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[ランサーは槍を掲げた。前髪に隠れた双眸は朱鷺色に渦巻く。爛々と輝く。純然たる殺戮の意思。
――――シャラン。
ランサーは腕輪を鳴らし、
戦いの火蓋を*切って落とした*]
貴様・・・・・・!!
最初から、この私の力が目的だったのか!!
[次の瞬間、セイバーは黒い塊となり。
敬一郎の体内に*飲み込まれた*]
[足元に転がる剣種を拾いあげる]
そうだ。だからこそこの剣は俺の所有物だった。
この聖杯戦争が始まるずっと前から、既に決まっていた。
この俺が、*真のセイバーだ*
[ケネスは、酔ってしまった宗冬を横目につぶやく。]
あーあ、それにしても今のままじゃ埒があかねぇな……やはり俺も誰かと組むべきなのかね。
しかし、近接戦闘となるとこいつは近場全部を巻き込んじまうし、お互いあまりメリットがねぇ。
てことは、あの銃を使うサーヴァントか、未だ見たことねぇキャスターか、根本的に戦闘手段が違うアサシン辺りか……。
まあ、あのトリガーハッピーが敵と味方をより分けて打ってくれるとも思えねぇけどな。
[それだけ言うと溜息をついた。]
[ドアに置いた手に、中の声が聞こえてくる。他の部屋も一瞬静かだったからなのか、内容もちゃんと聞き取れた]
(話を持ちかければ、聞いてくれるだろうか。特別危険な人ではなさそうだし、後でシャルロットに相談してみよう。
それもだけど……銃を使うサーヴァント、か。銃ならば、アーチャー?)
[音を立てないようにその場を*離れた*]
[薄れ行く煙の中で自分の行使した命令に束縛されたランサーを背後から何かが貫くのが見える。
冷静であったならばそれを放った者の存在に気づいていたに違いない。
同時にランサーの一撃が老人を掠め血が飛び、ややしてその血が刃と化して凄まじい速度でランサーを襲った。
悪夢のような光景。]
…
[感情に任せた自分の行動によってランサーの身に起き結果に発する言葉もない。
三体のサーヴァントと対峙しその全てと敵対する状況、ランサーが受けたダメージ。再び霊呪を発動することも覚悟するが…]
!?
[全く攻撃をせずランサーと自分に対して怒りの目を向けながら悔しそうな表情を浮かべたまま、剣を持ったサーヴァントは闇に消える。
続いて老人もその場から消えていく。
残った背後から攻撃を加えた新たなサーヴァントに戦闘態勢をとるランサーをみて、その身を案じながらも罠のある立ち入り禁止区画内の林の中に駆け込み木の陰に*身を潜めた*]
― 住宅街へ ―
…は、、、ハァっ
[ これ以上ないくらい大慌てで久仁彦は走っていた。どのくらい大慌てかといえば「これ以上」が「ご令嬢」と変換されるほどにだ。予測変換の馬鹿。]
なん、だよ。なんだってんだよッ
[ ライダーの態度から、自分たちが敵に狙われたのはよく判った。だから久仁彦は限り無く素直にライダーの言葉に従い逃げ出した。路地を折れ、大通りに飛び出し、人混みに紛れ…。]
― 住宅街 ―
[ サーヴァントとマスター、狙うならば当然マスターだ。自分が追いかけられているものと思い、久仁彦は滑稽なまでに逃げ続けていた。]
なんでだよ、なんで僕が狙われなきゃなんないンだ。他にもいるだろうランサーとかセイバーとかキャスターとかアーチャーとか、アサシンとかバーサーカーとか通りすがりの哀れな目撃者とか!
[ 恐ろしく身勝手なことをほざきつつ、建ち並ぶ住宅の中の一軒を選び庭へと入る。そのまま玄関に直行すると―hi,larke goh-ma―難なく鍵を外し中へと踊り込む。
ご丁寧に「ただいま!」とまで叫び。]
はい、お邪魔するよ、気にしないでくれ、押し売りや物取りや強盗でも突撃隣の晩ご飯でもなんでもない、ただ勝手口を借りるだけだ!
[ 驚く家人にまくしたてながらずかずかと廊下から台所へと抜け、勝手口から外へと出る。
そのまま塀を乗り越え隣の裏庭から先とは別の通りに出たところでようやくひと息。]
ふぅ、ハ、、、フゥーー…。
………。
よし、帰ろう。
[ 攻撃される気配がないということは、振り切ったということだ。
そんな判断をすると、何事もなかったかのように歩き出した。
…人目につかないよう、くねくねこそこそと*挙動不審に*]
―西ブロック・夕方―
[陽は大分傾いてきた。慎重にライダーを追跡していた足を止め、ふとシャルロットは、公園の方から感じる魔力の放出に神経を澄ませた。]
(……公園で、戦闘が開始されたのね。後で、様子を見に行ってみよう。)
[小柄なサーヴァントの姿は、そのまま見失った。咄嗟の判断でマスターを追わなかった己を呪うように、シャルロットは踵を返して年嵩のマスターと思しき人物が走った逆方向へと向かった。]
(サーヴァントと合流、しているかもしれない。でも、もしマスターががら空きであれば、今からでももしや……。)
[マスターは、第一に私に消えるな、と言ったのだった。
つまり、真正面からの戦闘に絶望的なほどむいていない自分が、所謂"知略を用いない"戦いをしようとする方がどうかしていた。
そんな事をぼんやりと考えながら、マスターと思しき人物が逃げた方向へと屋根の上を飛び……人通りが多くなった辺りで歩道に下り、いつものように優雅に歩き出す。
程なくして駅前に出ると、喧騒に紛れて挙動不審な人物の後姿が見えた。注意深く周囲を観察する。どうやらサーヴァントとはまだ合流していないようだ。]
(人通りが激しいのが、ネックですわね。これは、瞬殺と言う訳にはいかないでしょう……。)
[方針を切り替え、そのままゆっくりと久仁彦に近寄った。]
― 中央ブロック・駅前 ―
ええと、煮込み料理とかいっていたな、あいつ。
[ 人混みをぶつぶつと呟きながら歩いている。
ここまで来る間に恐怖心はかなり薄れたようだ。別れる間際に聞いたライダーの言葉を反芻する。]
ま、それは好都合。ちょうど仕込んでアレがいい感じだろうからね。いい勘をしているもんだよあいつも。
それにしても…。
[ 独り言を続けながら、目の前に落とされた白いハンケチをごく自然に拾いあげる。]
腸詰めか…。
あいつのいう腸詰めって豚かな羊かな。まあいいさ、とりあえず買い置きはないんだし、仕方がないから買ってきてやるよ。うん。
[ ハンケチを落とし主らしき娘の頭に投げ落とすと、その結果を見向きもしないで駅前デパートへと足を向けた。]
[背後に神経を集中し、声がかかるのを待つ……が]
パサ
[頭の上に何かが乗っかる。スタスタと横を通り過ぎて行く男の背中を見送り、暫し呆気に取られた表情を浮かべた。]
……成る程、煮込み料理を好むとなれば、サーヴァントはドイツ系か北欧系という事ですわね。
でも、あの顔立ちは私が居た国のもののような気が、するのですけれど……。
[首を捻って、駅前に佇んでいる。]
[ デパートではなんだかドイツ物産展とか開かれていて。おかげでそれなりに上物なフランクフルトを手に入れることが出来た。]
…おやおや。
[ ほくほく顔でデパートを出た久仁彦が目撃したのは声を掛けてくる男をオコトワリしては、また別の男に声を掛けられるというループを繰り返す…やたらに見目麗しい娘―言うまでもなくシャルロット―の姿だった。]
なーにやってんだろうね。
[ 面倒臭そうに呟き、シャルロットの方へと近づいていく。]
[ ちょうどシャルロットに声を掛けようとした男にがっしりと肩を組み。]
愚かだな君も。こんな清楚可憐なお嬢さんがナンパなんて安っぽい方法でゲット出来ると思ったのか? いいから、あっちの頭の軽そうなお姉さんにしときなさい。
[ 有無をいわさず、男の背中をばんと叩いて追い払う。
そして、突然の展開にきょとんとしている風のシャルロットを見つめ、軽くため息をつくと。]
おたくもさ、もう少し目立たない努力をした方がいいんじゃない?
[ それだけ告げて、立ち去ろうとした。]
[突然、軟派してきた男を追い払う人影。見れば、先ほどから自分が追跡していた、マスターではないか。驚いて、一呼吸の後立ち去りかけた男にニッコリと微笑んだ。]
有難うございます、ムッシュ。
……先ほどは、ハンケチまで拾って頂いて。親切な方なのですね。
え?
[ 礼の後に続いた言葉に振り返る。言われた言葉を頭の中で反芻し、ようやく思い出す。]
ああ、そういえばさっき拾ったね。あれは君だったのか。うん、まあ、あんまりぼーっとしてちゃ駄目だよ。
[ 改めて、目の前の娘をまじまじと眺める。見るほどに美しいと思う。が、長年に色々積もり積もった女性不信がそれ以上の感情を抱かせないよう脳内で強烈なストッパーをかける。]
[久比古の手元には買い物袋。先ほどの会話と辻褄を合わせれば、料理でも作るのだろう。瞳を見つめながら、小さな唇を開きゆっくりと話しかけた。]
貴方はお料理をされるのですね。
……もしよろしければ、今度ぜひ今日のお礼をさせて頂きたいのですが。
また、会って下さいますか?
私はたまに、川原で散歩をしておりますわ。
[そう告げると、やんわりと微笑んで会釈をし、そのまま*川原の方へと歩いていった。*]
[ウィークリーマンションから遠ざかり、西ブロックへと伸びる道を歩いている]
裏を通った方がいいかな。
商店街は最近何かと物騒なようだし、単独行動してる以上、自分から飛び込むのは危険だ。
[商店街へと延びる大通りから、裏道へとはいる。それでも警戒を解くことなく]
え?
ああ、うん。まあいいけど。川原だね、見掛けたら声でも掛けさせてもらうよ。
[ 意外な反応に、きょとんとした顔で応対する。
会釈をして立ち去る姿を暫くの間、見送ってから、改めて口を開いた。]
また、変わったお嬢さんだったねえ。
[ それがサーヴァントであるとは、気付きもせず。]
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