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−『魔女の館』・黄昏−
[リチャードを部屋に引き上げさせてから
ランチにやってきた客の相手をしていた。
いつもどおり多少混んだが、
この時間になってようやく客がいなくなった。]
さて……と。
[ドアに『臨時休業』の札をかける。
自室に戻り、厚手の黒いショールを肩にかけ、
魔除けのポプリをポケットに入れて外出準備を整えてから
彼の部屋のドアをノックした。]
起きてる?
ちょっと出かけてこようと思うのだけど、
いっしょに来てくれない?
[突然目の前に現れたシャルロットに少しだけ驚き]
あ、ああ、どこに行ってたのですか、マリア。
いや、それより、サーヴァントが戦っている、というのは?
危険なのは承知のうえです。
マリアは知っているのですね? 誰が戦っているのか。
―夕方、自室―
んぁ?
[目を開ける。
顔を上げる。
ふぅー…と、大きく息を吐く。
この間に、随分傷も落ち着いてきた。
発熱も強くは感じない。
魔力の消費を極限まで抑えた状態でも、問題ない。
左腕には、さすがに少し違和感を感じるが…。]
まぁ、いいけど。
[と言いながら、扉を開ける。]
マスターやサーヴァントの気配を感じたら、言ってくれよ。
逃げるから!
[宣言する。]
はいはい。
逃げるならせめてわたしの楯になってちょうだい。
それはともかく、花や種を買っておきたいのよね。
足りなくなってきちゃって。
[リチャードを連れて店を出る。
ひとまず商店街に向けて歩いていると
前方に手押し車に目隠しという
異様な姿の男が歩いてるのが見えた。]
変質者……?
ちがう、前に戦った刀持ったサーヴァントだわ。
マスターは近くにいないみたいだけど……。
[後ろからそっと様子をうかがった。]
[向かってくる間、ランサーの一方的な優勢を考え静止する令呪の使用も考えていた。
しかし、到着して目にするライダーの互角以上の戦いぶりは、彼女に令呪の使用を躊躇わせた。
自分の意のままに動くサーヴァントを持たない彼女にとっては令呪は唯一の武器。使用には慎重になっていた。
令呪の疼き。]
ライダーのマスターも来ている?
[その男がライダーに激を飛ばすと同時に、ライダーの動きは鋭さと力強さが増す。]
令呪!?
[令呪と対で力を発揮するランサーをここで疑うのは避けたいという考え、理性では完全に抑えられない感情に抗う。
ランサーを倒すくらいのサーヴァントなら、あの男にも勝てる可能性がある。
何よりランサーが人類の滅亡を願うことはなくなるのだ。]
えっ?
何、何?
嘘ぉ?
[くるり、と露葉を前に押し出す。]
え、なんで目隠ししてるの?
心の眼で見るとかそういうこと?
って言うか、え?
僕無理だよ?
負けるって。
うん。
[宗冬は刀の指し示すまま当て所なくさすらっていた。宗冬は考えていた。この杖とも鋸ともなる万能の宝具、すなわち三池典太は一体なんなのかということである。
宗冬は三池典太の真の所有者ではない。従って三池典太の力を引き出すことは出来ない。三池典太の了解を得た時にしか力を得られなかった。]
剣士の魂である刀を兄上がくれたというのもまた複雑怪奇よ。
[宗冬は刀の赴くまま歩いていた。いつの間にか商店街に来ていたようだ。前には見覚えのある顔が見える。刀が連れて来たのだから刀の意思に従うが筋。刀を抜いたが刀に切れは無かった。ならば、]
これも縁なるかな!さて久しぶりの出会いを祝しての酒と行きたいがどうかな!
……マスター、私はとあるチームのマスターと接触していました。今までの情報を精査すると、私がクラスを確信出来ていないサーヴァントはライダー。
そのマスターが単身で歩いていたので、そのまま殺害する事を試みました。
申し訳ありませんが、ライダーに阻まれ、それは失敗に終わりましたが。
その後、ライダーは槍を持つサーヴァントと戦い始めましたわ。
わたしが死んだらあなただって現界できないのわかってて楯にするつもり?
負けてもいいから時間くらい稼ぎなさいよ。
[どちらを前にするかで騒いでいたところ
男がこちらに気付いたようだった。]
え? ……って、酒?
……。
ごめんなさい。わたしはお酒はちょっと。
リチャード、敵意ないみたいだから。
いっしょに飲んであげたら。
そう、ですか。
[マスターを殺害しようとした、と言うシャルロットに目を伏せる]
ライダーが槍を持つものと戦い始めた、と言うことは、相手はランサーでしょう。
どちらかが散るか、それとも引き分けて双方撤退か。わかりませんが、このままここで立っていても仕方がありません。
マリア、せめて戦いがどうなったのか見届けなくてはいけません。
貴方がいれば心強い。傍までとは言いません、戦いが見える位置まで行きましょう。
やや酒は皆で飲んだ方が楽しかろう。
[宗冬はそう言うと女性を手押し車に放り投げた。]
貴女は私の友人のマスターであらせられるかな。
[露葉の後ろから様子を伺う。
確かに、敵意はない…ように見えるが、正直分からない。
刀を抜いたかと思うと、すぐに収めてしまったようだ。]
酒って…。
いや、酒は嫌いではないけど。
その逃げ方はどうなんだい。
君も来いよ。
もう店は閉めてきたんだろう?
いざ逃げるとなれば、君も連れて逃げられる方がいいし…。
[またぐだぐだと言い争う。]
承知しましたわ。
では、こちらへ……先ほどまで私が、戦いを見ていた場所があります。
[そのままソフィーを、戦闘が行われている噴水から丁度死角となる場所へ連れていく。]
ここならば、安全ですわ。
マスターは私が護ります。
[ソフィーの横に佇んで、2騎のサーヴァントの戦いを*見ていた*]
[相手はサーヴァントだから多少おかしいところはあるのかもしれない。
そうは思っても見た目はどう考えても変質者でしかなく、
さすがに露葉でも背につめたい汗が伝う。]
っきゃ。
[リチャードの腕をがっしり掴んだままだったのに
手押し車に乗せられてしまう。
どうにか降りたいのだが変にはまってしまったらしく
もがいても抜けられない。]
ゆ、友人?
って、これ?
[もがきながらリチャードを指差した。]
[と、露葉が手押し車の中に放り込まれる。
あっという間の出来事。
身構える間もない。
神業。
そんな言葉が、頭の中を駆け巡る。
この男と互角以上に戦ったのだから、やはり「彼」は凄い。
…が、露葉が逃げるなよとばかりにがっしと握っていた自分の腕を離さなかったため、自分も引っ張られることになった。]
おぉっ!?
[そのまま、引きずられていく]
彼とは一緒に血を流した仲でござる。
お、名乗り忘れておりましたな。私は柳生宗冬。柳生新陰流の当主などをやっておりもうした。
[激突する二種の力。
大気震え、眩い光が視界を奪った。
視力が戻ってくると、そこは普段の噴水広場。空はいつの間にか、菫と紺色に染まっていた。]
[倒れた二者。先に動きがあったのは、ランサーの方だった。立ち上がるまではふらふらとしていたが、相手も立ち上がろうとしているのに気づくと、その動きは素早かった。]
[シャルロットに連れられて行った場所で、前方に見える戦いを見る]
J'agrandis la vue.
[わずかに唱えると、自身にだけ前方の様子が、双眼鏡で見たように拡大される]
……白い甲冑……に白馬、そして少年。
[声が聞こえないため、正体はわからなかったが、その容姿には心当たりがあった。だが、それでは少年ではなく少女になる]
おいおい。
「これ」って言い方はないだろう、「これ」って言い方は。
[一応、露葉に文句をつけておく。
そして、宗冬の方を向く。]
あ、あのさ。
その、君と戦ったの、実は僕じゃないんだよ。
僕の中にもう一人いてさ、そいつなんだ。
いや、血を流したのは、確かに僕でもあるわけだけど…。
[…なんと言うか、こういう状況だと随分説明しづらいんだな、僕と「彼」の関係ってのは、実は…。
…。
なんか、周囲の視線が痛い気がする。
気のせいではないだろう。
すごく見られている。]
[―――ぐりゅ]
[ジャンヌの傍に突き刺さっていた槍を引き抜き、皹が入っていた白銀の鎧を砕き、心臓を――霊核を貫いた。]
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