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新米記者 ソフィー が参加しました。
[美しい金髪を美しく編み上げることもなく、無造作にまとめただけの長いおさげを背中で揺らしながら、一人の歳若い女性教官が食堂に向かって廊下を歩いている。
端整な顔立ちの持ち主は、今その白い肌を赤くそめ、目をキラキラ輝かせている
……怒りによって。]
……あのアーヴァインの筋肉バカ!
いくら面倒だからって最低限の事務処理くらいはしてから去って欲しいわ。教養担当だから楽なもんだろって、量が多すぎるのよ量が。一体どれだけ溜めてるのよ!
[廊下の途中で、はたと立ち止まり、両手をぐーにして憤慨した。
後はよろしくと、面倒なこと一切を若年の教官に押し付けて収容所を去って行った今はもういない上官を呼び捨てにし、空をにらみつけて文句を言った]
……あっと。
他の教官がここを去ったこと、まだオフレコだったっけ。まー、どーせすぐきづくだろうけど。
[誰か聞いていたかと辺りを見回し、人の気配がないのを確認。気が抜けたため、怒りの反動で今度は激しく脱力し肩を落としてため息をついた。
銀縁眼鏡をはずし胸ポケットにしまい、再び歩き出した]
■1.氏名(年齢)
ソフィー・スチュアート(24)
■2.所属(収容者か教官か、選択/教授クラス、得意な事など)
教官。教養基礎クラス教師。主に人文科学分野と社会科学分野を担当している。
■3.その他
若干21歳で博士号を取得し、某国政府から国立研究機関への招待をあっさり蹴った才女。この収容所教官を希望したのは、政府の干渉が煩わしかったからとも、本人曰く「とっとと隠居したかった」からとも。
担当科目や、教官の中で一番年齢が若いことなどから、歳若い収容者達の相談役になっている。
[食事をとることさえ惜しんで上官の置き土産を片付けていたが、さすがに耐えきれなくなった。しきりに空腹を訴えるお腹を宥めながら歩いていると、途中の休憩室にナサニエルの姿を発見した]
あら。
[声をかけようかと思ったが、なにやら物思いにふけっている様子だったのでやめた]
……ふむ。
[...は小脇に抱えていたファイルから、昨日行った小テストのナサニエルの答案を抜き出した。それは、「机に向かう」勉強が苦手な彼にしては珍しく良い点数だったもの。
その答案に、さらさらとなにやら書き込んで紙飛行機にし、ナサニエルに向かって飛ばした。
そして紙飛行機がナサニエルの座っているテーブルに上手く着地したことを確認すると、満足げな表情で休憩室を後にした]
中/
>ソフィーさん
「教養など主に頭を使う授業は半分寝ながら聞いている事が多いが、収容者に対し親身になってくれるソフィー自身のことは、若くて気安い美人先生ということで嫌いじゃなく、授業も体を使うもの以外の他と比べてそれなりの態度で受け、個人にも明るく接している」
といった感じにしていいですか?
中/
>ナサニエル
ぜんぜん構わないです。むしろ光栄です。
ソフィはナサニエルについては、
「エレメンタリースクール時代によく苛められた少年に似ているが、性格はナサニエルのがずっとマシ。むしろ可愛い。」と思っているようです。
[ぼんやりと窓の外を見ていたナサニエルは、何かが向かってくる僅かな風の動きにはっと目を向けた]
……紙飛行機?
[誰がこんなものをと、テーブルの上のそれを摘みあげて休憩室を見渡し次いで扉を見るが、既に誰も居ない]
ふん…俺に気付かれずにこんなものを差し入れるとは、中々じゃん。どれ…
[ぼんやりしている所を目撃されたとしたら少し気恥ずかしく、そんな負け惜しみを呟きながら紙飛行機を広げて見る。
それは自分のペーパーテストの結果にしては相当の点が記された、人文科学分野の小テスト答案。
加えて、見覚えのある字で]
『らしくないわよ?』…か。
…やれやれ、ソフィ先の奴。
テストの点の事を言ってんのか、俺がぼーっとしてたことに対してなのか、どっちだぁ?ったく。
[気分を害したような声で独りごとを言いながらも、その口元は小さく笑っている]
まあね。ここに居ても飲み物食い物は手に入らないわけで…俺の配給券にもう余分はほとんど無し。
食堂にでも行って…
[山越えによって至るところに小さな傷を作っていたり、枝をひっかけたか、何度も布のあてられた服はまた破けそうな部分もある。
しかし身なりに関して大して気にした様子も無く、ナサニエルは食堂へと向かう]
誰かにたかろう。
[...は、自室からいくつか持ってきた『置き土産』に目を通しながら、サンドイッチをほおばっている。
厨房から「食事中くらいやめたらどうだい」と声をかけられるが、]
古狸のせいで、そんな暇ないの。
[本人がいないことを良いことに、言いたい放題である。]
ソフィーせんせーい♪
[たかる時位にしか滅多に出さない、愛想たっぷりの人懐こい声で、手を振りながら歩み寄る]
いやーぁ食堂に来てまで仕事してんの?熱心だね〜
さすが美人で優しくてアタマ良くて真面目なソフィ生!
…同時進行なんて、大変だろ。
俺手伝ってちまおうかな?
そっちの手を動かす方はソフィー先生にお任せして、こっちの口を動かすほうをお手伝い…
[最高の微笑みを作って見せながら、そろっとサンドイッチに手を伸ばす]
[彼が人懐こい笑みを浮かべて近寄ってくる時は、大抵何か目的があることを知っている。そしてここは食堂だ。調理当番でもない彼がここに来るなんて、理由は1つしかない]
……そんな見え見えなお世辞言わなくっても、欲しいならそう言えばあげるわよ。
[まだ半分は残っているサンドイッチにナサニエルが手を伸ばすのを、しょうがないなぁと苦笑して、取りやすいように皿を手で軽くナサニエルのほうに押した。
しかし、コーンスープのはいっているマグカップは、反対の手で取られないようしっかり確保している]
またまたまた、俺が嘘つけないって知ってるっしょ。
お世辞なわけ……お、マジで?
[まだ半分も残っているサンドイッチを、惜し気もなくこちらに押してきてくれるソフィーに目をまん丸にする。
今度は媚をうるためのものではなく、心からの笑顔で]
ラッキー♪
[しっかり確保されているマグカップの中身は何だろなと覗き込んでコーンスープと知ると、一瞬だけ陰のある顔つきになるものの首を振りすぐに戻し、椅子に座る。
早速頂き物を口に運びつつ、広げた紙飛行機を掲げ]
まァ何しろ、地獄の山越えも最後の一人が戻ってくるまでの自由時間をた〜っぷり謳歌できる位に優秀なタイムで戻り、ペーパーテストの点すらこんなにも素晴らしかった文武両道な俺だもの。ご褒美って奴だよな。
…しっかしソフィ先も、ようやるわ。時々相談受けたり、何か雑用までやってねぇ?
あんた優秀なんだろ?今やってるそれも、他の教官にちったぁ押し付けるとかしちまえばいいのにさぁ。
[コーンスープに視線を移したときの彼の表情の理由までは、心理学で博士号を取った...でもさすがにわからなかった。早速嬉しそうにサンドイッチを頬張るナサニエルをにこにこ眺める]
そうね、そういうことにしておくわ。
自由時間で予習をしっかりやってくれたってことだものね。
[苦手な科目でも好成績を残したことにご機嫌な彼の様子にくすっと笑う。書類や雑務のことを問われれば、銀縁眼鏡をはずしてハンカチでレンズを拭きながら、苦笑いを浮かべ]
学歴だけで言えば、確かに優秀かもね?
でもここでは私は新参者だしねぇ、それに一番若いし使いやすいんでしょう。
ま、世知辛い外の世界に比べればたいしたことじゃないわ。
[最後は一瞬視線を落としぼそっと呟くように言い、そしてすぐに表情をいつもの朗らかなものに戻すとナサニエルの惨めな上着に視線を移し]
それより、さすがにその上着はどうかと思うわよ。文武両道な優秀な男子生徒でも、多少は身なりに気をつけないと、女子生徒にモテないわよ??
[そして、直して上げようかと、手を伸ばした]
はは、まっさかーあ。
この俺が自由時間に、予習なんてすると思ってる?
ソフィ先の麗し〜い唇から紡ぎ出される分かりやすい授業中のおコトバと、他の授業中にこっそり行った内職の賜も……げふ、げふん。
いや、美味いねこのキュウリのサンドイッチ!
こりゃ収穫した奴褒めとかねぇと…
[失言しかけて、新鮮な野菜の挟まったパンを慌てて口に詰め、飲み込むように平らげながら]
やれやれ、年功序列ってのは外の世界だけの悪しき風習だと思ってたのによ。こん中は完全なる実力主義、優秀な者が全てに勝り年なんて関係ないってね。
ま、教官ん中にもいっからなぁ…マジぶん殴ってやりたくらい偉ッそうな奴。ソフィ先も苛められたら、俺に言いなよ。闇討ちくらいなら、試してみてもいいからさ。
…何だよ繕いものなんてなぁ、得意な奴に任せりゃいいの。身なりに気をつけないとモテないってぇ?馬鹿をお言いでない。男はね、強けりゃいいの。
それにこれは女の母性本能をくすぐる作戦であって…
[伸ばされたソフィーの手に抵抗せず、ニヤリとして]
ほーら見ろ。早くもひっかかった奴約一名〜
思わない。
[予習すると思う?という言葉に、笑みを口元に乗せ、しかしきっぱりとお返事。”内職”の単語は聞かなかったことにした。ナサニエルの「優秀な奴が生き残る」という言葉に、そういえばここはそういうところだったわねぇ、とまるで他人事のように思った]
教官も半数は外から来た人間だしね、私みたいに。そういう『気安さ』もあるんじゃないかな。それに、年上や他人を立てて上手く泳ぐのも、上手く生きるコツよ?
[本気とも冗談とも取れるような表情と口調で、しれっとそう言ってのけた。若者らしい正義感に燃えた闇討ち発言には苦笑して]
ありがと。よっぽど困ったらお願いするかもね。
[確実に、お願いするような機会はこないだろうけれど。
とりあえず、今日明日には自分を含めた数人の教官以外は外の世界に戻ってしまうことを、彼には今教えるのはやめておこうと思った。「卒業参り」でもされたら困る。]
[...は、カップを厨房に返すため席を立ち、戻ってくるとナサニエルから上着を受け取った。]
そんなの、ガサツな男って思われるのがオチよ。
[ナサニエルの主張を一刀両断。ひっかかった奴約1名という言葉には、手にした書類でナサニエルの頭を軽くコツンとやり]
おっと、その答案、ちょっと点数を間違えてたみたい。計算しなおしていい??
[しかし、サンドイッチと答案を大事そうにしっかり握っているナサニエルを見る...の顔は屈託なく笑っており、腕に彼の無残な上着をかけると、よく噛んで食べるのよーと言いつつ、*自室へ戻っていった*]
んー、どうでしょ。今んとこあんたほど気安い教官はいないなぁ。こういう口きいても怒らないしさ。
…そういうの、俺に向いてないと思う。
[仮にも教官に対して当然のように「あんた」等と呼称しつつ、上手く泳ぐコツとやらには首を横に振る]
野性的な男って言ってくれよ。
[ガサツという表現に異を唱えながら、頭への書類攻撃は甘んじて受け、立場を利用した点数への仕返しには慌てて答案を握りこむ。しかしソフィーの顔は笑っており、上着を失ってもそれほど寒いわけではない。
自室へ戻っていく姿を見送りながら]
忙しいんだし、繕いものなんてゆっくりでいいっすから。
サンドイッチ、どうもご馳走さまでした!
[よく噛んで食べ終わると、ぽかぽかと暖かい日差しと、食堂の窓から見えるすぐそこの枝の太い楡の木を、ガラス越しに見上げる]
…今日は、天気いいな。こんな日は、寮のベッドの上よりかあの大木の枝の上で寝るのが、よっぽど気持ちいいんだよな。
[食器を運ぶと扉ではなく窓にまっすぐ向かって、ひらりと飛び越える。食堂から姿が見えなくなるのも僅かな間で、するする楡の木に登っていく所が*見えるだろう*]
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