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それを知ってどうする。調子に乗るでない。
[ぴしゃりと。]
知ったら開きたくなるのが、罪深き人間の性。
だが、開けたところでアレをどうするつもりだ?
君ですら、矮小なる一市民よ。持て余すぞ。
君にはじゃじゃ馬は乗りこなせん。諦めたまえ。
知りたいのだよゥ。
ピカピカのキラキラが絶えることなく沸きだしてるってェ噂が本当のものなのならば――汲んでみたいじゃないか。
味わいたいじゃァないか。
世界の果てしない渇きは、すべてを呑み干さずにはいられやしない――。
[両手を広げ、祈るような仕草。その姿は既に、すっかり“座長”のものへと変じていた。]
アレは、見様によっては「薬」……。
しかし、また別の見様では「毒」。
そのような代物なのだ。
[陶酔する男を、怒りに満ちた目で睨む。]
私には断言できる。貴様がアレを開けるならば、
必ずやその「毒」の中で溺れるだろう。
貴様1人破滅するなら、勝手に滅びよ。
だが、巻き込むッ!すべてを巻き込んでしまうッ!!
貴様が如き小物、アレに触れようなど片腹痛いわッ
Fifth Element――quinta essentia。
――足りない。人々の欲望を満たすだけのエレメントを集めるにはとてもとても足りやしない!
quintessence-真髄-…… SSSが“それ”で満たされているのならば、解放されるべきだ――。
私が矮小なる存在だとしても――世界の欲望は“それ”を求めている!
この身がそのための贄とならずにはいられないならば、受け入れようじゃァないか――
[ワハハハ――と男は哄笑した。]
ご老体――
貴方は知っているのだね?
――そこになにがあるのかを。
[男の目がギョロリと輝く。]
知っているのだね?
知ってェえぇえいるのだぁあァね?
しってぇえぇえェ――ぁあ――いるのだぁああぁあァね!!?
危険だ。貴様は、不可侵領域保護にとって
非常に危険な存在であると認識したッ!!
[槍を水平に低く構える。]
何人たりとも、アレに触れることは許さんッ!!
[改めて男へ向かって一直線]
―現世/中央部・外のベンチ―
【03ドリス/黒・09モーガン/老人――この事象を起こしたと考え難い。】
[ホログラムの二人の光点に、名を表示させる。]
[攻撃の不許可を命令として与える。]
― 理想郷<Utopia> / Closed:Morgan's Space ─
ふゥはははは――!
[哄笑に体を波打たせながらも、老人の矛先から身を遠ざける。
明滅した姿は倒れたマノンの傍らに現れ、その身を抱き上げた。]
今日のところはおいとまするとしよゥ。
身重の娘を抱えているのでね?
くっ……。
[ひらりと飛び上がって一回転。男の方へ向き直る。]
忘れるな。世界がアレを解き明かすことを
目的としているなら、その欲望のために
身を滅ぼす可能性を忘れるなッ!!
[ひどく感情的に叫ぶ。]
―― South/Webcafe"BruteForce" (南部/電脳喫茶) ――
"黒(Kali)"――【03】。
現実世界(マンデイン)に干渉した最近のログは――周辺部、だな。
[“地図”の表示を現実/電脳で重ね合わせ。
だが彼女――そう呼ぶならばだが――の現在の光点(ポイント)は正確な位置を掴めない。電脳上で無数に存在する結節(ノード)と結節の狭間に紛れこんでいるようだった]
ち。“ゼノンの逆理”か。手の込んだ消跡(ステルス)しやがる。
だが、それだとしても。こっちにだって打つ手は――ある。
─ 現世<Mundane> / 南部学術区域 電脳街 ─
[オードリーの気配が消えるのを待ち]
現象としての死が正しくとも、死の理由が理不尽であることは許せない。
……嫌いだわ、あの人。
[溜息][ちらりと地図を確認]
レベッカさんがまだ居られるのね。
落ち着いたら連絡するって言ってたのに、わたし嘘吐きになっちゃうわ。
[気を取り直したようにセシリアへ向き直り]
セシリアさん。
わたし、中央部に行きますね。
セシリアさんも中央部へ行かれるなら、途中までご一緒になるのかしら?
[にこりと微笑み、身を翻した]
―― 南部/Webcafe"BruteForce"――
[店内へと入る。変わらず人が倒れていて]
繋がりが絶たれるのは、ま、辛いよね。
例えばさ。
あたしが死んだ時、あたしのことを覚えてる人がどれだけいるんだろうって思うよ。
下なら、覚えててくれるかなぁ。
あー。喉渇いてたんだ。
[ドリンクサーバーに近寄ると、コップを手にとって、ボタンを押す。濃い茶色の液体――coffee――が流れ出る]
【第一の目標/この事態の収集/主を元へ戻す。】
[地図から手を離す。]
【目標の為に、オネイロスを――破壊する。】
[出来るのか、ではない。]
[やる。]
[レベッカの中でそれを結論付ける。]
【――疑わしい者/01,11】
[地図の番号を頭にいれて。]
[それ以外を、今はその仕分けから弾く。]
― 理想郷<Utopia> / Closed:Morgan's Space ─
だが、私を追い払ったところで、必ず別の誰かがやってくる。
そう、そこに世界の求めるものが眠っているならば――
[男の姿は双子と共に薄れてゆく。]
緩慢な死よりも――炎の中に……
[欲望の果てについてそのように形容したものか。返答するかのように言葉だけを残し、やがてその姿はかき消えた。]
―― 現実世界/北部 ... 航空局 ――
[オードリーは電算室に居た ... ]
フフフ、このまま、どこかへ逃避行っていうのも良いわね。
Fly me to the moon
Let me play amoung the stars ...
[シミュレータを起動すると、作業に没頭し始めた。旧時代のオールディーズを口ずさみながら。]
[コーヒーを一口運んで]
バックアップって言うのは、記憶の情報化ってことでしょ。
あたしは、誰かに頭の中見られるのやだし。
弄られでもしたらもっとやだし。
憶えておきたくないことを忘れてしまえるなら、それはそれでいいんだろうけど、あたしはそれだってやだし。
でも、誰かに憶えてて欲しいと思う。
誰かの中に、あたしって存在が残ってるなら、あたしは自分が不死である事を望まない。
それが絶たれるのは、ちょっとやだな。
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