言っても、なあ。
[食堂に辿り着くが、厨房の扉を潜るかどうか迷う。]
[最後、ナサニエルからのメールを確認し、返信する。
『>Subject:Re:選考内容見た?
複数でかかって良いなら、かかるべきだと思うわよ。
あたしは一番楽な方法が好き。
時間あるようなら、コーネリアスも交えてちょっと相談したいんだけど』
返信を終えて、そのメールがラッセルにも送られている事に気づいた]
……誰と話すつもりだったんでしょうね?
[メーラーの送信済み画面に視線を落とし、呟く]
とりあえず、腹が減っては戦は出来ぬ、よね。
[いつものように、身支度を終えて食堂へと向かう。
朝から食べるには少々重いが、昨日のカレーがまだ残っていたはずだ]
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