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あれだけ戦っておいて敵じゃなくて、友人なのね。
[感心するしかなかった。
もぞもぞと抜け出そうともがきながら
このサーヴァントのマスターは
さぞかし苦労しているのだろうと心から同情した。]
女性を楯にするような人は「これ」で十分でしょう。
ちょっと、助けてちょうだい。
でられないのよ。
[そしてリチャードに向かってもがきながら彼の腕を
つかんでいない方の手を伸ばす。
周りの視線が痛い。
夕暮れ時の商店街近く。買い物帰りの主婦が大勢いる。]
[密着した体を離し、槍を引き抜く。
一歩後ろに跳びながら、ジャンヌの首を刎ねようとし]
[全てが終わる。
ランサーは久仁彦を真っ直ぐ見つめた。]
わぷッ
[ 激しい衝突の衝撃に、一瞬視界を奪われる。]
は、また派手だねライダーも…て、、、。
[ 視界が戻った久仁彦の目に映ったものは、胸を貫かれた、ライダーの姿だった。
それを成したランサーは一度後方へと跳び、そしてライダー…ジャンヌの首を刎ねようと。]
、、、ぁ。
[ ランサーと、目が合う。
勝ちを確信していたはずが、一転してのこの状況。久仁彦は、呆然とただ、ランサーがしようとする動きを見つめるだけだった。]
良く分からなぬな。
しかし細かな話は座って飲みながらでいいであろう。
早く行きやしょうぞ。
[宗冬は刀お勧めのお店に行くことに決めた。もがくも構わず手押し車を押し始めた。]
[勝負があったらしい。少年が倒れ、青年が立っていた。恐らくはランサー。そして、その近くにいる、マスターらしき男]
……勝負あり、か。
これでライターがいなくなった。
僕の力で引っ張り上げるなんてできると思うのかい。
この状態じゃ踏ん張りもきかないし。
はっはっは。
[左腕もまだ完治したわけじゃないし…。]
諦めてこのまま酒場まで辿り着いてみるってのはどうだい。
[もはや全てを通り越して周囲の視線が気持ちよくなってきた。
宗冬の方を見る。]
いやぁ…。
その、君と戦ったもう一人の方はさ。
君みたいな人、好きだと思うよ…。
あ、そうだ。
僕の名前は、リチャードっていうんだ。
もう一人の方に、名前はない。
[なんか、普通に名乗ってしまった。]
使えないわね、ほんと。
[リチャードの助けも得られない。
好奇の視線にさらされながら手押し車に乗ったままというのはいたたまれない。
抜けようにも押された振動で余計にはまってしまったらしく
もがくにももがけなくなってきた。]
えぇと、柳生さん。
あなた、マスターは?
いっしょじゃないの?
お酒飲むなら彼も一緒の方がいいんじゃないかな。
仲間はずれはかわいそうよ?
[今自分にこの手押し車を壊せる力があれば。
「彼」の銃があれば。
などと考えつつ、逃げようもないので次第に視線はどうでもよくなってきていた。]
[あれは、ライダーのマスターなのか]
ランサーはまだやる気なのでしょうか。もう、相手のサーヴァントは戦えないと言うのに。
[憤りなどは覚えない。ただ、持っている知識から、それは推奨されないことに思えた。
立ち上がり、視線は残されたマスターへと]
[激しい激突が閃光を発し、視界が奪われる。
その中にあらたなマスターらしき気配を感じそちらに気を取られる。
視界の端に先に立つランサーの姿が見えそちらに目を向けるが、令呪の使用を躊躇している久子はとっさに令呪で静止することなどできなかった。
続いてランサーがライダーのマスターに歩み寄るのが見え思わず間に立ちふさがる。]
ランサー何をする気?
もう彼はこの戦争には関係ないはずでしょ?
それにあなたの願いが叶えばここで殺すことの意味はないはず。
[令呪を渋った後めたさもあったが、不器用で人に理解されずどこか自分に似た男が死ぬのは嫌だと感じていた。
ランサーには自分を殺すことはできないという計算も当然ある。
顔を向けずにライダーのマスターに声をかける。]
ここで何をいってもどうにもならないけど、この結果は私としては本当に残念なのは本当よ。
死にたくなければこの街を出た方が身のためよ。
食事ありがとう、またどこかで逢えたら奢ってね。
最後だけど名前くらい聞いとくわ。
私は百鬼久子、あなたは?
[ 崩れ落ちた、自身のサーヴァント。
状況をようよと把握し、大きく息を吸う。ランサーが、こちらへと近づいてくる。]
、、、、、、は。
[ 出てきたのは、自嘲気味な笑み。]
負けちゃったのか、ライダーは。ま、仕方ないよね。勝つものがいれば負けるものがある。当たり前さ。あーぁ。
まったく、マスターとまるで会話もしないで、勝手に一人で出歩いて、挙句勝手に戦って勝手に負けて。ああもういい迷惑だよ。これで僕の願いが叶わなくなったじゃないか。本当に、なんてことだよ。ははっ はははははは…。
[ 乾いた笑いは、ランサーが目の前にやってくるまで続いた。]
もう一人のリチャード殿はリチャード殿ではないということであろうか。リチャード殿は物狂いであろうかのう。
[宗冬はリチャードをまじまじと見つめた。すっと視線を戻すと手押し車の中に語りかける。]
真殿は酒が嫌いでのう。私が酒を飲んでいるだけで怒り出すのよ。で、こうして時折抜け出して飲みに来るわけでおるのだ。
あ、マスターの名前は真と言うのでござるよ。娘さんのような可愛い声で名前を呼んであげると真殿も喜ぶであろうなぁ。
[ 久子に話しかけられ、笑うのをやめる。はん、とハナで笑って口を開く。]
久仁彦だよ。揺 久仁彦。駅前のマンションに住んでいるから、いつか訪ねてきなよ。こんな状況になったとはいえ約束は約束だ、聖杯戦争が終わってまだ生きていたら、ちゃんと約束を果たしてあげるよ。
ふん。それじゃあ僕はこれでリタイヤだね。君たちはせいぜいがんばるといいよ。ええと、リタイヤしたら教会に行けばいいんだっけ? ああもうしょうがないな。まあいいよ。それじゃ。
[ いうだけいって、二人に背中を向ける。そのまま教会へ向かうのだろうか、背中越しに手を振りながら立ち去ろうと歩き出した。]
[目の前には久子が居た。
その向こうに、久仁彦。
ランサーの槍があがる。
青い肌は冷たい色をしている。
狙いは、久仁彦の腹部。
長い間死ねず、苦しみながら死に至る箇所だ。]
[なおも動きを止めない槍の前に立ちふさがる。]
やるなら、私を殺してからにしなさい!!
[それができないと確信して言い放つ。]
…え?
[ 立ち去ろうとしたとき、ランサーの腕が上がるのがちらりと見えた。慌てて振り返る。明らかな殺意。狙われているのは、腹部か。]
え、な、なんでだよ、もう戦いは終わっただろ? 僕はもうリタイヤしかない。なんだよそれっ
[ 絶叫に近い声を、挙げた。]
それは……。
[酒を飲んでいないだろうこの状態で
これだけ奇行をしているということは
酒を飲んだときはこれがさらにひどくなるのだろう。
それはとめたくなって当たり前だ。]
わたしは香野露葉というのだけど。
その、真さんに。
「がんばって」って伝えてくれる?
[もう抵抗する気力もなくなり、
おとなしく手押し車に*収まっている。*]
[間にはいった一人の少女。昼間、雑踏の中で見た顔だった。ランサーのマスターなのだろうか、と思い足を止める]
ランサーと、そのマスターが仲違いしている?
意見が合わなかったのかそれとも。
[マスターが止めに入った事で、ライダーのマスターから意識がそれる。もう大丈夫なのだろう、と思った]
[一応、考えてみる。
酒に弱いということはないつもりだ。
知られて困る情報は、一度戦っているだけにそれほどあるわけではない気がする。
「僕」では分からないところも多いが…。
家…「魔女の館」のことくらいだろう。
酔い潰されたところを狙われるほど痛飲しなければ大して状況は変わるまい。
その状況の方だが、これは本気で戦ったら確実に負ける。
逃げられる気もしない。
…あれ、なんだろう、どうにもならんな。
が、相変わらず宗冬という男に敵意は見えない。
…この瞬間にも、世界では戦争が起きていて、人が死んでいるかもしれない。
この町で、サーヴァントが戦い、しのぎを削り、血を流しているかもしれない。]
平和ってなんだろう…。
[なにやら、根源的な問いを虚空へ放ってしまった。]
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