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[―――ぎぎぎぎぎぎぎ。ぎこん。]
その言葉を待っていた。
[ランサーは笑った。脇腹を魔力で回復させるつもりなど、毛頭ない。ランサーは、全魔力を一撃に篭め始めた。]
マスターには中立か、まあどの道まとめて滅ぼす存在だからって事かね。
これは、ランサーのマスターから聞いた情報さ。
ランサーは沖田とつながっているらしい。
奴らの願いが願いだし、それに耐えられなくなったんだろう。
……おっと、無駄話が過ぎてるようだな
単身で破棄を告げに来たあんたに免じて、今日は美貴には手を出さない事を約束するよ。
とは言え、「美貴殺せ」なんて命令したら、俺が宗冬にぶっ殺されちまうかもしれないがな。
[ケネスはそう言って笑うと、*その場を立ち去った。*]
[と。
背後に、濃密な殺気を感じる。
同時に、ランサーが、自分と対した時よりもずっと楽しそうに、背後に現れた殺気へ向かうのが見える。]
…なんだよ。
邪魔するんじゃねぇよ!
[髪を逆立たせる。
怒りを感じる。
銃を撃っていて、怒りが快感を上回るなど。
こんな状況、何が楽しいんだ。
どういうつもりで戦っていやがるんだ、こいつら。
完全に、理解の範疇の外。]
…クソが。
所詮、同類のくせに。
[シャクティ(魔力)の凝縮。
ランサーの肌は青く、そして深みを帯び、黒くなる。]
避けろ アド・エデム……
人間界よ 焼けよ 滅せよ 無に還れ
[ランサーが持つ槍が形を変える。
三叉の槍。満ちるは禍々しくも美しい力。]
[槍を遥か上空へ投擲する]
なん・・・・・・だと!?
[業は既に解き放たれた。
だが、そのランサーの攻撃が何を意味するか瞬時に理解した。
彼が放ったのは対軍宝具。軽く避けることなど出来ない。そして一度放たれた必殺の核爆弾はこの攻撃で留まる事は無いだろう]
我らの世界は正しき滅びを迎えん
ト リ シ ュ ー ラ
還れ 我らが世界
[対軍宝具が公園を中心とした樹那町に落ちてくる。炸裂すれば、一瞬にして人も町も焼け爛れる事だろう。ランサーの体は、既に透明に程近く、*地に倒れた。*]
ランサーのマスターが……。
無事だといいのですが。
サーヴァントがマスターの意見に逆らい、その上でマスターを殺すなど、ないとは思いますが、それほどバーサーカーは美貴さんにご執心なのですか。
キャスターが知ったら、美貴さんに半分呆れているのはいえ怒るでしょう。
二人が一緒にいるのを、キャスターには見られない方がよいかもしれません。
[立ち去るケネスを見送る。美貴に今日のところは手を出さない、と言ったのを見て思うところはあったが、何も言わずに会釈で返した]
……それでも、お二人には信頼関係、というものがあるのでしょう。本気でぶつかり合うことは、分かり合うための近道らしいですから。
[遠くなる背中を見つめながら、呟く]
[巨大の魔力が双筋、その交錯は公園に収まるものではない。交錯点から解き放たれる波動が入口へと吹き荒れる。美貴を守る為、宗冬は身を盾にした。]
!!!!!
[川原で、ランサーが立ち去った後もキャスターと話をしていた。
強大なサーヴァント同士の魔力が公園でぶつかり合っていると思った矢先
空から降り注ぐ……それはまるで、ハレー彗星のような不吉な光が……]
[ランサーが立ち去った後、マリアと暫く話しをしていた。
だがその後、突然公園の方から魔力のぶつかり合いが感じられた。]
戦ってるのか…?
[暫くその方角に眼をやっていたキャスターだったが、片方の魔力が突然膨れ上がったかと思うと、空に巨大な流星が現れる。]
あれは…ランサーか!
[威力はケタ違いだが、見覚えのある光景。
そこから、ソレを放った主に思い当たる。]
[全身から力が抜けそうになる。
緩慢な動きで、急所から攻撃を逸らそうとしたが、結局、沖田敬一郎の放った神速の一撃が、今度は右の脇腹を深々と抉り取る。
だが、意識はそこに向かず、ランサーの放った攻撃へ向いていた。]
どうして。
どうして、どうして。
こんなに強いのに。
俺を相手にして、これを出さなかった。
[…視界全面に広がる、破壊。]
俺じゃ、役不足かよ。
楽しめねぇかよ。
ふ、ふ。
[強くなりてぇ―――。
「彼」の気持ちを、少し、理解できた気がする。]
[先ほど見せられた、悪夢のような景色が脳裏を過ぎる
母なる大地の悲鳴
ガイアの悲鳴
目を覆いたくなるような、その成れの果ての情景]
そして私は何を護るべきなのか……
[何故だか、心の底に、このまま街が壊滅する事への、おぞましい期待感が、湧き出してきた]
−駅前−
[何か、嫌な波動を感じ、空を見上げた。そこにある、たなびく尾。流星の形をした、地獄。
宝具のひとつであることに気づき、咄嗟に呪を唱えようとしたが、それで防ぎきれるとは思えなかった]
なんて、ことを。あれではこの町は――
……ヴァイナさん。
[天から降る光の筋は、落下に従って空気に溶けるように透き通ってゆく。]
光の力が弱まって落ちてきていますわ。
……相殺、出来るかもしれませんわよ。
[ランサーのマスターの悲痛な叫びが届いた訳では無かった。
考えたのは、この町のどこか…それほど遠くない場所にいる、己のマスターの無事を確保する事。
光の筋が落ち行く方向を目で追いながら叫ぶ。]
公園に!
[脳がフルで稼動する。
今ランサーは消滅した。ならば宝具は次第に消滅するだろう。
だがこの一撃は威力こそ弱まるが致命傷になりかねない。避けるには既に遅い。
ならば・・・・・・ やるべき事は一つ]
剣種よ!大地を貪れ!!
[太刀ほどの手元の剣から細い何かが地面に突き刺さる。
次の瞬間。その手元の剣が爆発的に成長を開始する]
星を食うもの
”斬 撃 皇 帝”
[その刀身は、ゆうに100メートルほどまでに成長し、彼は既にその剣の成長に飲み込まれ宙を舞っていた。
そして、この樹那町にまた巨大な断層が出現していく]
[空へ向けて、銃を右、左と撃つ。
そしてその反動に任せ、銃を放り投げる。]
ガ ト リ ン グ 砲
火吐き狂う虐殺機構。
[虚空から、棺桶が現れる。
蹴り飛ばし、中から長大な砲を取り出す。
別に、どうしたかったわけでもない。
ランサーに、自分の――
ガトリング砲の姿を、見せたかったのだ。]
[その、あまりに巨大な剣はそのまま落下してくるトリシューラと正面から激突した。
焔と共に降り注ぐ地面の破片。剣はトリシューラの力を切り裂きながらもその衝撃に耐え切れず、破片を町全体へと降り注がせた。
広域に降り注ぐ火の弾と、大きな地鳴りと共に現れる大断層。空中ではまだ巨大な火の玉と剣らしき物体が激突している。
まさにその風景は地獄のようであった]
光速三段突きにトリシューラ、トリシューラであろうかな。あの星は。
[宗冬は、手押し車を横に倒し、衝撃波に備えて美貴を隠れさせた。手押し車の底は鉄板で防御が施されているのは、子連れ狼ファンの宗冬にとって当然であった。]
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